ウザい、キモイも好きになる「高飛車、わがまま編」 | 婚活セミナー・おたすけゾウさん、恋、来い、濃~い!

婚活セミナー・おたすけゾウさん、恋、来い、濃~い!

結婚、恋愛、の仕方教えます!
毎日、おたすけゾウ・姐さんの背中に乗ってくる子羊さんたちの記録

みなさん、こんにちは!


向井より、西島より、ホントはダルビッシュの交際宣言に


なぜかしらショックを受けてる姐さんです。





ウザ・キモ


長いよ~


だって、はしょって書けないんだもん。


今日は「高飛車、わがまま編」




お見合いではそうないであろう、お断りした相手が諦めきれずもう一度交際をする事になった、KとH君。


Kにとったら、気持ちの整理をしてお断りをしたわけだ。


だからこの時点で、二人の立場が逆転しており、Kは「会ってあげてる」という感覚であった。


K「気持ちが上がりませんが・・・。気に入ってくれてる人が頑張ってくれてるなら少しは私も嬉しい気持ちになるんじゃないかと思ったんですが、まったくですよ」


わ「まあまあ、こんなことそうないんだしさ、幸せな事じゃないか~」となだめる日々。



K「昨日、彼の車でデートしてたんですが、彼がね『後ろに荷物を置いたら?』というから私は『あ、いいねん』とそのまま重たくもないし膝の上にカバンを置いてたんです。そしたらまた10分後に『鞄、後ろに置いていいんだよ』って言ってくるんですよ。わたしね、カッチーンときちゃったんです。しつこいって言っちゃいました。もうウザいでしょ~」


わ「はあ?何がウザいのかわからん。荷物が膝の上にあるのが重たそうに見えたんやろ。それをなんで数回聞いたらしつこいねん。あんたも後ろに置いたらいいやん。あんたもしつこい。カッチーンてなんじゃそら」


このようにKはどうでもいい事で文句を言うようになってきた。


わ「彼が頑張ってるのはわかってるよね。」


K「はい、重々わかってます。メールも苦手と言ってたけど毎日メールしてきます。デートも予定を立ててきっちりです。車も持ってないけど、デートに必要であれば用意してくれます。」


わ「じゃあ、何に不満やねん」


K「なんか・・・キモイ・・・」


わ「なっにぃーーーーーヽ(`Д´)ノ」


K「う、嘘です、ウソです。嘘じゃないです・・・


わ「そのうち気づくから。いっぱいお見合いも入れなさい。交際もしなさい。彼の気持ちのありがたみを知るから」


K「は・・・・い」


で、Kのお見合いマラソンが始まり、最高は7人だったか?(人数は定かじゃないが)同時交際しだした。


毎週、毎週、お見合いと交際中の人とのデートに週末は大忙し。


友達との約束よりも、婚活を優先することにした。


週末だけじゃ足らないから、シフト制勤務の男性にはKが有給を取り平日の昼間にデートをした。



婚活歴長いKは相手からお断りを受ける事がない。


だから基本交際相手やお見合い相手には「上から」なんだけど、H君ができてからは拍車がかかってきたようだったな(  ̄っ ̄)


まあ、いいけどね。



で、H君とのデートでは、串カツの食べる本数が合わないだけで、得意の「カッチーン」ですぐにふくれて怒り、帰りまでプンプン顔をしてデートを終わらしたりしてた。


K「なんでわかってくれないんでしょうか。女とあまり付き合ったことがないんでしょうか。ウザい」


わ「あんたも男知らんやんけ。で、同じ人間じゃないんだから『何故わかってくれないんだ?』てのはダメ。不満があるなら言葉で説明しろ。てかあんたの怒るポイントもわからんし。でもいい奴なんでしょ?」


K「めちゃくちゃいい人です。でも彼もおかしいのですよ、ホント。ずれてるんです。ケチだし。どうにかしてほしい。」


わ「わかった。わしの名刺を渡してておくれ。アンタの件でどうにもならんのならばわしに連絡をしてこいとな」


K「あ、はい。わかりました」


で、名刺を渡したらしいが、一向に連絡は来なかった。



そうこうしてるうちに、お見合いマラソンもしてるし、交際もたくさんしてるKの心がつぶれた。


「私はなぜ結婚できないのですか~、もう一生結婚なんか、結婚なんか・・・」と大阪梅田のど真ん中、グランヴィア大阪の斜め前の柱の陰で号泣。


「どんだけ会っても、誰と会っても好きになれない~」


もう気持ちがパンクしてしまい、涙が止まらない。


今までお茶してて、さて帰るぞ!な時に????茶店で泣いてや・・・と思う間もないくらい大粒の涙。



わし「そらしゃーない。結婚するのは簡単や。誰でもいいわけじゃないから苦労してるんでしょ?すごく思ってくれる人がいるのに好きにならないのは自分やん。泣いてどうするの?もう一度、なぜ結婚したいか考えよ。カッコいいスマートな振舞いができる、高スペックな男がそれでもいいのか、今のその寂しい気持ちを支えてくれる人が欲しいのか。よーく考えよ。」


K「ふぁい・・・・」



どんなに交際人数を増やしても、Kの心を満たしてくれる人はいない。


H君の気持ちも届いてない。


う~ん。


と思ってる矢先にH君からわしに電話がきたのでした。




つづく