今回紹介する記事は
2022年12月11日付けの
 
「北海道新聞」の記事です。
  
【市民強制排除 背景に踏み込む】


というタイトルで、
ヤジを飛ばしたり、
プラカードを掲げた市民に対して、
警察官が強制的に排除した事件を記した著書を通して、
治安維持のためなら、
多少のことは良いという風潮が警察にあることについて、
紹介しています。

いつもどおり、
「4つ」の視点でこの記事を見ていきます。
 
(4つの視点についてはこちらをご覧ください)

 ☆新聞記事の紹介について

(発信者が重視するテーマに関してはこちらをご覧ください)

始めに読んでほしいブログについて


(1)内容の要約

 2019年7月の参院選、
札幌の街頭で追う演説を行っていた安倍晋三にヤジを飛ばしたり、
プラカードを掲げた市民を警察官が強制的に排除した。

当初、
メディアの対応が少ない中で、
例外的に事件を追い続けたのがHBCの取材班。

制作したドキュメンタリー番組はギャラクシー賞を受賞するなど、
全国的な注目を集めた。

本書「ヤジと民主主義」北海道放送報道部道警ヤジ排除問題取材班著は、
番組取材をベースに、
事件の背景や問題に対して、
さらに踏み込んだ刺激的なノンフィクション作品である。

 事件はその後、
排除された2人が「表現の自由を侵害された」として、
道警を所管する北海道に損害賠償を求め札幌地裁に訴訟を起こした。

今年3月の地裁判決は排除行為の違法性を認め、
賠償を命じるほぼ全面勝訴(道は月に控訴)。

本書は、
政治的表現の自由を認めた判決が持つ意味を詳しく紹介している。

だが、
7月に安倍晋三銃殺後、
勝訴の内容と銃殺を結びつける、
誤解と悪意に満ちた発言が相次いだ。

本書はその事実関係の誤りを正していることも注目したい。

 本書において、
「治安維持のためなら、
多少のことは良いじゃないかという風潮が警察にある」
と述べているのは元道警幹部の原田宏治氏。

かつて裏金問題を告発するなど、
警察の実情に精通していることで知られる人物で、
2021年12月に亡くなるまでヤジ排除問題の取材にも協力した。

そうした中で氏が警鐘を鳴らすのが、
警察組織を監視するチェック機能の形骸化、
弱体化だ。

一つはマスメディア。

事件直後の対応から伺える。

道議会も監視機関だが、
今回、
道警の姿勢をチェックする議論はほとんどなかった。

さらに、

一審判決を不服として控訴した鈴木直道。

 

自ら決済せず控訴は副知事の代決だったという。



 こうした危機感の希薄さに、
原田氏は怖さを感じていたのではないか。


(2)なぜこの記事を切り抜いたか    

統一地方選にも関連する警察機能に対する監視機関について、
紹介した記事のため。


(3)自分はどう思うか?

統一地方選挙が間近である。

北海道政令指定都市は、
知事選・市長選・道議選・市議選と四つの投票ができる。

指標が分からなくて困っている方に、
一つの指標となるのが本書である。

安倍晋三街頭演説にヤジを飛ばしたら、
道警に排除された。

排除後も執拗にストーキング行為された挙句、
飲み物で買収しようとしたいともたやすく行われるえげつない行為。

令和特別高等警察の尖兵かと思った事件である。

司法の判断で警察が悪いと判決が出たのに、
控訴した鈴木直道。

しかも、
自ら決済せずに控訴は副知事の代決。

そもそも道民じゃないし、
スガーリン・スガチェスク・菅義偉の使い魔だし、
夕張途中で放り投げたし…。

これだけで選挙の指標になるわ。

安倍晋三が銃殺された直後、
ヤジ排除原告二人を蛮人と誹謗中傷した北海道議道見泰憲法という輩、
道議選で投票先に困ったら、
こいつに入れてはいけないで指標になる。

市長選は札幌インパールシロアリンピック招致を正気で継続する秋元克広を指示するか否か。

何で立憲民主は相乗りで指示してんのよ?

こういうところだぞ、
支持層が離れていくのは…。

これで政令指定都市長の指標が一つ。

市議に関しては、
ちだい選挙ウォッチャーさんを参照いただきたい。

この人が十人いれば、
世の中よい方向に変わるのにと国会審議を真剣に発信している方々が話しているので、
一読いただけると幸いである。

四年に一度の
統一地方選は4/9(日)。

是非とも有権者という主人の意思を示していただきたい。


(4)今後、どうするか?    

・北海道警察ヤジ排除に関する記事をスクラップする。

・選挙に関心を持つ。

・危機感の希薄さ防止のために睡眠をしっかりとる。


…今回も自分の勉強がてら、
まとめてみました。
  

道警による安倍晋三街頭演説ヤジ排除に関する記事は、
以前も紹介しました。

四年に一度の統一地方選は4/9(日)投開票です(期日前投票ももちろんOK)。


皆さんも、
投票に行きましょう。

自分が示したこと以外に、
この首長やこの議員は…ということは、
まだまだあると思われます。

一番やってほしくないことは、
投票しても何も変わらないと投票しないこと(棄権)です。

有権者の権利、
大いに行使して下さい。