積水化学、港湾施設で国内最大規模のペロブスカイト太陽電池検証開始
2024.5.28
概要
- 積水化学工業と東京都は、東京国際クルーズターミナルにフィルム型ペロブスカイト太陽電池(PSC)を設置し、検証を開始した。
- 検証期間は2025年3月28日までで、耐風圧や塩害などの耐久性を確認する。
- 発電した再エネ電気は、「TOKYO」サインの点灯に活用される。
- PSC設置は港湾施設としては国内最大規模。
- 積水化学工業は2025年の事業化に向けて、高層ビルや倉庫への設置など、各種用途への検証を進めている。
詳細
- 設置場所:東京国際クルーズターミナル
- 検証期間:2025年3月28日まで
- 検証内容:耐風圧、塩害などの耐久性
- 発電用途:「TOKYO」サインの点灯
- 設置規模:国内最大規模(2024年5月24日現在、積水化学工業調べ)
- 積水化学工業の取り組み:
- 屋外耐久性10年相当のPSCを開発
- 30cm幅のロール・ツー・ロール製造プロセスを構築
- 発電効率15.0%のPSCを製造
- 今後の展開:
- 2025年の事業化に向けて、高層ビルや倉庫への設置など、各種用途への検証を進める
- 1m幅での製造プロセスの確立
- 耐久性、発電効率のさらなる向上
関連情報
ポイント
- 積水化学工業は、PSCの事業化に向けて積極的に取り組んでいる。
- 港湾施設での検証は、PSCの耐久性や実用性を評価する上で重要。
- 今後の展開が注目される。
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名称:NPO法人日本住宅性能検査協会<ペロブスカイト太陽電池活用研究会>
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