今回紹介する記事は
2024年4月4日付けの
 
「毎日新聞」の記事です。
  
【二十四条知ってるかい】


というタイトルで、
東京学芸部吉井理記氏が、
「婚姻の自由」を定めた憲法24条について、
紹介しています。

いつもどおり、
「4つ」の視点でこの記事を見ていきます。
 
(4つの視点についてはこちらをご覧ください)

  ☆新聞記事の紹介について

(発信者が重視するテーマに関してはこちらをご覧ください)

始めに読んでほしいブログについて

(1)内容の要約

 ♪なんてったってお父さん

僕はあの娘が好きなんだ



結婚ってのは両性の

合意によって決まるのさ

お父さんたら知らないの

 憲法二十四条を…

 歌手・守屋浩氏の「二十四条知ってるかい」を教えてくれたのは民族派の作家、
故鈴木邦男氏である。

 大ヒットした歌ではない。

鈴木氏自身、
ある女性に教えられた。

日本育ちのユダヤ系米国人、
ベアテ・シロタ・ゴードン氏である。

 戦後、
22歳で連合国軍総司令部(GHQ)の一員として米国から再来日し、
「婚姻の自由」を定めた憲法24条の草案を書いた。

後に日本に招かれ、
24条が歌になったことを知ったようだ。

 民族派の鈴木氏は現憲法を「米国から押しつけられた」と憎んでいた。

でもベアテ氏と会い、
考えが変わった。

生前の取材でこんなことを言っていた。

 「ただの押し付けではないと気づいたのである。

24条のような条文は米国にもない。

母国以上の憲法を作ろうというベアテ氏たちの燃えるような理想が形になった。

でも今の日本における改憲論に、
そのような理想はあるか」

 さて先月、
24条をめぐって大きな動きがあった。

札幌高裁が、
「24条は同性間の婚姻の自由も保障している」と判断し、
同性婚を認めない今の制度は「違憲」と断じた。

地裁レベルではすでに複数の違憲判決が出ているが、
ここまで踏み込んだのは初めてだ。

 ならば次は国会議員の出番である。

より多くの人を幸せにするのは政治の役目だ。

与党・自民党のセンセイ方は、
「裏金」づくりなどに励んでいる場合ではない。

 さあ、
みんなで永田町に向かって歌う時が来た。

せーの!

二十四条知ってるかい?


(2)なぜこの記事を切り抜いたか    

日本国憲法24条に関して、
紹介した記事のため。


(3)自分はどう思うか?

日本国憲法第24条 家族生活における個人の尊厳と両性の平等

①両性の合意のみ
 夫婦が同等の権利を有する

②個人の尊厳
 両性の本質的平等

札幌高裁が、
「24条は同性間の婚姻の自由も保障している」と判断し、
同性婚を認めない今の制度は「違憲」と断じた。

社会はここまで変化している。

邪魔をするのは自称「保守」という名の奇形「保守」一派。

反対する輩は、
落選運動で国会議員のセンセイから、
ただの人にする必要がある。


(4)今後、どうするか?    

・吉井理記氏に関する記事をスクラップする。

・憲法24条に関心を持つ。

・憲法24条の歴史を追う。


…今回も自分の勉強がてら、
まとめてみました。
  

吉井理記氏に関する記事は、
以前も紹介しました。

憲法24条の歌や、
草案の歴史はこの記事で知りました。


皆さんも、
憲法24条に関心を持ちましょう。

司法すら認めている同性婚の流れ、
頑なに認めようとしないセンセイと呼ばれる議員には、
ご退場いただくしかないのですから。