利上げは見送り、ウォーシュ議長もそこまでタカ派ではなかった!?
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米連邦公開市場委員会(FOMC)声明
「FOMCは9対3の賛成多数で以下の声明を承認」
「委員会は、FRBの二つ責務を支持するため、FF金利を据え置くことを決定した」
「また、銀行システムにおける潤沢な準備預金の維持という方針を再確認した」
「中東情勢の紛争などに起因する不確実性が高まっているものの、経済活動は堅調なペースで拡大している」
「生産性の伸びと設備投資は力強い」
「雇用の増加は労働力の伸びと歩調を合わせており、失業率に大きな変化は見られない」
「インフレ率は、エネルギーを含む特定のセクターでの価格上昇を招いた供給ショックなどを背景に、委員会の目標である2%を上回る水準で推移している」
「委員会は物価安定を実現する方針である」
「ハマック氏とカシュカリ氏、ローガン氏は今回の会合でFF金利を0.25%引き上げることを支持」
赤文字タカ派、青文字ハト派
3人の委員が0.25%主張でタカ派っぽい結果ですが、一部では利上げとの見方もあったことを勘案すれば、利上げ自体を見送ったことで声明文自体はハト派との市場の見方であったようです。
下記のドル円での動きでも確認できます。
ウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長
「議論は協調的かつ建設的だった」
「経済は目覚ましい回復力を見せている」
「ソフトなインフレ目標など存在しない」
「我々は物価の安定を実現する」
「5年以上にわたる目標を上回るインフレは、9週間で解消できるものではない」
「名目、実質国債利回りが大幅に上昇」
「フォワードガイダンスの縮小が市場の動きに影響を与えた可能性がある」
「市場の関心は実体データや実体経済の動向に集中している」
「必要かつ適切と判断されれば、躊躇なく行動する」
「ハイテク分野の設備投資の急増は目覚ましいものがある」
「設備投資は将来の成長に向けた地ならしとなっている」
「市場の反応を、直接かつありのままに観察する必要がある」
「過去5年間の高インフレについて、我々は多くの議論を重ねてきた」
「同僚らと共に、近年の経済ショックについて考察した」
「設備投資ブームがAIインフラの価格を押し上げている」
「市場からのありのままのメッセージを汲み取ろうと努めてきた」
「市場のシグナルを阻害しないよう努めている」
「利回りの上昇は見られるが、我々はそれに関与しないよう努めている」
「市場の解釈というのは不完全なものだ」
「債券市場は経済が堅調かつ安定していると示唆しているようだ」
「今後のあらゆる選択肢について活発な議論を行った」
「我々の決定は圧倒的多数の支持を得た」
「6月のコアCPIの結果は決定に大きな影響を与えなかった」
「今後はインフレ関連のデータを注視していく」
「数週間以内にインフレ対策タスクフォースと状況を確認する」
「単一のデータのみを判断の裏付けとはしていない」
「市場価格は、政策が経済に影響を及ぼす数多くの経路の一つに過ぎない」
「私自身の判断としては、今は慎重に見極めつつ検討すべき時期にある」
「インフレが高止まりする場合、金利調整が解決策の一部となり得る」
「ショックを単に無視したり、重要ではないと見なしたりしているわけではない」
「ジャクソンホールでの講演については、まだ検討を始めていない」
「ジャクソンホールでは、重要な論点を提示したいと考えている」
「今後数週間でタスクフォースと状況確認を行う」
「完全雇用の面では、国としてかなり順調な状況にある」
「物価の面では、状況はそれほど良好とは言えない」
赤文字タカ派、青文字ハト派
議長会見は・・・
インフレへの言及はあったものの、前回の会合が相当タカ派であったことを勘案すれば、そこまで強いタカ派ではなかったとの市場の見かたのようです。
下記はドル円15分足
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実際に、ドル円は利上げ見送り、ウォーシュ議長会見でドル安円高が進行。
市場では一部利上げやウォーシュ議長のタカ派会見が警戒されていたので、そこまではタカ派ではなかったとの判定は為替を見る限りそうなのでしょう。
下記は米金利利回り
米2年債利回り:4.2397(-0.0474)
米10年債利回り:4.6813(+0.0751)
米30年債利回り:5.2145(+0.1259)
FRBの金融政策への影響の大きい短期金利が低下しており、こちらもFOMCが市場が警戒していたほどそれほどタカ派ではなかったとの見方を裏付けるものでした。
下記はNY金15分足
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ドル建て金市場も、利上げ見送りで上昇、議長会見でも上昇しました。
ただ、その後のトランプ発言で下落に転じています。
そのトランプ発言とは・・・
トランプ米大統領
「イランを強く叩く、今回は我々の番だ」
「イランは攻撃しないよう求めている」
「イランとの合意に至るかどうかは、今後次第だ」
昨日、イランの砲撃に対して迎撃はあったようですが・・・
本格的に米国が再びイランへの攻撃を再開するというような発言に、FOMC以降買い戻されていた金市場は再び上げ分を消す動きでした・・・・。
FOMC,米国とイランで忙しい中、本日は株式市場にも注視が必要でしょう。
NYダウ工業株30種:51594.14(-1153.18)
NASDAQ総合指数:24442.94(-433.97)
S&P500指数:7316.15(-112.63)
ダウ、ナスダックとも大幅安ですが、昨日、アジア株、特に韓国株が一時13%の大幅安・・。
韓国政府は29日、数十億ドル相当の資産が失われた株価急落を受け、株式市場を安定させるための追加措置と、個人投資家にレバレッジ型上場投資信託(ETF)へのアクセスを抑制する方針を示した。
とのことですが・・・
<ハンターポイント>
FOMC、米国とイラン、AIバブル崩壊でのアジア株安で市場は荒れそう??
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