山ウドをゴマクリームで和えただけ
ゴマと醤油の香りと旨味がうどのほろ苦いエネルギーを包んで
まろやかさとビターさが同時に舌を喜ばせてくれます。
生で味噌をつけてかじるのもおいしいですが
これはなかなか絶品です。
私の暮らしの拠点は山形県の森の中に立つ「いのちのアトリエ」です。
家のまわりでは、太くてトロリとおいしいわらびが山ほど取れます。
灰と熱湯に浸けて一晩で食べられます。
体を冷やす作用が強烈なので食べ過ぎは禁物ですが
だからこそ山菜の役割である
冬の間に締まっていた体を目覚めさせて開く効果がも強いので
食卓に適量迎え入れて、醤油をたっぷりかけていただきます。
これはシオデという山菜、アスパラの原種と言われています。
蔓状の細めの種類と、立ちシオデという太めのアスパラそっくりの種類が
同じところに生えています。さっと茹でるだけで食べられる手軽さが良いです。
そしてこれは、アザミの茎です。フキの軸のように見えますが
こちらの方が、とろけ感とほのかな甘みが楽しめます。
地面からニョキニョキと緑の山菜が出て来て端境期の食卓を支えてくれる
そして、それが季節に適応できる免疫力の高い体を作ってくれるという
なんとも愛深い仕組みに自然界はなっています。
そして、初夏の野菜が出てくる頃になると終わっちゃいます。
その潔さが、健康を支えるんだなと
お別れの食卓を楽しみます。
丸いテーブルなら何人になっても、等距離、向かい合いか横並びの目線で
食事を楽しめます。
▼体の運営術としての食をマスターして自分軸を取り戻す!
▼通信講座 1年52回で学ぶ日本語を構成する48音の原点
▼かろやかに