今回紹介する記事は
2023年5月5日付けの
 
「毎日新聞」の記事です。
  
【子どもの「冒険」】


というタイトルで、
論説委員小倉孝保氏が、
みんなそれぞれが何か新しいことをやることは、
すべて冒険だと思うことについて、
紹介しています。

いつもどおり、
「4つ」の視点でこの記事を見ていきます。
 
(4つの視点についてはこちらをご覧ください)

 ☆新聞記事の紹介について

(発信者が重視するテーマに関してはこちらをご覧ください)

始めに読んでほしいブログについて


(1)内容の要約

 
チャールズ英国王の戴冠式に、
秋篠宮ご夫妻やマクロン仏大統領らとともに、
13歳の少年が招待されている。

「テントボーイ」と呼ばれる英ブラウントンのマックス・ウージーさんだ。

 隣人で冒険家のリック・アボットさんから2020年テントを贈られ、
「冒険するんだよ」
と言われた。

末期がんで闘病の末、
アボットさんが74年の生涯を閉じたのはその直後だ。

「冒険せよ」は遺言となった。

 少年は3月28日から自宅の庭にテントを張り、
アボットさんを世話したホスピス根の寄付を募る活動を始めた。

 毎日、
パジャマに着替えると午後8時、
両親におやすみを言ってテントに入る。

氷点下の寒さや嵐、
雪に耐え、
熱波の夜もテントで過ごした。

 しっかりしているようでも10代前半の子どもである。

嵐でびしょぬれになった時は家でべそをかいた。

それでも涙を拭いてテントに戻った。

誕生日・クリスマス・大みそかもテントで過ごした。

 活動を知った人々から寄付が集まり始めた。

「冒険」スタートから1年後、
人々は交流機会を奪われていた。

ウージーさんは子どもたちには開放感が必要だと考え、
オンラインでキャンプを呼びかけた。

世界で1000人以上が参加した。

動物園や首相官邸でも、
ウージーさんはテントを張った。

社会貢献が評価され、
「プライド・オブ・ブリテン賞」や大英帝国メダルも受けた。

 父で海兵隊員のマークさんは、
「本人は当初、
数日間のつもりだったと思う」
と話し、
母のレイチェルさんも、
「数ポンドを集める程度だと思っていた」
という。

 結局テント生活は、
今年4月1日まで約3年間続き、
寄付総額は75万ポンド(約1億2691万円)になった。

ホスピスによると、
看護師15人の年間給与がまかなえるという。

 垂直の岩壁をよじ登ったり、
極点を目指したりすることだけが冒険ではない。

故植村直己さんは言っている。

「みんなそれぞれが何か新しいことをやる、
それはすべて冒険だと僕は思うのである」

 きょうは「こどもの日」。

ウージーさんはこう語る。

「自分を信じれば、
子どもでも変化を起こせる。

とにかくやってみてほしい。

想像以上のことが残せるだろう」


(2)なぜこの記事を切り抜いたか    

自分を信じて勇気を持って取り組むことの重要性について、
紹介した記事のため。


(3)自分はどう思うか?

人間齢を重ねる度に、
冒険しなくなる。

若者に対しては、
やれ冒険しろというくせに…。

自分を信じて、
勇気を持って、
変化を起こす。

言うは易し、
行うは難し。

されど、
子どもでも変化を起こせる。

「テントボーイ」を見習って、
小さなことから冒険したい。


(4)今後、どうするか?    

・小倉孝保氏の記事をスクラップする。

・故植村直己氏に関して調べる。

・ささやかなる冒険をしてみる。


…今回も自分の勉強がてら、
まとめてみました。
  

小倉孝保氏に関する記事は、
以前も紹介しました。

冒険は何歳からでもできると、
背中を押されるような記事です。


皆さんも、
冒険をしましょう。

どんなに小さなことでも、
思いがけないことを残せるかもしれません。