米雇用、米シリコンバレーバンク（SVB）が経営破綻に！！

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先週末の米雇用時計は以下の通りでした。

非農業部門雇用者数変化 +31.1万人（事前予想 +20.5万人ほか）

2月米失業率 3.6％（事前予想 3.4％）
2月米平均時給（前月比） +0.2％（事前予想 +0.3％）
2月米平均時給（前年比） +4.6％、（事前予想 +4.7％）

雇用者数は事前予想を上回りましたが、失業率、賃金の上昇率が予想より悪い内容でした。

下記はNY金15分足

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米雇用統計、シリコンバレーバンク破綻の報でドル安円高、米金利低下の動きが加速、ドル建て金市場は上昇しました。

下記はドル円15分足

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下記は米10年債利回り15分足

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為替市場

ドル円　　　136円40銭台

ユーロ円　 143円90銭台

豪ドル円　　91円80銭台

🐱の為替３行まとめ

週末の米金利

米2年債利回り：4.5862（-0.2838）
米10年債利回り：3.6872（-0.216）
米30年債利回り：3.6934（-0.1559）

米雇用統計をきっけに大幅低下も、米株市場の下落などリスク回避の動きも米金利低下の要因でしょう。

週末の米株市場

NYダウ工業株30種：31909.64（-345.22）
NASDAQ総合指数：11138.89（-199.46）
S&P500指数：3861.59（-56.73）

その米株の下落ですが米連邦預金保険公社（FDIC）はこの日、SVBファイナンシャル・グループ傘下のシリコンバレーバンクが経営破綻し事業を停止したと発表したことが要因、市場で金融システム不安への警戒感から米株市場は売られました。

＜貴金属＞ＮＹ金市場2月限は32.6ドル高の1867.2ドル、換算値は70円高±30です。

　週末の大阪金夜間市場は一時8012円（-18円）まで下落しましたが、8070円（+40円）まで上昇して引けました。

　米雇用統計で賃金が予想を下回ったことや、シリコンバレーバンクの破綻の報で金融不安が強まり、ドル安、米債が買われ金利が大幅に低下したことがドル建て金市場の大幅安の要因となりました。

　ラーマンショックに次ぐ規模の金融機関の破綻とはいえ、金融不安が更に強まることはおそら、無いでしょう。

　売り玉維持、売り越しも維持とします。

ＮＹ白金市場月限は12.9ドル高の962.2ドル、換算値は50円高±20円です。

　週末の大阪白金夜間市場は一時4062円（-18円）まで下落しましたが、4139円（+59円）まで上昇し、4110円（+30円）で引けました。

＜ハンターポイント＞

日銀が動いての円高ではなく、米金融機関の破綻でのドル安円高ですので、ドル建て金市場は金融不安で上昇は仕方が無いでしょう。

ただ、円高分、アジア時間での上昇は限定的と思われます。

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