神の棄てた裸体 イスラームの夜を歩く【読書レビュー】 | おたるつ

おたるつ

モノホンのおたくにジャンルは関係ねえはずだ!
ってわけで、おたくのるつぼ。略しておたるつ

久々の読書レビュー。

なぜこんなに読書レビューが久々になってしまったのか・・・。

それは・・・

こいつのせいだ!!

天と地の守り人〈第1部〉ロタ王国編 (新潮文庫)

新品価格
¥620から
(2011/6/24 20:25時点)

シリーズもののファンタジーはハマると楽しいので

新たな作品を発掘しようと手を出したのですが

これが・・・読み進められーん!


話は進むんだが、どこにも感情移入ができない。

これ多分、何か前作があるんじゃないかな。

じゃないと説明不足すぎて説明がつかない。

登場人物の魅力も設定もわからなかった・・・。

というわけで3分の2くらい読んだところで断念。


おかげでこの数日、ブログが深刻なネタ不足に陥ったことは言うまでもない。


さてさて以前、紹介した石井光太さんの作品で

これから読みたいものとしてリンクを貼っておいた

【神の棄てた裸体 イスラームの夜を歩く】を、あっという間に読了。

神の棄てた裸体―イスラームの夜を歩く (新潮文庫)

新品価格
¥580から
(2011/6/24 20:23時点)

新潮社文庫のノンフィクションは結構読んでます。


今回はイスラム教の地域の性について。

イスラム圏というと思い浮かぶのは真っ黒い布に身を包んだ女性たち。

性に対して保守的なイメージがありますよね。


そんな地域にも性を売って暮らさざるをえない人々はいるわけで

今回も思わず本を閉じそうになる手と

生きていく人間のパワーにぐいぐい惹きつけられる目との戦いです。


一夫多妻というと、傲慢な夫が年端もいかない少女が無理矢理妻にされて

何人もいる妻との間で苦しみ・・・っていうのを想像してしまう。


でも、貧困や戦争で極端に男性が少なくなってしまった地域にとって

結婚することによって女性の生涯に責任を持つということが

どれだけ救われることになるのか。

本書を読んで初めてわかりました。


ずぶずぶの黒い沼にいることはわかっていて、

このまま沈んでいくこともわかっていて、

それが宗教に背いて何を責められようか。

人の道とは、道徳とは。


同じ人間なんだなあと思うことは、

偽善的な感想に聞こえるのかもしれないけれど、

膣に焼いた石を入れられ、セックスのできなくなった女性が

くだかれてなくなってしまった歯のない口で行きずりの男性に

フェラチオをせがむのだけど、

どうしようもなく寂しくてやりきれない気持ちになる夜があって、

抱きしめてもらえたら嘘でも嬉しいと思うのが

私は背徳だとは思えない。


人は人の悪意に曝されるけど

それでも温もりを求めてしまうのは愚かなのか。

そうではないと、そう思える瞬間があることを願ってしまう。


【おたるつの本屋さん】

神の棄てた裸体―イスラームの夜を歩く (新潮文庫)

新品価格
¥580から
(2011/6/24 20:23時点)

▲本日ご紹介の作品。ノンフィクションですよ。

地を這う祈り

新品価格
¥1,680から
(2011/6/24 20:24時点)

▲この前紹介した写真中心の本。衝撃です。

物乞う仏陀 (文春文庫)

新品価格
¥650から
(2011/6/24 20:24時点)

▲これが石井さんの初めての本らしいです。驚き!

文庫 砂漠の女ディリー (草思社文庫)

新品価格
¥998から
(2011/6/24 20:24時点)

▲イスラム圏の性についてはこちらも以前映画で紹介した

 【デザートフラワー】でも用いられてます。

 アソコを縫ってしまうんです。そんな世界があるんです。

生きながら火に焼かれて (ヴィレッジブックス)

新品価格
¥756から
(2011/6/24 20:25時点)

▲これも衝撃的なノンフィクションです。

 同じくイスラム圏の女性が虐待されて逃げて生き延びる。

 好きな人ができただけで油をかけられ火をつけられる。


なんだかヘビーな感じになってしまいましたが・・・。

意外とマジメな本も読んでるでしょ?


ペタしてね