英中銀の国債買い入れ、豪中銀の利上げ半分で誘発されたのは!? | 場勘ハンターおたまるのブログ【商品先物版】

英中銀の国債買い入れ、豪中銀の利上げ半分で誘発されたのは!?

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かつやく画像がきれいに映らないでので、ここでは載せにくい、国内金市場の売買の内訳などエクセルで添付して希望者にはメールで送っています。

FOMCメンバーの経歴、発言などの資料も希望者には送っています。

 

🐱『本日もちょっとおふざけのお話をする気になれませんので』

小生『金市場が上げています。』

🐱『予想を外しています』

小生『すみません。』

🐱『現状の状況を詳しく分析します。』

 

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昨日の夕刻の記事と被る部分もありますが・・・

 

9月28日

英中銀は

『本日から英長期債の一時購入を実施(14日まで)』

『必要であれば、どのような規模であれ、買い入れは実施』

『量的引き締めの保有国債売却を10月31日まで延期』

と発表。

 

ここで債券市場が買戻され、世界的に上昇していた金利が低下に転じ、為替市場ではドル高からドル安クロス通貨に転換の起点になりました。

 

10月3日

クワーテング英財務相
「45%の最高税率の計画は進めない」

と発表。

英財政懸念後退で金利低下反応でした。

※ここでは英中銀の国債買い入れでの金利低下と英国政府の間違った減税政策の撤回で英財政懸念が後退での金利低下と、英国発の金利低下要因が二つ存在する状態に・・・。

 

10月4日

豪中銀0.25%の利上げ(事前予想は050%)

 

ユニオンジャック系の金利低下様相が続いたわけですが・・・

 

一番影響を受けたのは米金利の低下とドル安でした。

前回のFOMCでタカ派姿勢を出していたFRBも利上げ幅を縮小、今後の引き締めは緩くなるとの米債券市場、米株式市場からの期待の見方・・・。

 

確かに、一昨日に発表された米ISM製造業は事前予想を下回り、昨日の米求人数も減っていたことは事実。

 

ただ、FRBは本日も理事がインフレにコミットとの発言をしている中、先月最終週に発表された物価関連指標も低下していなかった・・・のに、なぜ利上げ幅は発表されたドットチャートから少なくなると見るのかは違和感しかない。

 

下記は米2年債金利日足

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米金融政策との連動性の強い2年債金利ですが、0.384%低下しています。

つまり、この2年間で0.25%の利上げ幅縮小の1.5倍分利上げが無くなると市場は無くなると見たんですね。

 

FOMCのドットチャートでは11月に0.75%、12月に0.50%の利上げ予定が示されたわけですが、すでに市場では30%ほど、0.25%が消された状況・・。

 

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市場織り込みですが

12月のFOMCで

0.75%+0.50%の利上げは64.6%

0.75%+0.50%-0.25%は33.3%

0.75%+0.50%-0.50%は2.1%

 

ドットチャートで示されたのはわずか2週間前

英国の件や豪ドルの利上げ半減でFRBも利上げ幅が縮小するとの見方は

 

違和感しかありません。

緩和、利上げを嫌う米債券市場、米株式市場のエゴの動きと結論を出していいと小生は思います。

 

 

 

下記はドル円15分足です。

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ドル安の動き継続でした。

 

 

下記はユーロ円15分足

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ユーロ>日本円>米ドルの相関性ですね。

 

下記は豪ドル円15分足

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ユーロ>日本円>豪ドル>米ドルの相関性ですね。

 

利上げ幅が予想の半分だった豪ドルよりも米ドルのほうが軟調でした。

 

 

NY金15分足

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ドル安で上昇も、23時のISM製造業の発表時の上昇が一番大きいですね。

 

 

◆ドル建て金市場30.8ドル高、国内金市場の124円高の内訳推察

 

(米金利)小幅の低下で若干の上昇要因

(為替)ドル安、堅調なクロス通貨で10~20ドルの上昇要因

(為替2)ドル円で70銭ほどのドル安円高は35~40円の下落要因

(米株)大幅高も影響は軽微

 

換算値は23.2*4.4-7*5.5=+118 63円の上昇の換算値

 

為替市場

ドル円   144円10銭台

ユーロ円  143円80銭台

豪ドル円  93円70銭台

 

🐱の為替3行まとめ

ドル安継続

ユーロは大幅高もドル安要因

3行目割愛

 

 

昨日の米金利


米2年債利回り:4.107(-0.0064)
米10年債利回り:3.6329(-0.0058)
米30年債利回り:3.7011(0.0228)

 

 


昨日の米株市場
 

NYダウ工業株30種:30316.32(825.43)
NASDAQ総合指数:11176.41(360.98)
S&P500指数:3790.93(112.50)

 

過度なFRBの引き締め観測の後退が招いた上昇。

あとで大きく下げるとは個人的な見解です。

 

 

<貴金属>NY金市場12月限は28.5ドル高の1730.5ドル、換算値60円高±10です


 昨日の大阪金夜間市場は一時7884円(-12円)まで下落しましたが、7984円(+88円)まで上昇し、7953円(+57円)引けました。


 上記でも触れましたが、先月の英中銀の長期債の買い入れや、昨日の豪中銀の利上げ幅が予想の半分でとどまったことで、まわりまわってなぜかFRBの利上げ幅が縮小するとの見方が強まり、米金利低下、ドル安がドル建て金市場の上昇要因となりました。

 

 FRBの利上げ幅縮小の見方は完全に市場のエゴ、特に米債券市場。

 いずれ修正されるでしょう。

 

 売り玉維持、売り越しも維持とします。



 白金市場は割愛です

 

<ハンターポイント>

ユニオンジャックで米国の利上げ幅見通しが一番縮小された怪は修正されるでしょう。

 

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