いままで説明してきた作業見積もりの例をアップしました。

ぬるい部分があるとは思いますが、まあ例なので許してください。

大手ベンダーならもっとガチっとしたドキュメントを作成すると思うのですが。


大切なのは以下がイメージできるかどうかです

 ・ゴールまでのステップをタスクとして挙げる

 ・成果物を定義する

 ・タスク一つ一つの工数を見積もる


内容としては、

準備して、設計して、実装して、テストというお決まりの流れです。

運用に備えて手順書を作成しているのが特徴的かもしれません。

今回は移行ではなく、新規リリースと言う事で移行に工数は取っていません。


尚、システムの開発~リリースという大きな流れから言えば、一部分に相当します。

私の担当はインフラ部分と言う事です。


インフラ系の環境の設計・構築作業はこじんまりとしていて、

開発系ほどヘビーでもなく、且つ仕様変更ラッシュとか

ウザイ事が少ないので非常に楽しく、個人的には気に入っています。

(年齢的に手を動かす事が許されなくなってきているのが残念ですが…。)


今日のアクション:

「タスク挙げと工数見積もりをイメージする」



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システムやっていない人にとっては呪文にしか見えないか…。


とりあえず、本流に戻るとしてタスク挙げを行います。


開発案件というのは手順の相場が決まっていて、
以下の要素を考慮すればほぼ漏れがなくなります。


 ・準備
 ・設計
 ・開発
 ・実装
 ・テスト設計
 ・テスト(ユーザテスト)
 ・移行・リリース
 ・ドキュメント整備


これをベースにタスクの漏れや、特殊作業が無いかを
見直したりします。


後は挙げたタスクをざっと見直してみましょう。
スタートからゴールにつながっているでしょうか?
途中の階段が抜けたりしていないでしょうか?


次に階段一段一段を上る時間を考えます。
これが工数見積です。
正直、何年経ってもこの練習をしてこなかったため、
作業見積が出来ない人が居たりします。


これは本当に訓練ですから、自信が無いのであれば、
今日から初めて、実績値を取って経験値を増やすしかないです。


自分がかかると思う時間の3倍は時間をとりましょう。
準備、作業、レビュー、フィードバックなんてしていると、
すぐに3倍の時間が過ぎます。


正直世間相場的な見積と、自分の実力的な見積の2つは
把握しておいた方が良いです。


可能であれば自分の実力にあった見積を作成する事をお勧めします。
でないと、どうしても無理が出ますから。

最後に、自分なりに仕上がったら、第三者の目である、
上司や先輩にレビューしてもらいましょう。


 ・スタートからゴールの道順はOKか?
 ・抜けているタスクは無いか?
 ・見積の根拠は説得力のあるものか?


以上のような切り口で見積を見てもらいましょう。
意見は部分的に取り入れたりすれば、貴方の仕事に他人の
ノウハウが活きてきます。

上司や先輩を上手く使うとはこういう事を言います。


本日のアクション:
「タスク挙げと作業見積の練習をし、上司・先輩を上手く使う」


事前調査にぬるかったようで、作業全体に戻りが発生しました(笑)

まあ、不確定要素も含んでましたから識者のレビューで
不安要素が減ったと考えれば儲けです。

こんなのが作業開始してから出ると泣けますからね。本当に。


今日の関係者会議で判明したのですが、
今回のシステムリリースでは


「利用している技術要素のバージョンアップ」


を含んでいるとの事でした。
(いわゆる、『聞いてないよ~』という話です。)


サーバの1台はメッセージ・キューイングという機構を
使っているのですが、メジャーバージョンをアップさせるという事で、
新しいサーバを立てるのですが、他の稼働中のシステムも
こちらの新しいバージョンの機構を利用すると。

システムリリース時には足並みそろえて切り替えたいと。


事前検証や、移行スケジュール等もまだ検討されていない
という事で、追加作業が必要という事になりました。
2月末までに環境をという所もちょっとずれてきそうです。


まだ全体スケジュールやコストは調整中という事で、
漏れは吸収できそうです。素晴らしい。
リスクは早めに発見する必要があります。
今日の打合せは非常に助かりました。


今回はWebsphereとMQというIBM製の商品を利用するのですが、
ここらのノウハウを私は持っていない(違う部署が持っている)。
今から経験を積ませてもらうという事で、リスクが見えていなかった
という感じです。監視やログローテーションに関しても、
過去のスクリプト等が使えるか怪しいらしく、
見積ももう少し見直す必要が有りそうです。


ともかく、今回は早めの関係者レビューが効きました。
とてもラッキーでした。


今日のアクション:
「リスクは早めに表面化して、対策を打つ」