米金融当局者は異口同音でインフレ対策はまだこれから!!と発言で!? | 場勘ハンターおたまるのブログ【商品先物版】

米金融当局者は異口同音でインフレ対策はまだこれから!!と発言で!?

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🐱『今日はお話中止』

小生『時間の関係』

 

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パウエルFRB議長は東部時間26日午前10時からジャクソンホール会合で経済見通しのスピーチをするとのこと。

当初予定通りと思いますが・・・

 

デイリー米サンフランシスコ連銀総裁(昨年はややハト派~中立)

『インフレへの勝利宣言をするにはかなり早すぎる』

『コアサービスのインフレはまだ上昇している』

『食料品、エネルギー価格、住宅は高い上昇、インフレに対してやるべきことはまだ多い』

『金利は年末までに3%を少し上回る必要がある』

『9月会合では0.50%もしくは0.75%利上げが妥当』

 

ブラード米セントルイス連銀総裁(昨年からタカ派)

『9月会合で0.75%の利上げを支持したい』

『経済がリセッションに陥ることを心配するには時期尚早』

『2022年下半期の成長は上半期よりも良くなる』

『雇用市場は堅調、見通しは引き続き明るい』

『FRBは利上げプロセスを長引かせてはならない』

『失業率はさらに低下する可能性がある』

『「FRBは年末までに金利を3.75−4.00%に引き上げる必要がある』

 

ジョージ米カンザスティ連銀総裁(元からタカ派)

『米国は需要と供給の間にかなり大きな不均衡がある』

『先月のインフレは心強いが、ビクトリーランの時間ではない』

『出荷率の低下と配達時間の改善を考えると、供給に関して明るい兆しが見らる』

『雇用市場にはまだ緩和が見られず、企業は依然として賃金を引き上げる圧力にさらされている』

『供給の改善がインフレをさらに助長するとは期待していない』

『金利変更のペースが家計や企業に影響を与える可能性がある』

『利上げの停止点がどこになるかは明らかではないが、FRBはインフレが低下していることを完全に確信する必要がある』

 

 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁(昨年まで超ハト派)

『リセッションを避けられるかは分からない』

『インフレを低下させるために、もっとやることがある』

『経済のファンダメンタルズは強い』

『「RBはインフレをコントロールできるが、問題はリセッションを避けることができるか』

『至急インフレを低下させる必要がある』

 

 

米金融当局者の発言は総じてタカ派的な内容でしょう。

隙を見せれば、すぐに利上げ幅縮小、来年の利下げとハト派ご都合主義に傾斜しやすい市場へ牽制は常に行っていこうとの姿勢なのでしょう。

 

ただ、昨日は為替市場はドル高も、米金利は上昇せずでしたが・・・

 

 

下記はドル円15分足です。

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米経済指標は強弱混在もドル高円安の動きです。

 

 

下記はユーロ円15分足

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米ドル>日本円>ユーロの相関性ですね。

 

 

下記は豪ドル円15分足

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豪ドル>米ドル>日本円>ユーロの相関性ですね。

 

 

NY金15分足

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◆ドル建て金市場5.ドル安、国内金市場円12円高の内訳推察

 

(米金利)低下もドル高で影響は軽微

(為替)ドル高ユーロ安で5ドル程度の下落

(為替2)ドル円の60銭程度の上昇は国内金を30円程度押し上げ

(米株)小動きで影響は軽微

 

換算値は-5.1*4.4+6*5.5=-11で10~15円程度の下落

 

為替市場

ドル円   135円80銭台

ユーロ円  137円10銭台

豪ドル円  93円90銭台

 

🐱の為替3行まとめ

米金利は低下もドル高

ドル高ユーロ安

本日は市場ごとマチマチ

 

 

昨日の米金利

 

米2年債利回り:3.2078(-0.077)
米10年債利回り:2.8749(-0.0219)
米30年債利回り:3.1316(-0.0197)


昨日の米株市場

 

NYダウ工業株30種:33999.04 (18.72 )
NASDAQ総合指数:12965.34 (27.22 )
S&P500指数:4283.74 (9.70 )

 

 

<貴金属>NY金市場12月限は5.4ドル安の1761.1ドル、換算値は10~15円安です


 昨日の大阪金夜間市場は一時7617円(-24円)まで下落しましたが、7円(-31円)まで下落し、7526円(-8円)引けました。


 上記でも触れましたが、ドル高も金利は低下。

 ただ、FOMCメンバーの発言を見る限り、しばらくはFRBの引き締めスタンスは増えんでしょう。

 

 ドル建て金市場は下落は継続でしょう。

 国内金市場はドル建て金市場は下落も、為替との兼ね合いで上昇の日も多いですが、現状の為替市場の動きが大きいのが原因。

 ただ、極端な円安もないと勘案すれば、ドル建て金市場に呼応した下落となるでしょう。

 

 売り玉維持、売り越しも維持とします。

 


 NY白金10月限は14.4ドル安の864.4ドル。 換算値は0~10円安です。


 昨日の国内白金市場は一時3974円(+37円)まで上昇しましたが、3883円(-27円)まで下落し、3907円(-3円)で引けました。

 

 白金市場は3300~3,400円台まで下落した場合のみ買いを検討します。

 

<ハンターポイント>

本日は市場ごと方向感のない動き・・・。

ただ、FRBの引き締めスタンスは変わらずで金市場は下げるでしょう。

 

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