今回紹介する記事は
2024年4月11日付けの
 
「毎日新聞」の記事です。
  
【わびてほしい】



というタイトルで、
オピニオン編集部吉井理記氏が、
自民党青年局近畿ブロックのエロに集団で興じた面々には、
まさに海に飛び込まんとするペンギンにわびてほしいことについて、
紹介しています。

いつもどおり、
「4つ」の視点でこの記事を見ていきます。
 
(4つの視点についてはこちらをご覧ください)

新聞記事の紹介について

(発信者が重視するテーマに関してはこちらをご覧ください)

始めに読んでほしいブログについて


(1)内容の要約

 自民党議員と話していて、
例の「女性ダンサー懇親会」問題を起こした自民党青年局に、
シンボルマークがあることを知った。

 まさに海に飛び込まんとするペンギン、
いわゆるファーストペンギンのイラストである。

 ペンギンは群れで行動する。

群れを離れ、
最初に危険な海に身を投げるペンギンを特にこう呼ぶ。

青年局によると、
「国・地域の課題解決に向けて、
率先して取り組んでいく姿勢を表している」
のだという。

 懇親会の是非はひとまずおく。

青年局近畿ブロックの面々が、
セクシーな女性に花の下を伸ばしたことに関して、
ここでとがめるつもりはない。

ダンサーには何の非もないことは言うまでもない。

 「肌を見せた女性ダンサー」、
「露出の多い衣装の女性ダンサー」など、
その表現はさまざまだが、
端的に言えば「エロ」を売りにしたショーである。

 繰り返すが、
ダンサーに何の非もないし、
エロだって悪ではない。

 そのエロに集団で興じた人々と、
シンボルマークにまでしたファーストペンギンとの落差が、
何ともカッコ悪いというか、
物悲しいのである。

 会合にセクシーなダンサーを呼び入れたり、
口移しでチップを渡したり。

青年局近畿ブロックの人たちは、
個人では、
あるいは衆人環視の場では、
さすがにやらなかったはずだ。

 思えば1970~90年代には、
日本人のおじさんたちが徒党を組み、
タイやフィリピンといった東南アジア諸国を訪れる「買春ツアー」が、
世界的に批判された。

 次元は違うが、
内輪のサークルにおける「みんなで渡れば怖くない」という空気は、
通底していると思う。

なぜ日本のおじさんはエロにまで群れを持ち込むのか?

今後、
調べて書いてみたい。

 あの懇親会に参加した面々を見る限り、
この中から果たしてファーストペンギンは生まれるのか、
心もとない。

 とりあえず、
ペンギンにわびてほしい。


(2)なぜこの記事を切り抜いたか    

内輪サークルの「みんなで渡れば怖くない」という空気は、
自民党に蔓延していることに関して、
紹介した記事のため。


(3)自分はどう思うか?

建前
「国・地域の課題解決に向けて、
率先して取り組んでいく姿勢を表している」

本音
会合にセクシーなダンサーを呼び入れたり、
口移しでチップを渡したりする。

自民党青年局ってどういう組織と聞かれれば、
こういう組織と答えられる回答例をいただいたようだ。

ファーストペンギンになれる輩なんてきっとでてこないのだろうから、
最初に危険な海に身を投げるペンギンにわびてほしいことこの上ない。


(4)今後、どうするか?    

・吉井理記氏に関する記事をスクラップする。

・ファーストペンギンに関心を持つ。

・自民党青年~は碌でもない集まりだということを忘れない。


…今回も自分の勉強がてら、
まとめてみました。
  

吉井理記氏に関する記事は、
以前も紹介しました。

自民党という組織に関して、
垣間見える記事です。


皆さんも、
ファーストペンギンに関心を持ちましょう。

自民党青年局は、
意味を履き違えていると表現するのに、
ペンギンにとってこれほど不名誉に適した例はないのですから。