今回紹介する記事は
2024年3月23日付けの
 
「毎日新聞」の記事です。
  
【不自然・不誠実な政倫審】


というタイトルで、
論説委員佐藤千矢子氏が、
偽証罪を適用される証人喚問の場で、
政倫審と同じことをあらためて説明すべきであることについて、
紹介しています。

いつもどおり、
「4つ」の視点でこの記事を見ていきます。
 
(4つの視点についてはこちらをご覧ください)

 ☆新聞記事の紹介について
(発信者が重視するテーマに関してはこちらをご覧ください)

始めに読んでほしいブログについて


(1)内容の要約

 自民党の裏金事件で、
安倍派幹部ら計10人の衆参両院議員が、
政倫審に出席した。

政倫審は、
うそをついても偽証罪に問われない。

もとより限界はわかっていた。

それでも不自然で不誠実な説明の連続には、
憤りと情けなさを感じずにはいられない。

 焦点は、
政治資金パーティ収入のノルマ超過分を還流する仕組みが、
安倍晋三が中止を指示したにもかかわらず、
復活してた経緯の解明だった。

 還流分を政治資金収支報告書で不記載にして裏金化したことに、
ギイの共謀があったかどうかを判断する点から、
検察も捜査の過程で注目したとされる問題だ。

 下村博文は、
政倫審に先立つ記者会見では、
こう語っていた。

 安倍派幹部の協議で、
「ある人から、
還付については、
個人の資金集めパーティに上乗せして、
収支報告書で合法的な形で出すという案もあった」。

さらに、
「ある人とは?」と聞かれると、
「取材して聞いて」とも。

 「合法的」と言っているのだから、
違法性の認識があったのではないかと指摘されていた。

 ところが政倫審では、
不記載や違法性を認識していたわけではなく、
あくまでも派閥が個人のパーティ券を150万円以内で購入するのは合法的で、
そういう形でのキックバックの代替案があるという話が出た、
と発言を事実上、
後退させた。

 「ある人」からの提案だったとの発言についても、
「特定できないので、
取材してほしいという意味で言った」と釈明した。

 納得がいかない。

記者会見では、
収支報告書で「「出す」案とも語っている。

不記載を認識していたからこそ、
「出す」ことを検討したのではないのか。

 他の幹部らの説明も不自然さと不誠実さが目に余った。

偽証罪が適用される証人喚問の場で、
少なくとも政倫審と同じことを改めて説明すべきだ。


(2)なぜこの記事を切り抜いたか    

裏金議員は証人喚問の場に出席すべきことについて、
紹介した記事のため。


(3)自分はどう思うか?

2017年都議選後に、
パーティー券200万円購入分の収支報告書記載漏れの説明をすると言って、
未だ説明しない下村博文。

こんな輩が自然かつ誠実に答弁するはずなんてない。

ある人って森喜朗だろう。

それにしても、
不自然さと不誠実さを国権の最高機関で、
臆面もなく述べる輩達を率いていた安倍晋三は、
銃殺されてもなお日本を駄目にする辺り、
本当におぞましい限りである。


(4)今後、どうするか?    

・佐藤千矢子氏に関する記事をスクラップする。

・政倫審に関心を持つ。

・下村博文を追い続ける。


…今回も自分の勉強がてら、
まとめてみました。
  

佐藤千矢子氏に関する記事は、
以前も紹介しました。

下村博文が加計学園パーティー券に関して説明をすること、
未だに待ち続けております。

皆さんも、
下村博文に関心を持ちましょう。

森喜朗に激怒され、
安倍派の要職にもつけなかったのに、
国のために真実を話せない輩は国会議員として、
いらないのですから。