今回紹介する記事は
2023年12月24日付けの
 
「毎日新聞」の記事です。
  
【朗読ワークショップにて 想像力欠いた取材姿勢】


というタイトルで、
放送タレント松尾貴史氏が、
朗読は、
取材する記者にも、
最低限の想像力を発揮してもらいたいことについて、
紹介しています。

いつもどおり、
「4つ」の視点でこの記事を見ていきます。
 
(4つの視点についてはこちらをご覧ください)

 ☆新聞記事の紹介について

(発信者が重視するテーマに関してはこちらをご覧ください)

始めに読んでほしいブログについて

(1)内容の要約

 「自由朗読研究会」という、
朗読のワークショップを不定期で開催している。

20人ほど集まったら、
騒音がなければ場所にこだわらず集まって、
参加者がそれぞれ読みたい文書を持ち寄って、
自由に朗読してもらい、
皆で講評したり、
アイデアやアドバイスを出し合ったりするという気楽なものだ。

 読み物としては、
多岐にわたる。

参加者も、
バラエティーに富んでいる。

一般の方に交じって膳場貴子さんが参加され、
ベテランキャスターの熱心さにたいそう驚いたこともある。

 ある地方でワークショップを開くという情報を得て、
地元のケーブルテレビ局が取材をしたいと言ってきた。

スタート時間まで十数分しかないのにインタビューさせてくれと言う。

 「ワークショップは、
どういう段取りで進めるのか」
と切り出されたが、
そんなものはないので、
「ご覧になるといいと思う」
と答えた。

こんなことを質問して売る間に撮影の準備をすればいいのに、
と内心思いつつ、
「ではそろそろ会場に移りますので」
と言ったら、
ドラマ「相棒」の主人公、
杉下右京のように、
「最後にもう一つ、
よろしいか」
とおっしゃる。

「お名前は何と読むのか」

 私のことなど知っていなくても何の問題もないけれども、
これから取材をしようという相手の名前の読み方も、
調べていない神経の強さに驚いた。

「私の名前など知らなくていい―。

それより早く準備なさったら」
と言って控室から追い出して、
ひとしきり笑わせてもらった。

 さて、
会場には地元の方が20人弱集まっておられた。

開始時間が過ぎているのに、
いくつかのお膳の周りに座っているのを
「こちらに移って」
「あちら向きに座って」
などと指示している声は、
先ほどの記者だった。

テレビに移りたくない人をひと所に集めて画角に入らないようにしているのだった。

さすがに本末転倒なので、
「やめてくれ。

自由にしていただく会なので。

撮影する許可は出したけれど、
参加者に何かを指示する立場ではないだろう」
と言ったら、
返事もせずに三脚を立て始めた。

もちろん、
終了後は礼も挨拶もなく消えていた。

 朗読は、
読む方にも聞く方にも想像力のスイッチを入れる機会を与えるものだ。

取材する記者にも、
最低限の想像力を発揮してもらいたいものである。


(2)なぜこの記事を切り抜いたか    

マスゴミの浅ましき言動について、
紹介した記事のため。


(3)自分はどう思うか?

権力者が被災地訪問にやってくるから、
何かしでかしそうなあんたはあっちに行け、
などと指図するマスゴミの悪行は、
報道されないものの国民は大体熟知しているのではなかろうか。

今回の記事は、
マスゴミの悪しき所業を紹介した一例である。

被災地において、
恨み辛みの怨嗟が渦巻く中、
馳浩や岸田文雄がやってきた際に、
祝祭ムードがどうして起こるのか。

物申したい人々を排除して、
撮影に入ってしまったら削除して、
公共の電波に流しているのではと思えてならない。

想像力の有無は、
日常生活をする上でも必要となる。

自分も他社も守るためにも忘れないでいたい。


(4)今後、どうするか?    

・松尾貴史氏に関する記事をスクラップする。

・マスメディアの所業に関心を持つ。

・想像力を欠かないようにする。


…今回も自分の勉強がてら、
まとめてみました。
  

松尾貴史氏に関する記事は、
以前も紹介しました。

テレビに映りたくない人をひと所に集めて画角に入らないようにしている…。

マスゴミってこういうことしているんだなぁ、
と勉強になる記事です。


皆さんも、
テレビ局の取材や報道には注意しましょう。

彼奴等はいざとなれば、
平然と正義の名の下に我々を踏み躙りに来ますから。