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ダイヘン、自家消費太陽光向け蓄電池パッケージを開発:部品価格50%削減

ダイヘンが太陽光発電の自家消費向け蓄電池パッケージを開発。蓄電池の導入や設置にかかるコスト・面積を抑えたのが特徴で、同年5月1日から受注を開始している。

2024年05月20日 

 

概要

  • ダイヘンは、太陽光発電の自家消費向け蓄電池パッケージを開発し、5月1日から受注を開始した。
  • 主な特徴は以下の3点。
    • 部品価格を従来比約50%削減
    • 設置面積を従来比約50%削減
    • 設置工事を半日で完了

製品仕様

  • 出力:±170kVA
  • 入力仕様:三相3線210V
  • 蓄電容量:407kWh/814kWh
  • 外形寸法:
    • 407kWhモデル:W3590×D1305×H2380mm
    • 814kWhモデル:W4890×D1305×H2380mm
  • 設置環境:
    • 屋外・重耐塩仕様(海岸より500m以上)
    • 設置温度範囲:-10~45℃

主な特長

  • 高電圧1500V対応の高エネルギー密度タイプの蓄電池とユニット型パワコンを採用し、機器構成を簡素化
  • オールインワン設計により、設置面積を従来比約50%削減
  • ダイヘン独自のエネルギーマネジメントシステム「Synergy Link」を搭載し、充放電制御を実現
  • 中央監視型の制御装置不要で、将来的な機器の追加・入替が容易

その他

  • ダイヘンは、ストレージパリティ達成に向けた太陽光発電設備等の価格低減促進事業など、各種申請手続きにも対応可能

補足情報

[スマートジャパン]

 

 ダイヘンは2024年5月16日、太陽光発電の自家消費向け蓄電池パッケージを開発したと発表した。蓄電池の導入や設置にかかるコスト・面積を抑えたのが特徴で、同年5月1日から受注を開始している。

 

 新製品は出力±170kVA、入力仕様三相3線210Vで、蓄電容量407/814kWhの2モデルを展開する。407kWhモデルはの外形寸法はW3590×D1305×H2380mm、814kWhは、W4890×D1305×H2380mmで、海岸より500m以上の設置に対応する屋外・重耐塩仕様、-10~45℃までの設置環境に対応する。

 

 高電圧1500V対応の高エネルギー密度タイプの蓄電池に接続可能なユニット型パワコンの採用により、構成する機器の数量を低減したのが大きな特徴となっている。これにより、機器価格を同社従来比約50%削減した。

新製品の蓄電池パッケージ(容量814kWhモデル) 出典:ダイヘン

 また、パワコン、蓄電池、変圧器、自動切替回路、監視装置などをパッケージ化したオールインワン設計によりコンパクト化を図り、設置面積を同社従来比約50%削減できるという。設置は半日で行えるため、施工コストも抑えられるとしている。

 

 新製品にはダイヘン独自のエネルギーマネジメントシステム「Synergy Link」搭載しており、充放電制御にも対応する。高コストな中央監視型の制御装置不要で、将来的な機器の追加・入替等の対応が容易なことに加え、システム改修にかかる手間・コストも抑えやすいとしている。

 なお、新製品の導入については、ダイヘン側で「ストレージパリティ達成に向けた太陽光発電設備等の価格低減促進事業」申請など、各種申請手続きにも対応可能。

 

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