今回紹介する記事は
2023年2月8日付けの
 
「北海道新聞」の記事です。
  
【カプサイシン 湯気でも拡散 激辛料理で発汗】


というタイトルで、
札医大医学部教授當瀬規嗣氏が、
辛い物を食べると汗をかくという反応は、
カプサイシン性発汗であることについて、
紹介しています。

いつもどおり、
「4つ」の視点でこの記事を見ていきます。
 
(4つの視点についてはこちらをご覧ください)

  ☆新聞記事の紹介について

(発信者が重視するテーマに関してはこちらをご覧ください)

始めに読んでほしいブログについて



(1)内容の要約

 辛い物を食べると汗をかく反応について、
以前は味覚性発汗と考えられていた。

今は味覚ではなく、
辛さの成分であるカプサイシンが口の中にある痛覚神経を刺激して、
発汗が送る反射である―と明らかになった。

 カプサイシン性発汗と呼ぶ。

カプサイシンは揮発性があり、
大量の香辛料を入れた温かい食べ物から、
湯気などと一緒に揮発して、
周りに漂う可能性がある。

激辛ラーメンを不用意にすすると、
すぐにむせてしまうのは、
このためと思わる。

 従って、
激辛料理から立ち上がり、
周りに広がったカプサイシンが、
カプサイシン発汗を引き起こすと推定される。

 カプサイシン性発汗は顔だけでなく、
全身性の発汗になることが知られているので、
とりわけ目立つ頭皮に発汗が確認できたというわけである。


(2)なぜこの記事を切り抜いたか    

カプサイシン性発汗に関して、
紹介した記事のため。


(3)自分はどう思うか?

家ではよくそんな辛い物を食べると言われる。

されど、
外に出てみると自分は大したことが無いと思い知らされる。

例えば辛いラーメンという店で、
辛いと言われる3番を注文すると、
辛いと正直に感じて、
食後に体調不良となる。

他にも例はあるが、
辛さはと聞かれた時に、
料金が加算される辛さを頼むことはない。

カプサイシンの効果は、
高校時代における英語の教科書でも紹介されていた。

唐辛子において本当に辛いのは種部分であるということも、
聞いたことがある。

夏が旬と思われるししとう、
中には青唐辛子も入っていることもある。

辛い物を食べると汗をかく反応について、
以前は味覚性発汗と考えられていた。

今は、
辛さの成分であるカプサイシンが口の中にある痛覚神経を刺激して、
発汗が送る反射である―と明らかになった。

以前の常識は、
日進月歩で進化していく。

唐辛子だけではないだろう。

人間死ぬまで勉強である。

この姿勢、
忘れないでおきたい。


(4)今後、どうするか?    

・當瀬規嗣氏の記事をスクラップする。

・カプサイシン性発汗に関心を持つ。

・辛さは適度に摂取する。


…今回も自分の勉強がてら、
まとめてみました。
  

當瀬規嗣氏に関する記事は、
以前も紹介しました。

カプサイシン性発汗を上手に取り入れたいと思います。


皆さんも、
辛いものの摂取に十分考慮しましょう。

多量に摂取すると、
食後が辛いです。

自分の身体と相談して決断しましょう。