【星光PMC】 「銀ナノワイヤ」をペロブスカイト太陽電池の電極として活用 |  NPO法人日本住宅性能検査協会 建築・不動産ADR総合研究所(AAI)

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【星光PMC】
「銀ナノワイヤ」を太陽電池の電極として活用

 星光PMCは、2020年10月に設立された「フィルム太陽電池研究コンソーシアム」に参画しています。また、自社開発した太さが25nm(ナノメートル・10億分の1メートル)しかない「銀ナノワイヤ」は、導電性と光透過性の高さに加え、折り曲げに強いという特徴を持っており、ペロブスカイト太陽電池の電極としての活用が期待されます。

 

星光PMC株式会社が開発した銀ナノワイヤは、その特性から太陽電池の電極としての応用が期待されています1

銀ナノワイヤは、太さがナノスケールのワイヤ状の銀で、銀ナノワイヤによって形成された膜は、高導電性かつ高い光透過性を有することに加え、現在透明導電膜として広く使われているITO(酸化インジウムズズ)に比べ折り曲げに強いという特徴を持っています1

これらの特性から、銀ナノワイヤはフレキシブルなタッチパネルや新しい太陽電池の電極としての応用が期待されています1。具体的には、銀ナノワイヤを塗工したフィルムは、低い抵抗値かつ高い透明性を示し、塗工する銀ナノワイヤの量を調整することで、抵抗値や光学物性を調整することができます1

また、銀ナノワイヤは通常、光や高温・高湿条件に弱く劣化しやすい物質ですが、星光PMC株式会社独自の保護層を銀ナノワイヤ層上に設けることで、非常に高い環境耐性を実現しています1

以上の特性から、銀ナノワイヤはペロブスカイト太陽電池の電極としての活用が期待されています。ペロブスカイト太陽電池は、高い光電変換効率と低コスト製造が可能な新世代の太陽電池で、銀ナノワイヤの導入によりその性能がさらに向上する可能性があります2。このように、銀ナノワイヤは新たな太陽電池技術の開発に寄与する重要な材料となり得ます。1

 

ペロブスカイト太陽電池アドバイザー

 

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                 受付開始 2023年11月1日から

 

公式Hp ペロブスカイト太陽電池アドバイザー

 

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