運命の人③ | 婚活セミナー・おたすけゾウさん、恋、来い、濃~い!

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結婚、恋愛、の仕方教えます!
毎日、おたすけゾウ・姐さんの背中に乗ってくる子羊さんたちの記録

会社の同僚といざヨーロッパ!


海外旅行は、いやと言うほどいってるが、ヨーロッパは初めて。


格安旅行のパックだから、ベタなパリ・ローマ・ロンドン。


16人くらいのツアーだし、あんまし緊張感もなくいつものごとく


ハイテンション!



パリのドゴール空港に着いた頃には、機内で呑みたおした


酒でハイハイ・ハイテンション。


で、やらかした。



一番最初の出口から出なきゃいけないのに、くっちゃべって見逃した。


前を歩いてる日本人らしき人の山がいるので、なんか安心してたのか?


乗ってはいけない、空港内のバスに乗り、降り立ったところで気がついた。


おちつけ、わし!


この日本人らしき団体の添乗員に聞いてみよう!


「すみません、出口が・・・・」え?


日本語が・・・・Σ(゚д゚;)


韓国人様ご一行だ~((>д<))



途方にくれる・・・


迷子になった・・・・


きっと、出口でまってる添乗員さんも焦ってるだろう・・


色んな人に声をかける!アジア系、空港職員。


みんなフランス語????わし、まったくしゃべられねえんだよ!


じゃあ、英語なら、「えくすきゅーずみぃ」と声をかける。


・・・・・・・


通じねえあせる


書いてる看板も読めない・・・




わしらについて来てしまった、4人の女子とわしら二人。


途方にくれる、


いや、なんとかなる。


どんなときも何とかしてきた!ただの迷子や、それに空港内やし安全?や。


でも、ひとり、ふたりと泣き出した!!!


そりて、連れのクミちゃんまで!!!


みんなをなだめて、あわてフタメイテると



マジで~???と、ステキな声が


えっ?えっ?日本人?てか、この声はΣ(・ω・ノ)ノ!


(みなさんのお察しのとおり)


リョウさんや~!!!!



さわったことのない、ステキな身体にシガミつくわし。


それをどうにか解こうともがくリョウさん。


「姐ちゃん、離して。く、苦しいよ」


「ここで離してたまるもんか!いい臭いでしゅ~ラブラブ


と、和むわしを振りほどき、聞いてきた。


「何してるの?みんな泣いてるよ。・・・迷子?」


6人一斉にうなずく。


「何処に行くの?」


「出たいんです空港を。添乗員さんのもとに行きたいの」


で、旅のしおりをみせた。


で、なんなく添乗員さんのところまで送ってもらいました。


落ち着いて余裕が出来たので、聞いてみた。


「リョウさん、なんでここにいたんですか?」


「ん?仕事だよ。ロンドン支社勤務なんだよ。


パリで仕事があって、いまからスペインに行くところだったんだ。」


「すべてにおいてカッコいいでしゅ。。スペインまでついていきましょうか?」


「いや、結構です」


「なんだ、ケチ!でも、本当にありがとうございます。助かりました」


「ケチって・・・でも俺達、繋がってるのかな?」


「え?」


「運命かもよ。」


「うううう、運命ですとも~!!!」


「ははは、うそうそ、じゃあいくわ!」


「あ・・・」


うそうそか・・・でも、まあいいや今回はドサクサにまぎれて抱きついてやったしニコニコ





で、初めはつまずいたが、あとの8日間は楽しく過ごせました。


そして最終日ロンドンの町を散策。


カフェで置き引きにあうわ、カバンは切られてるし、


「なんか散々だね~ホテルでまったりする?」とホテルに帰ってみると・・・


ロビーになんだか日本人らしき男が・・・そして近づいてくる・・・





リョウさんや~!!!!


って、違うやん(  ̄っ ̄)


「△△さんやん∑(゚Д゚)、え~、△サンもロンドン勤務?」


「俺は短期ね。来ても一週間や。あ、これリョウから」


あ、旅のしおり・・・それで、ここがわかったんだ。


「持って帰ったんだって。謝ってたよ。」


「こんなもん、いらんのに。もう今日の晩かえるわい!」


「でも、いいもんはさんであるかもよ~」


「え!!!マジで???」


うきゃー、け・携帯の番号だ!!!!


「こっちのだからかけ方とかも書いてあるから、また何かあったら


かけておいでってさ。迷子のときとかね」


あ、そうゆうこと。


「でも、お前らよくあうな~。なんかあるのかな~」


「あるのだよ~、きっと赤い糸で結ばれてんじゃないっすかね~


で、△△さん飯おごって!」


と、わしの楽しい珍道中は幕を閉じ、


いつもの合コンばっかりの現実に戻っていくのだった。






それから二年以上たったかな、わしが仕事で東京にいたころ。


ちょうど、婚活セミナーの講師としてスカウトされたと同時期。


毎日のように、繁華街で呑みあさってさ。


で、その日もいつものごとくちゃん主催の合コンへGO!



ところが、なんと交差点で信号待ちの目の前で、ありえない事故勃発!


え?すんごい事故やで!


タクシー同士がフェンダーミラーをかすった、かすらんのしょぼすぎて


ある意味すんげー事故。


笑いをこらえてると、そのタクシーから降りてきたのが・・・



り、リョウさん!!!!



なんで、東京に?日本に?


「ええええ、姐ちゃん?????すっげーなこの偶然」


あんた、今きづいたのか?


「もう観念したらどうでしゅ?この運命を・・・」


そうだね、じゃあ今から飯いく?


「行く行く!行くにきまってます!って、今度は誰と一緒っすか?


△△さんは飽きた( ̄^ ̄)、××さんでもいるのかい?


あ、またワキを固める美人はどんな系?デルモくらいお連れですかい?」


「え?二人でだよ。ダメだった?」


ゲ~∑ヾ( ̄0 ̄;ノ


「マジですか?わし今日のおパンツは自信ないんでゲス!」


「全然、心配ないよ、脱がさないから」


「ちぇっ!(-""-;)おもんないな」


てな会話してたら、合コンメンバーが横でいる。


あ、忘れてた・・・今日はコンパだ・・・・


「いいよ、いっておいでよ。噂のリョウさん、行かなくてどうする!」


きゃ~、さすがの江戸っ子下町娘。話がわかる男前!


もちろん、お言葉に甘えさせていただきました。




そして、至福のひと時


初めてあったあの日から10年。


二人で時を過ごしたことはなく、いやに緊張してしまう。


わしが・・このわしが・・・


「いつもの、ノリがないね。おなかイタイ?」


「いいえ、緊張いたしておりましゅ。吉川晃司よりもカッコいいでしゅ。」


なんていいながら時間は流れていった。


すんげー呑んだ、呑んだ・・でも酔わない。


緊張か?それとも酒に強いのか?酔ったフリをするのがもったいない。


リョウさん、また3日後にロンドンに行っちゃう。


今度こそ、二度と会えないんじゃないか?


どうする?わし・・・・


「遠距離恋愛って、きついな・・・出来る?」


「ん?わし遠距離は無理っス。でもリョウさんならできまっせ!へへ」


「じゃあ、しようか?」


「ん?なにを?」


「遠恋」


「誰と?」


「俺と」


「誰が?」


「姐ちゃんが」



・・・・・・



ぎゃー((>д<))







まさかの・・・・



つづく














って、今回は書き上げるよ。


うるさいから。









「な、なに言ってるんでしゅか?冗談にも程がありましゅ・・・(@_@)」


「真剣だよ」


「だ・ダメでしゅ、わしは身の程知らずじゃないんでしゅ。


そ、それにリョウさんの前でハダカにはなれましぇん」


「決めた、付き合おう!」


「ぎゃー!!!!ラブラブ


と言うことで、10年かけて憧れの人と付き合うことになったの。




リョウさんは程なくして、ロンドンに戻りました。


二ヶ月に一回は帰ってきてくれる。


でも、2ケ月帰って来ない。合コンも行き放題。


遠恋って、ステキや~ん(島田 紳助 風)




ってそこから3年色々ありました。


やはり、付き合ってた女がいたようで(わしもいたが)


電話での別れ話に、納得がいかず、興信所をつかったのか


わしを探しだしてきた。


そのオンナに髪の毛を引っ張られ泣きつかれたり。


リョウさんの親御さんに猛反対くらったり。


それでも「わしらは繋がってるから・・・」と変な安心感をもってた。




時は流れ


もうわしも大阪に帰っており、もうすぐ32才になろうとしてた。


「親の説得もあるし、明日かえるね」と。


いつものごとく関空までお迎えに行った。


すると、ロンドン発の飛行機が飛んでない。


なんかあっちであったんだね。


携帯がまだ海外に今ほどかけれないころなんで、4時間ほど関空にいたけど


なんか情報もないし、帰ろうか・・・・と動いたときに


電話がなった。


「姐さん、急なんだけど今からコンパにきて!人数がたりねえの」


予定もないし、一発OKでコンパ先に向う。


で、出会ってしまったのだ・・・・






まさしにΣ(゚д゚;)



そこから一年、リョウさんに会えず。


待ち合わせをしてるのに、わしが携帯を家に忘れて会えず。


東京まで会いに行ったのに、仕事でロンドンにトンボかえり。


わしの会社まで来てくれてるのに、


商談が長引きリョウさんタイムリミットで帰る。


電話では話せるのに、会えない。


今まで、あんなに偶然があったのに


もう全然会えなくなってきた。


なんで?なんで?と思ってると


遠くのハンサムより近くのチビ


まさしとすんげー近くなる。


なんの力が働いてるの?


極めつけに、リョウさんの親御さんに呼び出され


ドン!と、ドラマのごとく札束わたされ「別れてください」と。


その帰り、リョウさんに泣く泣く電話。


「もう、別れます」と。


家までいくと、もうつりあわないのを見せ付けられた。


豪邸すぎ。


ドラマならお金は貰わないだろうけど、わしもらったよ。


お金を貰うことで、自分がもう戻れない状況をつくった。


友達呼んでその日に全部使い切った。


わしの運命の人との恋は終わりました。





そして、月日が流れてまさしと結婚。


結婚式当日、ひな壇から客席を見てると、新郎側・新婦側で何やら


交わって話をしている人たち。


なんだ?わし、こんな見世物状態でビールも飲めないし!


誰か酒でも注ぎにこんかい!


と思ってると、ちょろちょろと、酒を注ぎにきた男ちゃん。


何やら偶然にも知り合いだったらしい。


で、聞いてみるとなんと、ヨーロッパ旅行に行くときに


「紹介したい人がいるんだけど・・・」と言ったのがちゃん。


そしてそのときに紹介し合おうといってたのが、いま酒を注ぎにきた


そう、紹介してくれる予定者はこのまさしだったのだ。



ま、少々の偶然なんて驚かないよ。


すると、次はちゃんが酔っ払いながら


「あんた、すげーよ。六本木交差点の可愛い事故んときの合コンに


この人おったで」まさしを指差す。


え?まじでか?



なんかキモイな・・・・


でも、確認のため。コンパニオン時代の友人ちゃんに聞いてみた。


「花博時代に大学生コンパに誘ってきたやん。それって◎◎大学?」


「う~ん、わからんわ。覚えてない。はるか昔すぎや」


そやな、そんな偶然はないよね。


「でもな、新郎は見たことあるでコンパで。あんときかな~」


マジで?




他の、ちゃんちゃんには確認してない。


もし、この二人までまさしを紹介する気だったなら、キモすぎるので


確認できなかったのだ。



わしの運命の人って・・・


そう、リョウさんじゃなく、


まさしだったみたい・・・(´□`。)




神様のいたずらか、戯れか。


まさしと会う予定のはずが、リョウさんを使って会わせない。


そして時期を見計らったかのように、まさしに会わせ


リョウさんには二度と会わせない。




でも、ホントにおもう。


若いときに、まさしに出会ってると、きっと・いや絶対に続かない。


あのタイミングで会ったからこそ、結婚までいったようにも思う。


出会いと言うものはそういうものなのだな。





わしが、今回こんなに長い、ウザイ文を書いたのは、


アラフォー・アラサー婚活女子、男子に言いたいから。


出会いは若いと多いかもしれない。


でも、年を重ねた今だからこその、出会いがあるの。


今まで、悲しい別れを経験した人も、まったく出会えてない人も


あなたたちの出会いは、


今後出会うのがベストな出会なのかもしれんということ。


神様がそうしてわざと、悲しい出会いを作ったのかもしれない。


年をとったから、選べないし選んでくれないじゃなく


この状況で出会える、出会えた人を大切にできるようになる年齢まで


またされてるのかもしれない。


ネガティブにならず、前向きに、一つ一つの出会いを大切にしてほしい。


必ず、見つかるから!




あなたの運命の人が!














ふ~、しんど。


もう絶対に自己エピソードは書かんとこ。ショック!