今回紹介する記事は
2024年1月27日付けの
 
「毎日新聞」の記事です。
  
【岸田メシ、うまいのか】


というタイトルで、
専門編集委員伊藤智永氏が、
商売人が稼いだ金を使うのと政治家の政治活動は違うことについて、
紹介しています。

いつもどおり、
「4つ」の視点でこの記事を見ていきます。
 
(4つの視点についてはこちらをご覧ください)

新聞記事の紹介について

(発信者が重視するテーマに関してはこちらをご覧ください)

始めに読んでほしいブログについて


(1)内容の要約

 政治資金パーティーの裏金使途は依然あいまいだ。

憲法改正国民運動の資金作りとか、
北朝鮮拉致事件解決の工作資金と言った大志があったようでもない。

大半は今も地方議員や支援者向けの飲食代に消えているのだろう。

 国会議員秘書の仕事に、
陳情で上京した地方議員や地元支援者の接待がある。
満足度が議員に人気を左右するからおろそかにできない。

 公金を使った供応の集大成が、
安倍晋三の「桜を見る会」。

裏金汚染の温床に、
長期一味の腐敗があったのは疑えない。

 地元の「たかり」に応じるうち、
国会議員同士の会合もぜいたくな飲食が当たり前になっていくる。

 最たる例は、
岸田文雄である。

昼夜の飲食は、
相手がいつも地元議員か党内の同じ顔ぶれなのに、
庶民には縁遠い高級店がきら星のごとく並ぶ。

きっと全部公金だ。

 どんな弁護もむなしい。

商売人が稼いだ金を使うのと、
政治家の政治活動は違う。

 前にも書いたが、
岸田派(宏池会)創設者の池田勇人は在任中、
大好きな待合(芸者のいる料亭)通いをやめると宣言し、
毎晩自宅で晩酌をたしなんだ。

派閥偽装解散より、
公邸でコンビニ弁当を食すべし。
 

(2)なぜこの記事を切り抜いたか    

公金を私費の如く使う首班の愚行について、
紹介した記事のため。


(3)自分はどう思うか?

公金を使った供応の集大成が、
安倍派裏金問題にも直結する桜を見る会。

「たかり」に応じるうちに、
会合もぜいたくな飲食が当たり前になる。

上が腐ると真似する馬鹿が増える。

日本全国津々浦々、
成金まがいが真似をしている。

宏池会創始者池田勇人は在任中、
大好きな待合通いをやめると宣言し、
毎晩自宅で晩酌をたしなんだ。

俳優津川雅彦は、
娘の誘拐事件を機に大好きな賭け事をやめ、
養育に愛情を注いだ。

岸田文雄、
聞く力を発揮すると言いながら、
何もやめることができない…。

何かをするのに何かをやめることができない人間は、
哀れな末路しか待っていないのではなかろうか。


(4)今後、どうするか?    

・伊藤智永氏に関する記事をスクラップする。

・桜を見る会と裏金汚染に関心を持つ。

・池田勇人の自分を律する姿勢を調べる。


…今回も自分の勉強がてら、
まとめてみました。
  

伊藤智永氏に関する記事は、
以前も紹介しました。

大切な何かをするのであれば、
まずは自分の好きなことをやめる。

こういったことも21世紀には失われてしまったのでは、
と思う記事です。


皆さんも、
商売人が稼いだお金と政治家の政治活動は、
違うことを忘れないようにしましょう。