今回紹介する記事は
2023年10月12日付けの
 
「北海道新聞」の記事です。
  
【休肝日 休めない臓器 負担減らして】


というタイトルで、
札医大医学部教授當瀬規嗣氏が、
飲酒をしない日はできれば週2日以上が望ましいことについて、
紹介しています。

いつもどおり、
「4つ」の視点でこの記事を見ていきます。
 
(4つの視点についてはこちらをご覧ください)

新聞記事の紹介について

(発信者が重視するテーマに関してはこちらをご覧ください)

始めに読んでほしいブログについて


(1)内容の要約

 飲酒は肝臓に負担をかける。

だから、
肝臓に休息を与えるために飲酒をしない日を定期的に持とうと言われる。

そこで、
休肝日という言葉が一般的になった。

 「飲酒をすると肝臓に負担をかける」というのは、
元雄と体に害があるアルコールが肝臓で分解され、
無毒化されるためである。

たくさんお酒を飲めば、
それだけ肝臓はアルコールの分解に追われるので、
肝臓に負担がかかるのである。

実際に、
長期の飲酒習慣が肝臓に障害を引き起こし、
肝硬変や肝がんの原因になることが分かっている。

 では、
休肝日に本当に肝臓は急速が取れるのだろうか?

実はそんなことはない。

肝臓には体にとって極めて重要な役割がたくさんある。

栄養を貯留し必要に応じて体に再配分する、
アルコール以外の有害物質や薬物を解毒する、
血液中のたんぱく質を合成する、
古くなった赤血球を分解処理する―等々である。

 これらの役割を日々こなしているので、
生きている限り肝臓が休むという場面は考えられない。

休肝日は、
あくまでもアルコール分解という役割の負担を減らすと意味合いである。

そう考えると、
休肝日というのは適切な呼び方ではない。

さしずめ「休飲日」か「ノンアルコールデー」か。

 厚生労働省は週1日以上の休肝日を推奨している。

できれば2日を休肝日にすると肝臓にいい影響があるという。

しかし、
これが難しい…。


(2)なぜこの記事を切り抜いたか    

肝臓がいかに重要な臓器かということについて、
紹介した記事のため。


(3)自分はどう思うか?

飲酒とは無縁の自分とは関係ない…、
と思いたいのだが、
肝機能障害や脂肪肝持ちの自分にとって、
肝臓に関する記事はやはりスクラップした。

肝臓には体にとって極めて重要な役割がたくさんある。

死ぬまで休むことがない臓器、
大切にしたい。


(4)今後、どうするか?    

・當瀬規嗣氏に関する記事をスクラップする。

・肝臓に関心を持つ。

・肝臓に関する本を読む。


…今回も自分の勉強がてら、
まとめてみました。
  
當瀬規嗣氏に関する記事は、
以前も紹介しました。

肝臓は飲酒以外にも重要な働きをします。


皆さんも、
肝臓に関心を持って下さい。