セイジ 陸の魚【映画レビュー】 | おたるつ

おたるつ

モノホンのおたくにジャンルは関係ねえはずだ!
ってわけで、おたくのるつぼ。略しておたるつ

今年14本目

【セイジ 陸の魚】

伊勢谷友介 108分
おたるつ

就職を控えて自転車の一人旅に出た大学生が

山合いのドライブインの店主・セイジと出会い、

そこで働きながらセイジが抱える暗闇を垣間見る。

誰も救うことができない深い悲しみの末に

セイジはある行動に出る。


西島秀俊が好きです。

好きな理由の6割は「大奥に出てたから」。

大好きな林徹監督のドラマによく出るから。

大好きな誉田哲也原作のドラマ【ストロベリーナイト】に出てるから。


一方、森山未來も大好きです。

【ウォーターボーイズ】はもう何回観たかわからん。

ちょっとブサイクな感じがたまらん。

そういえば【ウォーターボーイズ】と【ストロベリーナイト】同じ監督さんです。


こうやって好きと好きがクロスするともう大好きになっちゃう。

なので、例え機材のトラブルで上映が30分遅れても

後ろの子供が椅子をバンバン蹴ってきても(たまらず注意したが効果なし)

映画がおもしろくなかろーと

私は西島秀俊と森山未來が観られるだけで幸せなんすよ。


おたるつ

セイジと関わりあいながら、ちょっとずつ変化していく大学生。

この手は登場人物同士の関係性を描きまくってささりまくってってもんでしょう。


まず、スゲー謎なのが、どこかから流れてきたセイジが

ドライブインで働くようになるんだけど、周辺住民がまるで同級生のように

セイジ、セイジと慕っている。

ところが、このセイジ。無口通り越してほとんどしゃべらんし

住民と触れ合っているのもあまり描かれないので

どこから来たかわからないセイジが閉鎖的な田舎町で

どうやって皆から好かれる存在になったのか、違和感がぬぐえない。


おたるつ

あと時系列が入れ替わりすぎて、最初のほうのシーンで

東京へ行くことが決まった男がいつまでも居続ける。


常連さんの先生って人が何やってる人かわからない。

30代の男性が集っている店で一人年老いていて浮いている。

リツコとセイジが必要以上に仲いいのはどんなキッカケだ。


このへんの本当はセイジというキャラクターを人間味ある人物として

描くのに必要なエピソードだと思うんですが・・・

特にリツコとの関係。

近所の女の子っていうふうでもないし、まあ死んだ妹に重ねてたって

いうとこが欲しいにしても、リツコとの関係には独立した何かが欲しい。

でないと、セイジの罪を感じる対象が幼女なら誰でもOKになってしまうし、

ただ遊びに行くのも、セイジのキャラクターからして不思議に思ってしまう。

そうなるようになったキッカケはどこかに描かれていたんだろうか。


あと、私が寝てたからかもしれないんですけど

大学生が「フィルム燃やしちゃいました」って告白するシーン。

え?どこで燃やしたの?なんで燃やしたの?

意味ワカンナイ・・・。

寝てた?


あと連続殺人は唐突に出したね。

私はてっきちセイジが絡んでるもんだと思ったら、ただ単に

リツコをある状況へ追い込むためだけに出てきたね。


こんなに意味のわからないことがたくさんあるのに

最後の思い切った行動だけ、たった一人救うことができた・・・みたいに

20年後の大学生がリツコを見て思うのも????わかんない。


んで、リツコは20年救われて生きて来れた。としても、

そんな凄惨なシーンに遭遇してそこから去った大学生は

どんな気持ちで20年間生きてきたというのだろう・・・。

それは、セイジがした生き方とそれてしまうんではないだろうか。


おたるつ

ウーン・・・。

西島秀俊の鍛え上げられた肉体美しか思い出せないな・・・。


セットは作りこまれていて良かったです。

あとクタクタの服が体にぺとっとくっつく感じも好きだなあ。


最後に、そんな映画だし間違っても子供向けじゃないのに

なんで親子で来るかなあ・・・。

案の定子供騒ぎまくり、椅子蹴りまくり、食べ物の袋ガサガサガサガサ・・・。


最後に振り返ったら、椅子から落ちそうなほど寝てて動けない両親。

連れてこられた子供がかわいそうだった。

たぶん小学校上がってない歳だと思う。


大奥 スタンダード・エディション [DVD]

新品価格
¥299から
(2012/3/22 00:20時点)

ストロベリーナイト DVD

新品価格
¥2,926から
(2012/3/22 00:21時点)

ウォーターボーイズ DVD-BOX

新品価格
¥18,620から
(2012/3/22 00:22時点)



ペタしてね