月のしっぽ【マンガレビュー】 | おたるつ

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頭脳はおたく!


こんばんは、しろです。





3月に刊行された10巻で


集英社文庫【月のしっぽ】が完結しました。


月のしっぽ 10 (集英社文庫 う 15-18)/上田 倫子



¥670

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作者はしろさんイチオシの上田倫子





戦国時代に落ちこぼれくのいち・うさぎが


エリート忍者・服部半蔵に嫁ぎ、恋に試練に奮闘する話。





半蔵のドS&ツンデレ具合がたまらない作品です。


上田作品は、とにかく男性キャラが女子の欲しいトコにキテル!


グーン!てキテル!!





戦国時代のポイントになる史実はしっかり取り込んでいて


織田信長の伊賀攻めは涙なしでは読めません。





明智光秀が目が見えなくなっていくエピソードがあって


薬を作るのが得意なうさぎは敵味方なく光秀のために薬を作ります。





伊賀攻めの後、うさぎから薬がもらえなくなった光秀は


だんだん目が見えなくなっていきます。


かすんでしまって見えない描写と信長への憎悪が高まっていく描写が重なって


なんともいえない切なさです。


そして、本能寺の変へ・・・。





【月のしっぽ】では織田信長は惚れる要素ナシで描かれるのに


やっぱり最期の本能寺の変ではかっこよさ爆発!





さらに最後にすっごく良いな、と思ったのが


徳川家康が「のう、天海」と初登場の僧に話しかけるシーン。


この天海は江戸幕府の宗教政策を担った人物なのですが、


実は天海=明智光秀という説があり、


物語ではまったくそれと語らず、わかる人だけわかるようなかたちで描かれます。





ここに作者の歴史への愛が感じられます。





それにしても上田先生。


【リョウ】で平安~鎌倉時代。


【月のしっぽ】で戦国時代。


【裸足でバラを踏め】で明治時代。





何か忘れちゃいませんか!!





幕末・・・幕末をやってくれ・・・!!!



月のしっぽ 1 (集英社文庫―コミック版)/上田 倫子



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