今回紹介する記事は
2023年6月30日付けの
     
「朝日新聞」の記事です。
      
【ベーコン作るはずが 逃したクジラ大きい】


というタイトルで、
コラムニスト鈴木義郎氏が、
信条を曲げてしまった食いしん坊に当分、
チャンスは訪れそうにないことについて、
紹介しております。

いつもどおり、
「4つ」の視点でこの記事を見ていきます。
 
(4つの視点についてはこちらをご覧ください)

 ☆新聞記事の紹介について

(発信者が重視するテーマに関してはこちらをご覧ください)

始めに読んでほしいブログについて


(1)内容の要約

 「迷うことは最大の関心である」―。

そう、
言い聞かせてきた。

迷ったときこそ、
ためらわずに突き進め!

これを信条としている。

 なぜなら、
関心がなければ、
迷うはずはないから。

関心の正体を明らかにするのには、
行動を起こすのみ。

迷っているうちに、
タイミングを逸してしまうというものだ。

 ところが、
迷いに迷って買うのをやめてしまった。

4月上旬、
今期の道内での商業捕鯨がスタート。

早速、
オホーツク海沖で捕獲されたミンククジラの畝須のこと。

 自家製クジラベーコンを作るはずだった。

去年は同時期、
1㌔の塊を購入した。

その味ときたら、
市販のクジラベーコンとは比べ物にならない。

かめばかむほど、
赤身と脂身からジワッ~とうま味がにじみ出てくる。

 それなのにどうして、
買わなかったといえば-。

値段の高さに思わず、
尻込みしたからである。

1年前の小売短歌は100㌘500円、
1㌔を買っても5千円だった。

今年は卸値で1㌔9800円と値が張った。

 仮に3割を掛けたとして、
小売値は100㌘1300円前後、
1㌔を買えば、
1万3千円の高額に。

な・な・なんと、
前回の2.5倍に跳ね上がった。

 この期に及んで、
計算なんかするから出会いを逃す。

ケチな性分でなくても、
つい腰が引けた。

 逃した魚は大きいというけれど、
逃したクジラはもっとでっかい。

あぁ、
悔やんでも悔やみきれない。

信条を曲げてしまった食いしん坊に当分、
チャンスは訪れそうにない。


(2)なぜこの記事を切り抜いたか    

信条を曲げた代償について、
紹介した記事のため。


(3)自分はどう思うか?

貴様は今まで曲げた信条の数を覚えているのか。

そう問われると、
枚挙にいとまがない。

ただ、
あの時はそうしないと生きてこれなかった。

後になって後悔することはわかっていても、
ああするしかなかったと言い聞かせている。

そう正当化しないと、
生きていけないから…。

クジラベーコンは二十年弱口にしていない。

大変美味だったことは覚えているのだが、
とても高いということは聞いていた。

この記事で、
その話が確信に残った。

逃がした魚は大きい。

それでも我々は生きていかねばならない。

チャンスが来ないと決まったわけではないのだから。


(4)今後、どうするか?

・鈴木義郎氏に関する記事をスクラップする。

・鯨に関して調べる。

・クジラベーコンを食べる機会があればいただく。


今回も自分の勉強がてら、
まとめてみました。

鈴木義郎氏に関する記事は、
以前も紹介しました。

クジラベーコン、
次にありつけるまで何とか生きます。


皆さんも、
自分の信条を時にふり返ってみて下さい。

時に曲げること、
時に貫くこと、
何よりも自分を大切にして下さい。