朝の記事追記!パウエル議長会見は!?
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本当は2000と書きたかったですが・・・
FOMCの声明文は以下の通りでした。
『最近の指標は、経済活動が緩やかなペースで拡大し続けていることを示唆』
『雇用の伸びはここ数カ月間堅調で、失業率は低いまま』
『「インフレ率は引き続き高止まりしている』
『米国の金融システムは健全で強固』
『家計や企業の信用状況の引き締まりが経済活動、雇用、インフレの重しになる可能性がある』
これらの影響の程度は依然不透明だ。委員会は引き続きインフレのリスクを大いに注視している『』
『委員会は雇用最大化と長期的な2%のインフレ率の達成を目指す』
『これらの目標を支援するため、委員会はフェデラルファンド(FF)金利の目標誘導レンジを5.00−5.25%に維持することを決定した』
『今回の会合で目標レンジを安定的に維持することで、委員会は追加情報とその金融政策への影響を評価することが可能になる』
『時間の経過とともにインフレ率を2%に戻すために追加的な金融政策の引き締めがどの程度適切かを決めるに当たり、委員会は金融政策の度重なる引き締め、金融政策が経済活動とインフレ率に及ぼす影響の遅れ、および経済と金融の動向を考慮する』
『さらに、以前発表された計画で説明されている通り、委員会は保有する米国債およびエージェンシーローン担保証券の削減を続ける』
『委員会はインフレ率を2%の目標まで戻すことに力強く取り組む』
『金融政策の適切な姿勢を評価するに当たり、委員会は今後もたらされる経済見通しに関する情報の意味を引き続き監視する』
『委員会の目標の達成を妨げる可能性があるリスクが生じた場合、委員会は金融政策スタンスを適切に調整する準備がある』
『委員会の評価は、労働市場の状況、インフレ圧力、インフレ期待、金融と世界の動向を含む幅広い情報を考慮する』
『今回の金融政策決定は全会一致』
今回注目はドットチャートでしょう。
発表されたドットチャートは以下の通りでした。
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3月のFOMCのドットチャートは以下の通りでした。
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2023年末の分だけ今回のドットチャートと前回3月の比較
上が6月、次段が前回3月分です。
明らかに2回分の年内利上げが増えています。
本日モーサテ見れないので鈴木さんどういったかわかりませんが、恐らくタカ派な内容と言っているでしょう。
個人的にはこのドットチャートは相当タカ派であり、事前の予想では年内の利上げはあと一回程度であったはず・・。
本日は金利の上昇や、ドル高は見られていませんが、明日以降、ドル高や金利の上昇の動きがみられ、恐らく金市場には圧迫要因となるでしょう。
パウエル会見以降続きは、仕上がり次第、追記更新します。
パウエルFRB議長の会見は以下の通りでした。
『2%のインフレに強くコミット』
『ほぼすべての当局者が年内のさらなる利上げは適切だと判断』
『年内の追加利上げが適切である可能性が高い』
『インフレ圧力はなお高まっている』
『インフレ率を2%に戻すには長い道のりがある』
『我々は会合ごとに意思決定を続けていく』
『金利据え置きの決定は賢明だった』
『FOMCは累積的な引き締めを考慮す』
『FOMCは二つの目標を達成するために全力を尽くす』
『インフレ緩和にはトレンドを下回る成長期間が必要となる可能性』
『7月のFOMCはライブになると予想』
『利上げ一時停止は引き締めペース鈍化の継続』
『6月据え置きを1回見送りと呼ぶべきではない』
『労働市場は驚異的な回復力を見せている』
『労働市場は経済を動かす原動力』
『我々は十分に制限的な金利にかなり近づいてきた』
『インフレリスクは依然として上向きだと考えている』
『コアPCEに大きな進歩は見られない』
『過去2年、FOMCのインフレ予測は外れていた』
『予測はあまり重視しない、不確実だ』
『利下げについては2年ほど先の話』
ドットチャートの2回利上げ上乗せを勘案すれば、パウエルFRB議長の会見は、声明文ほどはタカ派ではないかもですが、タカ派内容赤文字、ハト派内容青文字で分類しました。
下記はドル円5分足です。
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やはり、声明文の発表時にドル高、議長会見が始まってからはドル安に振れもどす場面もありましたね。
最終的には再びドル高の動きですが・・・。
NY金5分足
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声明文の発表時に下落、パウエル議長の会見時に一時戻すも再び下落の動きになっています。
昨日の米金利
米2年債利回り:4.6964(0.0302)
米10年債利回り:3.792(-0.0213)
米30年債利回り:3.8768(-0.0432)
予想を下回る生産者物価指数に21時30分以降は米金利は低下していましたので、FOMC声明文発表後は米金利は急上昇している方でしょう。
昨日の米株市場
NYダウ工業株30種:33979.33(-232.79)
NASDAQ総合指数:13626.48(53.16)
S&P500指数:4372.59(3.58)
ダウ下落、ナスダックは上昇。知らんけど。
<貴金属>NY金市場8月限は10.3ドル高の1968.9ドル、時間外市場14~15ドルほど下落しており、換算値は20円安です。
昨日の大阪金夜間市場は一時8786円(+32円)まで上昇しましたが、8728円(-26円)まで下落し、8733円(-21円)引けました。
上記でも触れましたが、声明文、特にドットチャートは相当なタカ派的な内容です。
前回の3月の会合時には米地銀の破綻が相次いでいましたので、恐らくはドットチャートを下につけたメンバーが多く、その戻す作業もあって2回の利上げになったのかと個人的には思います。
いずれにしても金市場には下げる内容。
ドル建て金市場は1900ドル割れもあるでしょう。
国内金市場はこのタイミングで日銀がYCC修正など行えば、奈落で一気に8000円もあり得るのですが、日銀は期待薄で・・・
再エントリーした売り玉は8870円を超えるまでは維持とします。
<ハンターポイント>
声明文、ドットチャートは相当タカ派!!
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