今回紹介する記事は
2024年3月14日付けの
 
「毎日新聞」の記事です。
  
【説きたがる人たち】


というタイトルで、
東京学芸部吉井理記氏が、
政治家が語る愛国心や道徳の空虚さに関して、
国民はお見通しであることについて、
紹介しています。

いつもどおり、
「4つ」の視点でこの記事を見ていきます。
 
(4つの視点についてはこちらをご覧ください)

  ☆新聞記事の紹介について

(発信者が重視するテーマに関してはこちらをご覧ください)

始めに読んでほしいブログについて


(1)内容の要約

 エラい人たちは、
余計なお世話が好きらしい。

第1次一味時代の安倍晋三が注力した教育基本法海底もそうだった。

教育の目的に、
「愛国心を育てる」
ことを付け加えた。

 なぜこんなことを?

安倍晋三いわく
「戦後60年間、
自国をいとおしく思う感情が否定される風潮が強かった」
のだという。

 端的にまとめれば、
戦後の日本人は愛国心が足らん、
ということだ。

 災害があれば、
多くの人がボランティアで駆けつけてふがいない政治の足らざるを補い、
政府が行うべき貧困対策を市民が手弁当の「こども食堂」などで下支えし、
労働者は時に体を壊してまで懸命に働いて税金を納め、
年金などが削られてもなお耐えるその国民に対し、
もっと国への「愛」をくれ、
というのである。

 余計なお世話である。

 例の自民党安倍派による「裏金」問題に、
当時の怒りがよみがえった。

「裏金」を多く積んでいた議員には、
やたら「道徳」を説く傾向のある人が少なくなかったからである。

以下、
安倍派が訂正した政治資金収支報告書に沿って解説すると―。

 最多の3208万円のキックバックを受け、
起訴された池田佳孝は著書で、
「道徳をの復興が大切」と説き、
1952万円で4位の萩生田光一は道徳の教科化を熱心に進めた。

6位の1519万円である山谷えり子も国会質問や意見書の提出を通じ、
道徳教育の必要性を叫んできた。

 ごくごく一例だ。

かつて自民党の憲法改正論議の指南役を務めたが、
次第に距離を置くようになった慶応大の小林節名誉教授は、
「殿様のような『上から目線』で国民にモノを説こうとしている」
とあきれていた。

 ちなみに内閣府の「社会意識に関する世論調査」によれば、
国を愛する気持ちが「強い」と答えた人は、
安倍晋三による教育基本法開廷直後と現在では、
特に変化が見られない。

 法律がうたう愛国心や政治家が説く道徳の空虚さに関して、
国民はお見通しである。


(2)なぜこの記事を切り抜いたか    

愛国心や道徳を説く輩ほど碌でもないことについて、
紹介した記事のため。


(3)自分はどう思うか?

安倍晋三・池田佳孝・萩生田光一・山谷えり子…。

彼奴等が道徳やら教育やら愛国心を語る度に、
売国奴が何をほざいているという唾棄を禁じ得ない。

第1次安倍晋三時代、
教育基本法を弄り出した時から、
日本という国は崩壊が始まったと思えてならない。

当時の子どもたちは、
今や成人となってしまった…。

『上から目線』で国民にモノを説こうとする改憲バカども…。

救いがあるとすれば、
愛国心が強いという割合が大して変わらないというところだろうか。

国民は熱しやすく冷めやすい愚者というより、
もっと冷酷に政治家を見定めているのかもしれない。


(4)今後、どうするか?    

・吉井理記氏に関する記事をスクラップする。

・愛国心や道徳を説く政治家に対しては斜に構える。

・安易に法律を変えたがるバカの好き勝手させない。


…今回も自分の勉強がてら、
まとめてみました。
  

吉井理記氏に関する記事は、
以前も紹介しました。

第1次安倍晋三時代から、
道徳や愛国心を説く愚者が存在していたことを忘れてはいけません。

皆さんも、
道徳や愛国心を説く政治家を危険視しましょう。

国民のために働かない政治家に該当するからです。