今回紹介する記事は
2023年9月14日付けの
 
「朝日新聞」の記事です。
  
【スポーツの秋 召し上がれ】


というタイトルで、
HTBチーフディレクター藤村忠寿氏が、
スポーツ観戦は、
負けたとしても楽しめる方策を見つけるのが得策であることについて、
紹介しています。

いつもどおり、
「4つ」の視点でこの記事を見ていきます。
 
(4つの視点についてはこちらをご覧ください)

 ☆新聞記事の紹介について

(発信者が重視するテーマに関してはこちらをご覧ください)

始めに読んでほしいブログについて


(1)内容の要約

 息子が高校時代、
陸上部だったので大会があれば妻と連れ立って競技場に行った。

息子の出番までおにぎりなんか食べながら、
ゆっくりと競技を観戦する。

幾度か大会に通っているうちに、

息子以外の選手たちの活躍も目に入ってくる。

 そうして待つうちに、
いよいよ息子の出番。

特段速いわけでもなく、
かといって遅いわけでもない息子の一生懸命な走りを堪能して、
寸評を加えながら、
午後の部を待つ。

 コンビニで昼食を調達して、
また観戦。

息子の出ない競技でもゴール前接戦何かがあると思わずコーフンしたりして。

そして彼は、
まぁそれなりの結果に終わって、
「よくやったよ」
「次はがんばれ!」
と拍手を送り。

「いやぁー負けても青春だな」と納得し、
もはや息子の出番は終わったのに競技を最後まで見通して、
家路につく。

 もう10年も前の思い出だけど、
とても楽しい時間だった。

もちろん息子の活躍を期待して足を選んでいたわけだけれど、
私も妻も陸上競技を観戦する楽しさをあの時知ったのだった。

 今はサッカーが好きなので、
先日もコンサドーレの試合を観戦した。

なぜだかスポーツ観戦は腹が減る。

 このところ勝利から遠ざかっていたけれど、
この日は圧勝。

もちろん勝利はうれしいけれど、
ミシャ(ミハイロ・ペトロビッチ)監督が足を引きずりながら、
選手を鼓舞する姿を生で見られたことの方に満足したのである。

 スポーツ観戦は、
当然のことながら勝敗で一喜一憂する。

でも、
結果だけを求めていたら楽しみは半減する。

ずっと勝ち続けるわけはないのだから。

だったら負けたとしても楽しめる方策を見つけるのが得策だと思うのである。

まずはおいしいものを用意して、
相手チームであっても良いプレーには拍手を送り、
その上で勝利すればなおうれしい、
ぐらいの気持ちでいれば常に気持ちよいってものである。

 さぁ、
スポーツ観戦で楽しい時間を過ごしましょう!


(2)なぜこの記事を切り抜いたか    

自分の家族以外の競技を楽しみ、
相手チームであっても良いプレーに拍手を送る気持ちの重要性について、
紹介した記事のため。


(3)自分はどう思うか?

二十代の頃、
育成年代の大会を数年間毎月観戦していた。

自分の応援するチーム以外の試合も、
自然と見聞することになる。

同時に、
子どもたちに対する大人の言動に関して、
嫌でも見聞することとなる。

こんなご時世でも、
おこがましくも人間ができている大人に感心する反面、
残念極まりない大人が存在した。

あれから約十年が過ぎて、
再び観戦する機会があった。

自分の子どもに対して大声で罵声を浴びせる大人。

子どもに対して試合開始から終了まで指示を出す大人。

大人から何も言われなくても自発的に行動する子どもたち。

十年は夢のようとは言うが、
より悪化したところ、
稀に改善したところを垣間見た。

とある地区の大会における注意書きを目にした。

保護者の応援は節度を持ってお願いする。

選手の判断に影響を与えるような応援は禁止されている。

相手チーム選手への暴言は論外だが、
自チーム選手へも謹んでほしい。

相手チーム選手への暴言は論外だが…、
ついにここまできたのかという思いだった。

記事に戻ると、
保護者は子どもの一生懸命な取り組み過程を堪能して拍手を送り、
結果として負けたとしても楽しめる方策を見つけるのが得策ということは、
大いに頷ける。

相手チームであっても良いプレーには拍手を送る位でもいいと思う。

なぜなら、
子どもは親の言うことは聞かない、
親のやることを真似するのだから。


(4)今後、どうするか?    

・藤村忠寿氏に関する記事をスクラップする。

・保護者の子どもに対する応援姿勢に関心を持つ。

・負けたとしても楽しめる方策を見つける。


…今回も自分の勉強がてら、
まとめてみました。
  

藤村忠寿氏に関する記事は、
以前も紹介しました。

育成年代の大人に読んでいただけると幸いな記事です。


皆さんも、
競技を観戦する楽しさに関心を持ちましょう。

ずっと勝ち続けるわけではないということを忘れず、
過程を重視していれば結果はおのずとついてくるものですから。