<Youtubeで学ぶ不動産> No.10 CLT(直交集成板)木材中高層のマンションなどに |  NPO法人日本住宅性能検査協会 建築・不動産ADR総合研究所(AAI)

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No.10

CLTという木材

 

建築の分野でも、新しい素材が次々と開発され広がっています。なかでも今注目を集めているのがCLT建材です。CLTとはCross Laminated Timber(直交集成板)の略称で、木材の繊維方向が直交するように積層接着した木質系材料です。

 

CLTは工場で加工され、現場では組み立てるだけなので、コンクリートのように養生期間もなく、短い工期で建築可能です。軽くて、耐火性も耐震性も高いたてものです。

 

2016年4月にCLT関連の建築基準法が告知されました。ようやくここ数年少しずつですが、採用され12階建てのビルディングもCLTで建築され始めました。数年以内には、中高層のマンションなどにも採用されると考えられます。 

 

2050年カーボンニュートラルを目指してLCCM住宅(ライフ・サイクル・カーボン・マイナス)が求められています。LCCM住宅とは、建設時、運用時、廃棄時において出来るだけ省CO₂に取り組み、住宅建設時のCO₂排出量も含めライフサイクルを通じてのCO₂の収支をマイナスにする住宅です。

 

CLTは、生産時にも間伐材を活用し、運用時には、建設時は短期間の工事期間、運用時には断熱性の高い住まい、廃棄時にはリサイクル建材として活用されます。

 

地球温暖化の問題を解決する建材として、中高層のマンションだけでなく戸建て住宅にも広がっていくと考えられています。

 

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