今回紹介する記事は
2024年3月2日付けの
 
「毎日新聞」の記事です。
  
【岸田流モナリザの嘲笑】


というタイトルで、
専門編集委員伊藤智永氏が、
笑いには、
精神から感情的要素を除いた知的な働きであり、
社会的機能を持つことについて、
紹介しています。

いつもどおり、
「4つ」の視点でこの記事を見ていきます。
 
(4つの視点についてはこちらをご覧ください)

 ☆新聞記事の紹介について

(発信者が重視するテーマに関してはこちらをご覧ください)

始めに読んでほしいブログについて


(1)内容の要約

 質問者を見据えて嘲笑しているように見えた。

自民党の裏金問題で衆院政倫審に出席し、
これまでの説明を繰り返した岸田文雄。

共産党の穀田恵二国対委員長から、
「自民党の聞き取り調査報告書をなぞっているだけではないか」
と批判された時だ。

 他の場面では、
質問が終わる前に挙手したり、
相手を見もせず書類をめくったり、
殊更いらだちを示すかのように右出て小刻みに机をたたいたり、
結構落ち着きがなかったので目を引いた。

 岸田文雄は思いがけない状況で、
時々謎の笑いを浮かべる。

岸田派の解散検討を唐突に表明した時もそうだ。

SNSで、
「開き直りか」
「何だか怖い」
などバラバラな意見が飛び交った。

 そぐわない例えかも知れないが、
モナリザに似ている。

すなわち意味不明。

解釈不能。

困惑しているのは政治記者だけではないらしい。

妻の岸田裕子も同じ感想を語っているからだ。

首班就任の4カ月後、
月刊誌「文芸春秋」で、
アナウンサーの有働由美子と対談している。

以下引用。

 裕子:一昨年の総裁選で、
菅義偉に決まった直後、
安倍晋三や菅義偉、
石破茂と文雄で壇上にそろった時、
文雄がすごくさわやかな笑顔だった。

…こちらは「クッソ~」と思っている時に。

(※引用者注・結果は、
菅義偉377票・岸田文雄89票・石破茂68票)

そう思ってテレビの文雄を見たら、
すっごくさわやかな笑顔だったので、
「笑っとる場合じゃねえだろ~って」。

私だったら嘘でもあの笑顔はできない。

(引用終わり)

 深く考えても仕方のない単なる癖かもしれないが、
笑う動物は人間だけだ(とされている)。

 哲学者ベルクソンによると、
人は人間的なものを見てとると笑う。

意外なことに笑いは、
精神から感情的要素を除いた知的な働きであり、
社会的機能を持つ。

「不思議の国のアリス」のチェシャ猫、
「トトロ」のネコバスが笑っているのも理由がある。


(2)なぜこの記事を切り抜いたか    

笑っているのも理由があることについて、
紹介した記事のため。


(3)自分はどう思うか?

増税クソ眼鏡の落ち着きがなくなる時、
右手で小刻みに机をたたくことは、
ネット上でも話題になっていた。

「不思議の国のアリス」のチェシャ猫、
「トトロ」のネコバスが笑っているのも理由があるとのこと。

笑いは、
苦し紛れのその場しのぎ力としか思っていないので、
この記事は意外だった。


(4)今後、どうするか?    

・伊藤智永氏に関する記事をスクラップする。

・笑いの社会的機能に関心を持つ。

・チェシャ猫やネコバスを確認する。


…今回も自分の勉強がてら、
まとめてみました。
  

伊藤智永氏に関する記事は、
以前も紹介しました。

嘲笑する自民党議員が、
阿鼻叫喚の地獄絵図に巻き込まれ、
笑うことすら許されない状況に追い込まれることを願わずにいられません。


皆さんも、
意味不明かつ会食不能な嘲笑に関心を持ちましょう。

国会審議の閣僚及び与党議員は、
そんなのばかりですから。