米消費者物価指数など物価関連指標は事前予想を下回り!? | 場勘ハンターおたまるのブログ【商品先物版】

米消費者物価指数など物価関連指標は事前予想を下回り!?

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小生『もう一匹飼おうかと・・・』

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一昨日発表の米消費者物価指数(CPI)は以下の通りでした。

 

7月米消費者物価指数(前月比)±0%(事前予想+0.2%)

7月米消費者物価指数(前年同月比)8.5%(事前予想+8.7%)

7月米消費者物価指数コア(前月比)0.3%(事前予想+0.5%)

7月米消費者物価指数コア(前年同月比)5.9%(事前予想+6.1%)

 

事前予想を下回りましたね。

市場の反応はドル安円高

 

昨日発表の米生産者物価指数(CPI)は以下の通りでした。

 

7月米生産者物価指数(前月比)-0.5%(事前予想+0.2%)

7月米生産者物価指数(前年同月比)9.8%(事前予想+10.4%)

7月米生産者物価指数コア(前月比)0.2%(事前予想+0.4%)

7月米生産者物価指数コア(前年同月比)7.6%(事前予想+7.6%)

 

こちらも事前予想を下回りました。

 

 

下記はドル円30分足です。休みがありましたので30分足です

クリックしてください。大きくなります。

 

一昨日の米7月消費者物価の結果を受けてドル安円高の動きでした。

 

 

下記はユーロ円30分足。休みがありましたので30分足です

クリックしてください。大きくなります。

 

ドル安にある程度呼応、対円では下落しました。

 

円>ユーロ>米ドルの相関性ですね。

 

 

下記は豪ドル円30分足。休みがありましたので30分足です

クリックしてください。大きくなります。

 

豪ドル>円>ユーロ>米ドルの相関性ですね。

 

NY金15分足

クリックしてください。大きくなります。

 

ドル安にも拘わらず、ドル建て金市場は上げずでした・・・。

 

 

◆ドル建て金市場0.4ドル安、国内金市場114円安の内訳考察

 

(米金利)二日間で高安マチマチで影響は軽微

(為替)大幅なドル安で本来は20ドルの上昇はあってもですが上げず。

(為替2)ドル円2円10銭のドル安円高は115円の下落要因。

(米株)初日は大幅高も影響は軽微

 

外部市場の環境からドル建て金市場は理論上10ドルは割高となります。

買戻し主導の上昇と考えていいでしょう。

 

換算値は0.4*4.4-21*5.5=-114円安で夜間の終値と同値

 

為替市場

ドル円   132円80銭台

ユーロ円  137円20銭台

豪ドル円  94円40銭台

 

🐱の為替3行まとめ

米CPI、PPIでドル安円高

ユーロはある程度下落

資源国通貨は逆に上昇

 

一昨日の米金利

 

米2年債利回り:3.2244(-0.0452)
米10年債利回り:2.7901(0.0128)
米30年債利回り:3.0343(0.0448)

 

昨日の米金利

 

米2年債利回り:3.2351(0.021)
米10年債利回り:2.8894(0.1085)
米30年債利回り:3.1716(0.139)

 

 

米金利は事前予想を下回る物価関連指標もトータルで下げずでした。

株式市場よりは債券市場のほうがまとも!?

 

 

一昨日の米株市場


NYダウ工業株30種:33309.51(535.10)
NASDAQ総合指数:12854.80(360.87)
S&P500指数:4210.24(87.77)

 

8.5%の消費者物価指数でも十分高いのですが、市場はこれで利上げが和らぐ、来年には緩和とのご都合主義に見えます。

特に米株市場は割高、大きな下げが来ていいとは個人的意見。


昨日の米株市場

 

NYダウ工業株30種:33336.67(27.16)
NASDAQ総合指数:12779.91(-74.89)
S&P500指数:4207.27(-2.97)

 

昨日の米株市場は上昇も値を消しました。

 

 

<貴金属>NY金市場12月限は二日間で1.4ドル高、ドル安の1790.9ドル、換算値は115±20円安です


 昨日の大阪金夜間市場は一時7753円(+19円)まで上昇しましたが、7609円(-125円)まで下落し、7620円(-114円)引けました。


 上記でも触れましたが、米消費者物価指数、昨日の生産者物価指数とも予想を下回りました。

 為替市場のドル安を勘案すれでドル建て金市場は10ドル、20ドル上昇していても文句は言えない内容。

 

 ただ、この為替市場で上げなかったことはドル建て金市場の今回の戻りがいっぱいであった可能性が高いかもしれません。

 

 8.5%の物価上昇自体は大きいです。

 市場はすぐに勘違いしますが、3%を割れないと、5%ぐらいまで下げて鈍化したと再び利下げと期待する市場の緩和期待病は重症化しているでしょう。

 

 利上げの継続、忘れてはいけないのは、バランスシートの縮小が毎月進んでいることを勘案すれば、金市場は国内市場とも再び下値模索との見方です。

 

 売り玉維持、売り越しも維持とします。

 


 NY白金10月限は二日間で13.1ドル高、13.3ドル高のドル。 換算値は40~50円高です。


 一昨日の国内白金市場は一時3941円(+27円)まで上昇しましたが、3893円(-21円)まで下落後、3925円(+11円)で引けました。

 

 白金市場は3300~3,400円台まで下落した場合のみ買いを検討します。

 また、遠ざかりましたが・・・

 

<ハンターポイント>

大幅なドル安に反応しなかったドル建て金市場

 

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