2023年5月1日付けの
 
「北海道新聞」の記事です。
  
【石狩鍋発祥店の守り神 金大亭 サケの絵】


というタイトルで、
石狩鍋発祥の店と言われる「金大亭」にある画家・上野山清貢が描いた絵は、
老舗の守り神であることについて、
紹介しています。

いつもどおり、
「4つ」の視点でこの記事を見ていきます。
 
(4つの視点についてはこちらをご覧ください)

 ☆新聞記事の紹介について
(発信者が重視するテーマに関してはこちらをご覧ください)

始めに読んでほしいブログについて


(1)内容の要約

 趣あるのれんをくぐって店に入ると、
一枚の板に描かれた生きのいい丸々とした魚体が目を引く。

 「このサケの絵は、
店の宝物であり、
守り神なのである」。

石狩市のサケ・マス専門料理店「金大亭」の4代目おかみ、
石黒聖子さんはほほ笑む。

石狩鍋発祥の店といわれる1880年創業の老舗だ。

 ぎょろりとした目と青みがかった銀色の魚体、
緑色の葉。

この絵を描いたのは江別市出身で、
戦前から野性味あふれる奔放な作風で知られた上野山清貢。

北海道の歩受けや動物の作品が多く、
鶴や魚の絵も有名な油彩画家だ。

 上野山は東京大空襲で家屋と多数の作品を焼失。

札幌に疎開していた終戦直後の1945年秋、
石狩川河口に近い金大亭に逗留してスケッチを繰り返した。

「お世話になった」と古い船板に一匹のサケを描き、
店に残していったという。

それから、
この絵は店とともに時を重ねた。

 石黒さんは絵の話を2代目おかみコウさん、
3代目トクエさんから生前聞いた。

「戦後の混乱期、
生命感あふれるサケの絵にどれだけ励まされたか」
と苦しかった当時に思いをはせる。

 石狩鍋はサケ・マスの身や頭、
骨といったあらと季節の野菜をみそで煮込む。

新潟から夫婦で移住し創業した初代おかみ石黒サカさんが漁師のまかない飯を参考に考案し、
北海道を代表する鍋料理となった。

薬味のサンショウがサケの風味を引き立てる石狩鍋を明治期の風情が漂う和室で味わえる同店は、
道内外の観光客でにぎわった。

 客が激減し思い悩んでも、
「140年以上続く発祥の一品を守り続けたい」
と石狩鍋の継承へ前を向いてきた。

幾多の荒波を乗り越えてきた店の心意気をサケの絵は見続けている


(2)なぜこの記事を切り抜いたか    

石狩鍋発祥の店について、
紹介した記事のため。


(3)自分はどう思うか?

石狩鍋発祥の地と言えば「金大亭」が真っ先に挙げられる。

この記事において、
油彩画家上野山清貢氏の描いた絵が、
今でも飾られていることを初めて知った。

石狩を訪れた際は、
金大亭を思い出してほしい。

サケやタマネギ、
春菊などが入っている。


(4)今後、どうするか?    

・北海道の食事に記事をスクラップする。

・石狩鍋に関して調べる。

・北海道を代表する料理に関心を持つ。


…今回も自分の勉強がてら、
まとめてみました。
  

石狩鍋は明治期の風情が漂う金大亭で一度味わいたいものです。


皆さんも、
石狩鍋に関心を持って下さい。