近くまで行ったら必ず寄るカレー店さんがあります。
JRと私鉄の間を数分歩く、決してにぎやかとはいえない商店街。
中はカウンター席しかなく6人も座ればいっぱいになります。
カレーの種類はお母さんカレー。
トッピングからオムレツカレーまで種類は豊富。
アラサーと思わしきの女性が1人で切り盛りしています。
私はそこのお姉さんが大好きなんですね。
小さい店だと常連さんと仲良くって一見さんはちょっと疎外感。
なんてことよくありますよね。
このお姉さんは、いくら私が通いつめようと
一言も雑談はいたしません。
他のお客さんに対してもそうなんです。
まぁほとんどのお客さんが1人で来ているってのもありますが。
この静けさ、超癒される!!
なんとなくお姉さんはみんなのものだという
客同士の謎の連帯感を感じているのは私だけですか・・・?
木のドアを開けると、カランとベルが鳴って
お姉さんがアルトな声で「いらっしゃいませ」と言ってニコっとしてくれます。
次は会計の時まで一言もしゃべりません!!
中辛か辛口か言わない場合は聞いてくれます。
美人っていうわけではないんですが、少しふっくらした色白で
長い黒髪を一つにまとめたエプロン姿。
細い目と優しげな口元に、超癒される!!
ちょっと不幸な感じがたまりません。
明日の仕込みも終えて、さて帰ろうかという深夜、
昔の男がずぶ濡れで店に駆け込んでくる。
お姉さん「・・・・!あんた!どうして・・・!」
男「悪ぃ・・・」
お姉さん「もう足洗うって言ったじゃない!!」
みたいなやり取りが似合うカレー店さんです。
カレー店でどんな妄想膨らましてんだって話ですよ。
でもきっとお姉さんにはツライ過去があっての笑顔なんです。
それゆえの癒しオーラに違いないんですよ。
ああ、カレーがうまい。

