今回紹介する記事は
2024年3月30日付けの
 
「毎日新聞」の記事です。
  
【安倍拉致3原則の限界】
 

というタイトルで、
専門編集委員伊藤智永氏が、
拉致問題を自分の権勢拡大と権力維持に最大限利用した愚者の3原則の転換が、
提言されていることについて、
紹介しています。

いつもどおり、
「4つ」の視点でこの記事を見ていきます。
 
(4つの視点についてはこちらをご覧ください)

  ☆新聞記事の紹介について

(発信者が重視するテーマに関してはこちらをご覧ください)

始めに読んでほしいブログについて


(1)内容の要約

 国会の大会議室で、
「拉致問題の行き詰まりを破るカギは何か」を考える集会があった。

ロシア近現代史と現代朝鮮が専門の和田春樹東京大学名誉教授が呼びかけ、
国会議員や識者、
報道関係者ら100人以上が参加。

 横田滋さん(故人)と早紀江さんが、
2014年にモンゴルのウランバートルで、
めぐみさんの娘(横田夫妻の孫)キム・ウンギョさんとその娘(夫妻のひ孫)に対面した時の穏やかな笑顔、
成人し元気だった頃のめぐみさんが写った秘蔵写真も映写され、
会場は静まりかえった。

 小泉純一郎による2度の訪朝後、
日本では安倍晋三が拉致問題を自分の権勢拡大と権力維持に最大限利用した。

世論向けに拳を突き上げ、
外交交渉を事実上断絶し、
結果的に問題解決を遠ざけてきた。

 拉致は、
北朝鮮の国家犯罪であり、
重大深刻な人権侵害である。

人として国として許し難い。

でも、
その北朝鮮と交渉しなければ解決はない。

和田氏は、
「安倍晋三拉致3原則」の転換を提言する。

 原則1「拉致問題は我が国の最重要課題」

北朝鮮が核武装した今、
むしろ北朝鮮と平和善隣関係をつくることこそ、
「我が国の重要課題の第一」
であり、
「拉致問題は重要課題の一つ」
と改める。

 原則2「拉致問題の解決なくして日朝国交なし」

「拉致問題の解決は日朝国交正常化交渉の過程で実現できる」
としていた小泉純一郎外交の路線に戻る。

国交正常化とは、
北朝鮮を「良い国」と認めて利することではない。

 原則3「拉致被害者の全員の即時一括帰国」

小泉純一郎路線の
「生存者の帰国及び志望者に関する納得できる説明と賠償」
に戻る。

 日朝国交正常化推進議員連盟の衛藤征士郎(一時中座)ほか、
衆参12議員が傾聴していた。

 ロシアとウクライナ、
イスラエルとパレスチナの戦いがやまない。

いわく
「悪は誰か、
どちらが正義か」

「命より大事な守るべきものがある」。

誇り・尊厳・権利・憎しみ・愛国心。

そして殺し合いは続く。

乗り越えるべきは私たちの心の中にある。


(2)なぜこの記事を切り抜いたか    

私利私欲の安倍晋三拉致3原則を今こそ転換する重要性について、
紹介した記事のため。


(3)自分はどう思うか?

最近、
安倍晋三が返り咲いてから碌なことをしないと書き続けてきたが、
またそう記すことをお許し願いたい。

拉致問題を自分の権勢拡大と権力維持に最大限利用した。

これだけでも、
こんな輩を行政府の長として約十年間据え置いた国は、
自殺願望でもあるのかと指摘されかねない。

銃殺されてこの世から消えた今こそ、
拉致三原則を転換するときである。


(4)今後、どうするか?    

・伊藤智永氏に関する記事をスクラップする。

・拉致三原則に関心を持つ。

・安倍晋三絡みから抜け出す政策を支持する。


…今回も自分の勉強がてら、
まとめてみました。
  

伊藤智永氏に関する記事は、
以前も紹介しました。

銃殺されてもなお、
この国を汚すのが安倍晋三親衛隊と呼ばれた連中…。

死してなお、
ある意味すさまじい輩だったと思う日々です。


皆さんも、
拉致三原則の転換に関心を持ちましょう。