まほろ駅前狂騒曲【映画レビュー】~前作のブログ読み返したら今回書こうと思ったことが書いてあった。 | おたるつ

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モノホンのおたくにジャンルは関係ねえはずだ!
ってわけで、おたくのるつぼ。略しておたるつ

前作もドラマもあんまりおもしろくなかったけど、今回さらにつまんなかった。
なぜ見に行くのかって、そりゃ、私は多田と行天が好きで、2人に会いたいんです。

と、レビューに入る前にコメントを1件ご紹介したいと思います。
りょー。さんからカスタマイZのライブレビュー記事にいただいたコメントです。

私もその日、参戦しました^^よければ連番したいぐらいです!!
名古屋は参戦してるので、よかったら笑
カスタマイZと超特急とDISH//の現場にも参戦してます^^
仲良くしていただけるとうれしいです(*゚▽゚)ノ
それと特典会のツーショ遠くないですか?私、もうちょっと近かったのですが...
それでわばいちゃヾ(ω` )/
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コメント欄で返信させていただきましたが、現地でお会いできるの大歓迎です。
りょー。さんに限らず、ヲタ友として交流してくださる方はぜひぜひtwitterでフォローして
いただけると……って、ブログからtwitterにはプロフィールに書いてありますが、改めて。
96da46で検索していただければと思います。
その際、リプで一言声かけていただければフォロバしますし、無言フォローもどうぞどうぞ。
ブログの更新もツイートされるようになってますです。

あと度々書いてますが、接触にあまり興味がないので、基本的に行きません。
優先に入るのにCD購入が必要で、ついでに接触できるとか、欲しいもの買ってついでに
接触できる時のみで、接触のみにお金払うことありません。

2Sの距離が遠いとのことですが、そういうわけでライブで汗ビショになった体で
近づきたいとも特に思わないので、こんな感じになってます。
それでもカンパニー松尾監督(AV監督)よりは近くに寄れてます。

  


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まほろ駅前狂騒曲
監督:大森立嗣、原作三浦しをん、脚本:大森立嗣/黒住光、音楽:岸田繁
出演:瑛太、松田龍平、高良健吾、真木よう子、本上まなみ 他
2014年 日本 124分

◆ストーリー◆
まほろ市にある便利屋にはワケありのバツイチの男2人が働いている。
その1人である行天の遺伝子上の娘・はるを預かることになり、
新興宗教団体やバスジャックに巻き込まれながら
多田と行天とその周りの不器用な親子たちが、その関係に向き合っていく。


三浦しをんの小説「まほろ駅前多田便利軒」の続編である同名小説を映画化。
第1作は2011年に公開され、2013年には同じ区同名小説の続編である
「まほろ駅前番外地」が深夜ドラマとして放送。
今作が3作目の映像化となった。
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私と「まほろ」の立ち位置を説明しておくと、原作小説が好きで前作も劇場鑑賞しています。
ただ、大根仁監督が手がけたドラマは、かなりコメディチックで好きになれず、
早々と脱落してしまいました。こちらも原作小説は好きです。
今回の「狂騒曲」は、まだ文庫化されていないのもあって未読のまま見に行きました。

で、見てみて思ったのは、
これクライマックスいつ来るんだよ……なげえ……
だいぶ薄味だな……ていうか、この人誰……???
 

改めて前作のレビュー記事を読み返すと、同じようなことが書いてありました。
まあ監督はじめ、製作陣ほぼ一緒なのでそうなるんでしょうけども。

前述のとおり、私はドラマ脱落してしまったので柏木さんって人知らないんですよ。
それにしてもドラマ放送は2013年の1月ですから、だいぶ期間も開いています。
もう少し、ご新規さんでも想像で補えるくらいには、説明やハイライト入れてくれても
よかったんじゃないでしょうかね。


「俺の知らない人がいっぱい出てるんだよね~」 「ふ~ん」


話が転がり出すのが遅い問題は、まあこうゆう監督なんだろうと納得することにして
大して伏線張ってないのにブチ込んできたなーっていう部分も、
もしかしたら私がドラマ見てないせいかもしれないし、
前作見て忘れてる部分かもしれないし、まあまあ、まあいいでしょう。

しかし、いやーそうはならんだろーという部分がオンパレードの脚本でした。
特にバスジャックに入ってからは、1つ1つが全部「いや、そうはならんでしょ」と。

子供が安全装置外して、弾みで発砲できるか? とか。
病院行けって言ってたのになんで駅についたの? とか。
そもそもあの老人たちがバスジャックするか? とか。
腹から血ぃ出してる行天を放置する警察とか。
そもそも多田がはるの子守を引き受けた理由に説得力がないとか。
そもそもはるの母親がはるを預ける理由に説得力がないとか。

去年も確か「ガッチャマン」でこうゆうゲームやりましたよね。
ツッコんだら負けっていうゲーム。

「なんでやねん!」 「あ、ツッコんだ? 今ツッコんだよね?」

予告とかコピーでテーマはもうそのものズバリ言っちゃってるんですけど
歪んだかたちの親子関係を見直して、やり直せるよっていう話じゃないですか。
なのに、はる親子を除いて、親子が両方出てくる組み合わせっていないんですよ。

ああ、いたいた、大森監督のお父さん麿赤兒だし、弟は大森南朋だから親子いたわ……
って、ちがーう! そっちじゃなーい!!

私は由良くんのお母さんにはせめて登場してほしかったですね。
いつのまにか新興宗教的なものにハマってしまっているという由良ママ。
小林と行天にも同じような境遇の母がいたわけだし、小林に関しては今も似たようなことを
やっているんだけど、結局当時の新興宗教の犠牲者である信者の子供たちが
大人になった時の居場所でもあるわけじゃないですか。

そうやって小林なり行天なりが、失ってしまった親子の関係を失う前に由良親子が
取り戻す、そんなシーンがあってもよかったのに、と思いました。

とはいえ、やはり瑛太演じる多田と松田龍平演じる行天は見ているだけで幸福。
空気感といい、距離感といい、とても好きです。
しかし、それに関しても前作にはスカッとするシーンがあったのに対して
今回はちょっとイチャついたかなー程度。

なんだか残念なコンテンツと化しているのが、いちファンとしてなんだかなあ。

■前作の記事 まほろ駅前多田便利軒【映画レビュー】

■2014 RECORD■ 
ライブ……34  舞台……19  映画……38 LV……3 その他……1

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