パワーX、定置用蓄電池を初納入、都城市の物流施設に
2024/01/12 18:12
パワーエックスの定置用蓄電池「Mega Power」
(出所:パワーエックス)
パワーエックスとセンコーグループホールディングスの共同プレスリリースの要約
- パワーエックスは、センコーグループホールディングスと提携し、宮崎県都城市で開発中の新設物流施設に定置用蓄電池「Mega Power」1台を2023年12月に納入した。
- Mega Powerは、20フィートコンテナ型蓄電池で、蓄電池セルはリン酸鉄リチウムイオン(LFP)を採用する。蓄電容量は2742kWh。
- パワーエックスは、これまでMega Powerを自社拠点に導入していたが、顧客拠点への設置は今回が初めてとなる。
- パワーエックスは、蓄電池とともに、同物流施設に設置されるオンサイト太陽光発電設備を最大限活用するためのエネルギー管理システム(EMS)を納入する予定。
- 蓄電池は、太陽光発電の自家消費率向上に活用する。
- 国土交通省の「物流脱炭素化促進事業」の補助対象に採択された。
- センコーグループホールディングスは、パワーエックスに資本参加しており、今回の蓄電池設置を皮切りに全国物流拠点への蓄電池導入計画を進めていく。東京都、静岡県、大阪府など合計20拠点に導入する計画。
ポイント
- パワーエックスは、国内の物流業界に蓄電池の普及を進めようとしている。
- センコーグループホールディングスは、脱炭素化の推進に向けて、自社の物流拠点への蓄電池導入を進めていく。
今後の展望
パワーエックスは、今後もセンコーグループホールディングスをはじめとする物流業界の企業と提携し、蓄電池の普及を進めていくと見られる。センコーグループホールディングスは、20拠点への蓄電池導入を皮切りに、さらに多くの物流拠点への導入を進めていけば、物流業界の脱炭素化に大きく貢献することになるだろう。
プレスリリース 2024.1.11
蓄電池ベンチャーのパワーエックス(東京都港区)は1月10日、総合物流事業などを展開するセンコーグループホールディングスと提携し、宮崎県都城市で開発中の新設物流施設に定置用蓄電池「Mega Power(メガパワー)」1台を2023年12月に納入したと発表した。
Mega Powerは、20フィートコンテナ型蓄電池で、蓄電池セル(充放電素子)はリン酸鉄リチウムイオン(LFP)を採用する。蓄電容量は2742kWh。これまでパワーエックスは同製品を自社拠点に導入しているが、顧客拠点への設置は今回が初めてとなる。
また同社は蓄電池とともに、同物流施設に設置されるオンサイト太陽光発電設備を最大限活用するためのエネルギー管理システム(EMS)を納入する予定。蓄電池は、太陽光発電の自家消費率向上に活用する。国土交通省の「物流脱炭素化促進事業」の補助対象に採択された。
センコーグループホールディングスは、パワーエックスに資本参加しており、今回の蓄電池設置を皮切りに全国物流拠点への蓄電池導入計画を進めていく。東京都、静岡県、大阪府など合計20拠点に導入する計画。
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