FOMC・・・市場は欲しかった文言を無理やりTAKE(完全版) | 場勘ハンターおたまるのブログ【商品先物版】

FOMC・・・市場は欲しかった文言を無理やりTAKE(完全版)

メールサービスメンバー募集します

下記クリックして入っていただいて必要事項を記入していただければ、メンバーのみの資料の送信などのサービス特典があります。

希望者には電話での相談も行っています!!

下記をクリックして入ってください。

ここをクリックして入ってください

かつやく画像がきれいに映らないでので、ここでは載せにくい、国内金市場の売買の内訳などエクセルで添付して希望者にはメールで送っています。

FOMCメンバーの経歴、発言などの資料も希望者には送っています。

 

🐱『コロナの感染は止まらんな、そしておたまるは行動規制っていって叩かれる』

小生『ちゃうねん。医療現場の方が行動規制をしてほしい、もう限界と言っているから』

🐱『確かに、一般人は遊びまくって、感染しました、診療してくださいって大挙してこっられてもな。』

小生『大阪は高齢者の不要不急の外出自粛とはなったが、来月のお盆は相当きつい行動規制をしてもいいと思ってる、個人的には。』

🐱『なんで』

小生『まず、日本国民の意識が低くくなり過ぎた』

🐱『コロナは終わっていない』

小生『コロナ終息後に1回もかからなかった人には協力金支給、逆に1回の感染は仕方がないけど複数回かかった方は実費請求でいいのではと。』

🐱『意識低い人はかかるし、意識高い人は確かにかかりにくいわな。』

小生『本当は酒類提供禁止にすべきと思ってる』

🐱『また、助成金よこせってなるよ』

小生『国民が自主的に酒、旅行を控える、その代わり、コロナが収まったら控えた旅行などを必ず行くってことにしてくれればね、景気のこともあるから。』

🐱『ワン』

 

 

購読料は下のボタンポチをいただいております。

無人販売店と同じです。お願いします!!!

にほんブログ村 先物取引ブログ 商品先物へにほんブログ村 先物取引ブログ 商品先物へにほんブログ村 先物取引ブログ 商品先物へ

 

FOMCの声明文は以下の通りでした。

『最近の消費と生産の指標は軟調に推移している』

『ここ数ヶ月(カ月)の雇用増加は堅調で、失業率は低水準にとどまっている』

『インフレ率は、パンデミックに関連した需給の不均衡、食品・エネルギー価格の上昇、およびより広範な物価上昇圧力を反映して、依然として高い水準』

『委員会は雇用最大化と長期的な2%のインフレ率の達成を目指す』

『これらの目標を支援するため、委員会はフェデラルファンド(FF)金利の目標誘導レンジを2.25−2.50%に引き上げることを決定し、目標誘導レンジの継続的な引き上げが適切になると予想する』

『委員会は、5月のバランスシートの規模を縮小するための計画に記載されているように、保有する米国債およびエージェンシーローン担保証券を引き続き削減する』

『委員会はインフレを2%の目標に戻すことに強くコミット』

『金融政策の適切な姿勢を評価するに当たり、委員会は今後もたらされる経済見通しに関する情報の意味を引き続き監視する』

『もしも委員会の目標の達成を妨げる可能性があるリスクが生じた場合、委員会は金融政策の姿勢を適切に調整する準備がある』

『委員会の評価は、公衆衛生に関連する情報、労働市場の状況、インフレ圧力、インフレ期待、金融と世界の動向を含む幅広い情報を考慮する』

『今回の金融政策決定は全会一致』

 

声明文で重要なキーセンテンスは赤文字の部分でしょう。

FRBはインフレ対策が最重要事項、すべてに優先するとの見方を変えていません。

 

 

パウエルFRB総裁の会見は以下の通りです。

『我々はインフレを抑えるために迅速に取り組んでいる』

『インフレを低下させることが不可欠』

『バランスシートを大幅に削減するプロセスを継続』

『利上げのペースはデータ次第』

『今後数ヶ月の間にインフレが低下する説得力のある証拠を探している』

『ある時点で利上げ速度を緩めることが適切であるだろう』

『必要であれば、大幅利上げに躊躇しない』

会合ごとに新たな判断すべき時期に来ていると思う『』

『直近のインフレ指標は予想より悪かった』

『リセッションにはならないと考える』

『金利変更についてより明確でないガイダンスを示していく』

『緩みを作るために経済成長の減速が必要』

『今、我々は中立的な立場にある』

『いつ利上げを減速させるか、まだ決定していない』

『金利の見通しは6月時点の予想とほぼ一致』

『ソフトランディングはここ数カ月でより困難になってきている』

『食料消費量の減少を実感』

 

主要な部分は、インフレ対策継続も今後の対応はデータ次第と。

何度もdepend on dataとの文言が出てきており、市場にヒントを与えない、市場に偏った見方を与えないとの姿勢が伺えました。

 

※これは、小生がいつも株高偏重と批判するテレ東のモーサタの冒頭で出てきた森本さん、途中の鈴木さんとも意見が近かったかもです。

今朝のモーサタは中立的で、FOMCの事実内容を伝え、良かったと個人的には思っています。

 

本題に戻りますが、にも拘わらず、青文字『ある時点で利上げ速度を緩めることが適切であるだろう』を今後の利上げ幅縮小と捉えるご都合解釈。

よく見てくださいね、直後に大幅な利上げも躊躇しないって書いてましね。

 

これって、好きな子に告白して、『今は分からない、好きなところも、嫌いなところもあるし、今は友人の一人でって』言われてさ、※※ちゃん、俺のこと好きやってって言うのと同じなんですね。

 

それぐらい、今回のFOMCは無い中で市場が欲しいものを無理くり引き出し、変換解釈してますね。

 

小生は0.75%の利上げ、声明文も、パウエル議長の会見も全くのド中立。

市場の株高、金利低下、ドル安クロス通貨高のリスク選好の動きは、株式市場、債券市場参加者の願う動きにしただけでしょう。

修正はあると見ています。

 

 

下記はドル円15分足です。

クリックしてください。大きくなります。

 

声明文の時もそうですが、議長会見時のブレが大きいですね。

最終的には上記で触れたように、利上げを緩める時期とのワードを良い方に解釈し、市場では株高、米金利低下の動き、為替市場ではドル安の反応になりました。

 

 

下記はユーロ円15分足

クリックしてください。大きくなります。

 

FOMC、その後のFRB議長の会見時のドル安の動きにユーロは買われる動きに。

 

ユーロ>日本円>米ドルの相関性でした。

 

下記は豪ドル円15分足

クリックしてください。大きくなります。

 

こちらもドル安、米株高のリスク選好の動きを受けて堅調でした。

 

豪ドル>ユーロ>日本円>米ドルの相関性でした。

 

 

NY金15分足

クリックしてください。大きくなります。

 

◆ドル建て金市場15ドル高、国内金市場の50円高内訳推

 

(米金利)0.03~0.06%の低下で5ドル前後の上昇要因

(為替)円軸で70~80銭程度のドル安クロス通貨高は5~10ドル程度の上昇

(為替2)ドル円の30銭程度のドル安円高は15~20円の下落要因

(米株)上昇でクロス通貨が上昇

 

換算値は15*4.4-3*5.5=+40 

 

為替市場

ドル円   136円50銭台

ユーロ円  139円銭台

豪ドル円  95円40銭台

 

🐱の為替3行まとめ

FOMC後のドル安

ドル安を受けクロス通貨は堅調

ただ、ドル安は市場のご都合主義解釈の可能性高い

 

 

昨日の昨日の米金利

 

米2年債利回り:2.9858(-0.067)
米10年債利回り:2.7849(-0.0219)
米30年債利回り:3.0637(0.0369)

 

上記で触れたようにパウエルFRB議長がある時点で利上げのペースを落とすことが適切である可能性が高いとの文言を過剰TAKEし金利は低下しました。

 

昨日の米株市場は下記のとおりです。

 

NYダウ工業株30種:32197.59 (436.05 )
NASDAQ総合指数:12032.42 (469.85 )
S&P500指数:4023.61 (102.56 )

 

こちらも、利上げペース鈍化を期待した上昇。

 

 

 

<貴金属>NY金市場8月限は1.4ドル高の1719.1ドル、換算値は引け後の時間外市場で上昇しており40円高です。


 昨日の大阪金夜間市場は一時7508円(-27円)まで下落しましたが、7602円(+68)まで上昇し、7585円(+50円)引けました。


 上記でも触れましたが、FOMC、パウエルFRB議長の会見後のドル安クロス通貨高、米金利低下の動きに、引け後のNY金時間外市場で上昇しました。

 

 解釈の問題ですが、個人的な小生の見解としては、流石にこの声明、この議長経験で利上げ幅縮小を見込むのはちょっとって思いますが、市場の動きですので。

 個人的にはFOMC後のドル安、米金利低下の動きは修正されるとは見ています。
 


 NY白金7月限は12.8ドル高の877.2ドル。 換算値40円高です。


 昨日の国内白金市場は上昇して始まり、一時3818円(+54円)まで上昇し、3802円(+38円)で引けました。

 

 白金市場は3300~3,400円台まで下落した場合のみ買いを検討します。

 再び遠ざかりましたが・・・

 

<ハンターポイント>

FOMC後のドル安、米金利低下の動きは市場のほしい動きに動きただけで、実際には修正される可能性が高いでしょう。

もっと読みやすいブログにします

ボタン押してください。お願いします!

にほんブログ村 先物取引ブログ 商品先物へにほんブログ村 先物取引ブログ 商品先物へにほんブログ村 先物取引ブログ 商品先物へ