米金利の大幅反発とはならずで、金市場戻す・・。
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🐱『本日もまだまだちょっとおふざけのお話をする気になれませんので』
小生『金市場が下げかけるも戻した・・・』
🐱『昨日の記事を一言でいえば、米債券市場は23年末金利を基準に見れば、勝手に0.50%の利下げ先月28日以降の1週間で行っている状況』
小生『これを債券市場のエゴってさんざん言っています』
🐱『それで上げてる金市場。現状の状況を詳しく分析します。』
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本日は米金利から。
昨日の米金利
米2年債利回り:4.146(0.0534)
米10年債利回り:3.7508(0.1179)
米30年債利回り:3.7528(0.0583)
確かに米金利は上昇していますが・・・。
下記は米政策金利との連動性の高い2年債利回り30分足
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一時に比べれば米金利の上げ幅は縮小しています。
そのことが金市場の下落からの戻りの一因となったと言えるでしょう。
上記でも触れましたが、、米債券市場は23年末ベースの金利換算でセルフ利下げを0.50%も行っている状況。
そのことで金市場が上げていることは事実で、昨日の米市場の金利上昇を見て、無理やり引き下げられている金利は戻すのかなと思っていましたが、米FRBの利上げ幅縮小、早期の利上げ終了とのこれまで何回も引き起こされた米債券市場のエゴ的な動きはまだ続いています。
個人的見解ですが、米債券市場の金利低下の動きは修正されると見ていますが、相当この動きには怒りを持っています。
債券市場の歪んだ動きで、他の市場も歪みましたので。
下記はドル円15分足です。
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ドル安はやや一服の動きでした。
下記はユーロ円15分足
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欧州時間の序盤に上昇後はユーロ安の動きでした。
米ドルの>日本円>ユーロ相関性ですね。
下記は豪ドル円15分足
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火曜日の利上げ幅が予想の半分であったことで下げていた豪ドルは買戻しの動きでした。
米ドル>豪ドル>日本円>ユーロの相関性ですね。
NY金15分足
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ドル高、金利低下で下落も、上記でも触れましたように、米金利上昇幅が縮小する動きもあり、ドル建て金市場の下げ幅が縮小、国内金市場はプラス圏に浮上しました。
◆ドル建て金市場4.0ドル安、国内金市場の5円高の内訳推察
(米金利)0.05~0.11の上昇で5~10ドルの下落要因
(為替)ドル高ユーロ安が対円で1円ほど、10ドルの下落要因
(為替2)ドル円の30銭ほどのドル高円安は15円ほどの上昇要因
(米株)下落も影響は軽微
換算値は23.2*4.4-7*5.5=+118 63円の上昇の換算値
為替市場
ドル円 144円50銭台
ユーロ円 142円80銭台
豪ドル円 93円70銭台
🐱の為替3行まとめ
ドル高
ユーロ安
3行目割愛
昨日の米株市場
NYダウ工業株30種:30273.87(-42.45)
NASDAQ総合指数:11148.64(-27.77)
S&P500指数:3783.28(-7.65)
一時はダウで300ドル以上下落場面も、根強い米利上げ幅が縮小するのではないかとの市場のご都合主義解釈で米株は下げ幅を縮小しました
<貴金属>NY金市場12月限は9.7ドル安の1720.8ドル、換算値変わらず±10です
昨日の大阪金夜間市場は一時7872円(-74円)まで下落しましたが、7947円(+11円)まで上昇し、7941円(+5円)引けました。
上記でも触れましたが、ドル高、米金利上昇で一時は60円以上下落も、その後は米金利の上昇幅縮小の動きもあってドル建て金市場は下げ幅を縮小、国内金市場も下げ幅下げ分を消しました。
0.50%の米債券市場のセルフ利下げ状態はあまり解消されておらず、結果、金市場も金利低下、ドル安での上昇が解消されていません
FRBの利上げ幅縮小の見方は完全に米債券市場のエゴと見ています。
2週間前に示されたばかりのFOMCのドットチャートを無視していますので。
感情的に言っているわけでなく、非論理的な現状の動きに異を唱えているだけです。
米金利はいずれ修正されるでしょうし、そのことによって上昇した金市場も下げるでしょう。
売り玉維持、売り越しも維持とします。
白金市場は割愛です
<ハンターポイント>
ユニオンジャックショックでの金利低下ドル高は修正されるでしょう。
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