貴金属は下落も為替の円高は一時的・・・。

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昨日、神田財務官が

「こういった動き続くなら、あらゆる選択肢を排除せず対応」
「為替、ファンダメンタルズ反映して安定推移が望ましい」
「為替、高い緊張感もって注視」
「足元をみると投機的な行動、ファンダメンタルズでは説明できない動きがみられる」
「急激な動きは企業や家計に不確実性もたらし経済に悪影響及ぼす」

と発言。

一時、ドル円は147円近辺まで円高調整も続かずドル高円安に

昨日23時30分に発表された米経済指標は。

米8月ISM非製造業総合指数は54.5（事前予想は52.5）でした

週末の米金利

米2年債利回り：5.0266（0.0669）
米10年債利回り：4.2936（0.0338）
米30年債利回り：4.3626（-0.0078）

予想を上回ったISM非製造業に短期金利を中心に10年金利も上昇しました。

ドル円15分足

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神田財務官の発言時の円高は一時的もその後は円高。

米時間の23時にはISM非製造業の予想を上回る内容にドル高円安でした。

下記はNY金15分足

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ISMの発表後にドル建て金市場は下落しています。

昨日の米株市場は・・

NYダウ工業株30種：34443.19（-198.78）
NASDAQ総合指数：13872.47（-148.48）
S&P500指数：4465.48（-31.35）

米金融政策の長期化を懸念しての下落とのコメントが多かったようです。

＜貴金属＞ＮＹ金市場10月限は8.5ドル安1925.8ドル、換算値は10～15円安です。

　大阪金夜間市場は一時9126円（+21円）まで上昇しましたが、9087円（-18円）まで下落し、9090円（-15円）で引けました。

　上記でも触れましたが、ISM非製造業が予想を上回る結果であったことでドル建て金市場は続落、国内金市場も続落しました。

　ここで、日本当局のけん制をなめ切った市場に鉄槌を加える為替介入をしても良いとは思いますが・・・

　神田財務官の発言はそこそこの強さだったとは見ていますが・・・

　貴金属全体の下げもあってドル建て金市場は下げの動きに。

　天井うちとなるには大きな下げが必要ですが・・。

ＮＹ白金市場7月限は18.2ドル安の915.3ドル、換算値は30円安です。

　大阪白金市場は下落して始まり、一時4430円（-25円）まで下落後、4260円（-32円）で引けました。

　ドル建て白金、900ドル割れでは下げ止まるイメージ。

　今回の下げも900ドル割れまで？？

＜ハンターポイント＞

　神田財務官の発言で日本当局の姿勢を示せるか？？

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