米金利大幅上昇も・・・金市場は下げきれず・・・
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小生『おたまる家のルール変更』
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小生『本題に入ります』
本題に入ります。
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昨日の米株市場は以下の通りでした
NYダウ 33,891.35 + 596.4
ナスダック 13,752.02 +219.56
買戻し中心での上昇との報が多かった米株市場。
延期されましたが、ロシアとウクライナの停戦交渉が3日に行われる予定であることも高好感されました。
米金利の大幅上昇も株式市場の下げになりませんでした。
ほぼ前日分の上昇でした。
昨日の米金利は下記のとおりです。
米2年債利回り:1.522(0.1813)
米10年債利回り:1.8923(0.1648)
米30年債利回り:2.2593(0.1547)
全体に大幅高ですが、特に2年債金利の上昇幅が大きいですね。
パウエルFRB議会証言が効いたようです
その内容は以下の十です。
(※写真を変えてあげたいとも思いましたが、彼が仕事をちゃんとしてからにします)
『3月の利上げは適切になると考える』
『ウクライナ戦争が米経済に及ぼす影響は不確実性が高い』
『FRBはロシアとウクライナの状況を注意深く監視する』
『変動する見通しに対して俊敏である必要』
『バランスシート縮小は利上げ後に開始』
『インフレは年間を通じて低下すると予想。リスクを注視する』
『米労働市場は非常にタイト』
『賃金は数年に渡り最速のペースで上昇している』
『FRBは金利を引き上げ、資産ポートフォリオを縮小する準備をしている』
『FRBは非常に刺激的な金融政策から移行する必要がある』
『住宅ローンの利率が上がると、おそらく住宅需要が冷め始めるだろう』
『今月のFOMCでは0.25%の利上げを支持する方向に傾斜』
『インフレが高止まりの場合は0.50%の利上げもあり得る』
『インフレは目標をはるかに上回っている』
『ウクライナ戦争を踏まえて慎重に進める』
『米国経済は非常に強く、労働市場は非常にタイト』
小生的には評価すべきは一昨日、一部で出始めた利上げ見送り論を完全否定したこと。
このインフレ時に利上げ見送りを期待するのは債券トレーダーのエゴでしかなく、いつまでも金融緩和が続くとのご都合主義、我田引水、唯我独尊すぎる??いい言葉が思いつきませんが・・
パウエルを評価できないのは利上げ幅を25bpにしそうなこと。
本来は昨年末に利上げし、1月も利上げ、3月に3回目の利上げとバランスシートの縮小まで行くべきであったと小生は考えますし、実際に7.5%の物価上昇を勘案すれば、ここまでの利上げの遅れはFRBの失政です。
下記は米2年債金利60分足
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一昨日の金利低下分以上の戻り幅ですね。
株式市場の反発の要因もありますが、パウエル議会証言以降、更に米金利は上昇の動きでした。
下記は米10年債金利30分足
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昨日書いた『小生は大いに疑問がある。
今回のウクライナ情勢では原油を含め、貴金属、非鉄、小麦を主導に穀物も全般に上昇しています。
物価が上昇する事態の中、景気減速を嫌い、FRBが利上げを躊躇するというのは、中央銀行の最大の責務は株価水準の維持ではなく、物価の安定であるはずです』
は一応米金利については間違っていなかったということですが・・・
小生は債券トレーダーではない。
金価格が下げない限り、お客様にご迷惑をかけたままです。
すみません。
そのNY金ですが・・・
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夕刻の上昇場面、7197円(64円高)から一時7085円(48円安)まで下落も、その後は再びプラス圏で引ける動きでした。
ウクライナ情勢でロシア産エネルギーの供給が途絶えることへの懸念で原油は大幅に上昇。
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流石に上昇幅が大きく、今後需要減、OPECからの生産増で少しは上昇も緩和されるでしょうけど・・・・
オランダの天然ガス先物が一時50%以上、上昇したそうなんで・・・
為替市場
ドル円 115円50銭台
ユーロ円 128円40銭台
豪ドル円 84円20銭台
<貴金属>NY金市場4月限は21.5ドル安の1922.3ドル、換算値は10円高±10円です。
昨日の大阪金夜間市場は一時7197円(+64円)まで上昇しましたが、7085円(-48円)まで下落後、7158円(+25円)引けました。
上記でも触れましたが、リスク回避の巻き戻し、パウエルFRBの議会証言等の内容で米金利が大幅に上昇したことはNY金市場の反落要因でしたが、ウクライナの地政学的リスクに下げ幅は昨日の上昇分の半分程度にとどまり、国内金市場は為替市場の円安もあってプラス圏で夜間市場を終えています。
パウエル議長の発言内容で利上げ見送りは消滅、25bpの利上げが基本も50bpの可能性も若干残る形になりました。
今回25bpの利上げでとどまった場合、ウクライナ情勢で余計にインフレが進行したこともあり、夏には50bpどころか100bpの利上げをFRBは余儀なくされる可能性が高いとは見ています。
いずれにしても、ウクライナ情勢以外での上昇要因はもはやなく、ロシア軍のNATOとの戦闘、核兵器の使用でもない限り、もう一段の上昇の余地は少ないとは見ています。
NY白金4月限は116.1ドル高の10680ドル。 換算値は80円高です。
昨日の国内白金市場は上昇して始まり、一時3940円(+92円)まで上昇し、3931円(+83円)で引けました。
原油市場と同様にロシアからの供給懸念、市場の株高でのリスク選好の動きが大幅高の要因となったようです。
基本的には3300~3400円台まで下げた場合には買検討も、現状は不参加を継続とします。
<ハンターポイント>
地政学的リスクプレミアムはドル建て150ドル、国内金で500円ほどあるでしょう。
今後は地政学的プレミアムは剥落し下落と見ています。
また、利上げ見通しの後退も物価上昇の状況では行き過ぎ・・・
基本的にもこの金利の上昇での金市場は割高すぎでしょう。
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