植田新日銀総裁の会見を受け、市場は円安反応!! | 場勘ハンターおたまるのブログ【商品先物版】

植田新日銀総裁の会見を受け、市場は円安反応!!

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🐱『まだ、分からんよ、意外とヤクと阪神打てなさそうやし』

小生『相場と一緒なんよ、予想は予想』

🐱『市場は最近傾きすぎなんよね。今なら緩和、利上げ見通し後退の利下げ期待が隙を見せればすぐに・・・』

小生『仕方がないよね。緩和期待はすべての市場が上がるから、どうしてもエゴ的になるのは』

🐱『そうやにゃ』

 

 

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既報の通り、先週末の米雇用統計は事前予想の数字をほぼクリアー、JOLTS求人数を受けて悪化懸念が強かったので、市場では週末の米金利上昇もあり、週明けの米市場はドル高、、ドル建て金市場の下落はほぼ確定要素でした・・・。

 

下記はNY金15分足

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実際そうでしたが、為替市場の大幅な円安が、国内金市場には上昇要因となりました。

円安要因は植田新日銀総裁の会見を受けてのものでした。

 

会見の発言内容は以下の通りです。

『政府との共同声明、直ちに見直すことはないと一致』

『物価の安定と金融システムの安定に力を尽くす』

『現在の金融緩和は非常に強力なのは間違いない』

『長い目で見た点検が必要かという論点がある』

『総合的に判断し、点検や検証はあってもいい。政策委員と議論して決めていきたい』

『現行のYCC継続が適当』

『現状、日本では金利を大幅に上げる状況ではない』

『マイナス金利政策、現在の緩和策のベースになっている』

『マイナス金利政策、継続するのが適当』

 

まず、順番が最後の分かですが、マイナス金利ですが緩和策のベースとの言い回しからも、しばらくは固定される政策なのでしょう。

 

日本では金利を大幅に上げる状況ではない否定したのは大幅な利上げであって、利上げ自体ではないということ。

 

共同声明について、直ちに見直す必要は無いとの言い方で、短い期間の見直しは否定も将来的な見直しはあるとも見れるでしょう。

 

現状の金融緩和は非常に強力ととの文言は緩和策継続も、緩和の度合いは弱まる可能性はあるのでしょう。

 

点検や検証があってもいいとの文言は、緩和こそ正義との黒田とは差異があると個人的には思います。

 

YCCにおいて、修正は事前にアナウンスできません。

むしろ、修正しないと言っておいて、だまし討ちで修正するしか方法が無いのです。

※事前にアナウンスすれば、元本保証の金融商品の提供になるので。

※分からない方はご自身の担当者に聞いてください。その担当者が説明できない場合は担当者を代えてください。

 

YCCの修正はGW前なのか6月なのかそれ以降なのかわかりませんが・・・

昨日以下のような報道が。

 

『日本経済新聞によると、財務省が10日発表した対外・対内証券売買契約などの状況によると、海外投資家は2022年4月〜23年3月(2022年度)に国債など国内の中長期債を9兆9671億円売り越した。年度の売越額としては遡ることができる05年度以降で最大となった。インフレ抑制を目的に海外の中央銀行が利上げを進める中、日銀も金融緩和を修正すると見込んだ海外勢による国債の売りが膨らんだ。』

 

海外投資家はいずれ日銀はYCCの修正を行うのは不可避であり、すでに日本国債は大幅な売り越しになっています。

 

YCCの修正での金利可動域の拡大や撤廃は日本国債は売られ金利は上昇となりますので。

 

ただ、植田日銀総裁の会見を受けて、為替市場は大幅な円安の反応。

 

下記はドル円15分足

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週末の米雇用統計発表時、短縮取引の債券市場以外休場でしたので、週明けの米市場で米雇用統計の再評価はあったと思われますが、ドル高中心の円高も、クロス通貨も含め円の独歩安でしたので、植田日銀総裁の会見をハト派と見て円売りを進めた向きが強いのでしょう。

 

 

昨日の米金利

 

米2年債利回り:4.0056(+0.0250)
米10年債利回り:3.4168(+0.0262)
米30年債利回り:3.6300(+0.0224)

 

一時低下の場面もありましたが、週末の米金利上昇の流れは継続しました。

 

 

昨日の米株市場

 

NYダウ工業株30種:33586.52(+101.23)
NASDAQ総合指数:12084.36(-3.60)
S&P500指数:4109.11(+4.09)

 

マチマチの動き。

良好な米雇用統計で市場で勝手に消されていた利上げが復活、そのことは米株市場にはネガティブ要因ですが、銀行危機が収束の動きを見せ始めていることは好感されているようです。

 

 

 

為替市場

ドル円   133円50銭台

ユーロ円  145円00銭台

豪ドル円  88円60銭台

 

🐱の為替3行まとめ

週末の米雇用統計を受けドル高

日銀総裁の会見で円安

ドル高主導での全体にも円安

 

 

<貴金属>NY金市場6月限は22.6ドル安の2003.8ドル、換算値は50~60円高です。


 大阪金夜間市場は一時8461円(-15円)まで下落しましたが、8536円(+60円)まで上昇し、8524円(+48円)で引けました。

 

 上記でも触れましたが、先週末の米雇用統計を受けてのドル高、米金利上昇の動きはドル建て金市場には下落要因となりましたが、植田日銀総裁の会見を受けての円安の変動幅が大きく、国内金市場は為替市場の円安分上昇となりました。

 

 個人的には会見の内容の割に円安反応が大きすぎ。

 YCCの修正も数か月以内にあるでしょうし。

 黒田前総裁に比べれば、極端に緩和に偏向しているとも思えませんが・・・

 あくまでも個人的見解です。

 

 売り玉維持、売り越しも維持とします。

 

 

<ハンターポイント>

今週は円安の継続性と、米消費者物価指数

 

 

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