パウエル議会証言二日目、連銀総裁はタカ派とハト派が対峙し・・・
だんだん相場が複雑かつ、難解になっています。
経済指標はどう判断すべきか、為替や他市場との関係性、またトレードのタイミングや建ち玉の管理など困っている方は多いと思います。
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おはようございます。
本当に報道は怖いし偏っている。
小生、昨日も言いましたが自民党政権を支持しないし、菅総理は首相向きではないと思っている。
そのうえで申しあげます。
コロナ感染拡大は国民、都民の責任です。
報道も、国民も何でもかんでも政府のせいにしすぎ。
酒を飲み、好き勝手ふるまっています。
文句を言いたいのであれば、まき散らした中国がそもそもの加害者なんだから中国大使館や領事館の前で文句を言えばいい。
なんでもカンでも日本政府のせいにするのは、日本が低負担の割に高福祉すぎるから。
生活保護もそうですが、働かざるもの食うべからずです、本来は。
文句を言えば国が何とかすると、自助努力が足りないんです。
小生はお金に困っていますが、公的支援は受けていません。
飲食店店主も文句言う前に、ほかの仕事を掛け持ちでもしてますか?
先の大戦中の日本人は本当に我慢強かった。
今の高齢者は戦後生まれで、バブルを経験し、ほんとどうしようもない。
自分の母親や同性代を見ていて本当にそう思う。
人世代前の高齢者はわがまま言わず、贅沢は駄目との考えで・・・これぐらいにしましょう。
本題に入ります。
二日目のパウエルFRB議長の議会証言は以下の通りでした。
基本的に同じ内容のものは省略されているようです。
『金融機関は十分に資本化されている』
『金融システムにおける損失吸収のための資本レベルは適正』
『FOMCは国債やMBS買い入れについて今後数週間で協議する予定』
『テーパリングを始めるために新たな労働力参加の傾向を理解する必要はない』
『インフレ率は2%をはるかに上回っている』
『2%をはるかに超えるインフレはいいとは思わない』
『債務は持続可能な軌道に戻る必要がある』
『インフレの上振れは予想よりも大きい』
『インフレ期待が許容範囲を超えた場合は対応する』
『FEDのバランスシートはいずれ8兆ドル以下に縮小するだろう』
『EDの当局者は次の会議で資産の構成・購入のペースについて話し合う』
『財政状態は非常に順応性がある』
『サイバーセキュリティリスクが金融の安定性に対する最大の脅威』
『市場は泡立っているとの感触を時折受ける』
『気候変動は長期的には広範な経済リスクをもたらす』
二日目のパウエルFRB議長の議会証言は特段の新たな材料はなかったようです。
それよりも日本時間の昨日21時頃のブラード・セントルイス連銀総裁の発言のほうがニュースかもでした。発言内容は
『緊急措置を終わらせる時になっている』
『高インフレの一部は一時的なもの』
『インフレ上昇の一部は2022年まで持続可能』
高インフレの一部は一時的としながらもインフレが来年まで継続し、資産購入の停止を主張するものでタカ派でした。
一方でエヴァンス・シカゴ連銀総裁は
『テーパリングの時期を調整するのに2−3カ月以上はかかる』
『年末の失業率が4.5%なら金融政策の調整あり得る』
『インフレが一時的であることに自信がある』
『利上げは2024年と引き続き予想する』
テーパリングの可能性に言及も調整に2~3か月要する十いい、インフレが一時的で利上げ予想は2024年にとハト派的なスタンス・・・
いずれにしても早期テーパリングの主張するタカ派メンバーと政策維持のハト派姿勢のメンバーが混在することは事実ですが、ほんの数か月前まではほぼ全員がハト派であったことを勘案すれば、FRBもタカ派方向に傾き始めていることは事実です。
昨日の市場が以下の通りです
NYダウ 34,987.02 +53.79ドル
ナスダック 14,543.13 -101.82
米10年債利回り 1.29 -0.06
ドル円109円80銭台
ユーロ円129円70銭台
豪ドル円81円50銭台
株式市場はダウプラスにナスダックはマイナスと方向感のない動きでした。
上記でも触れましたが、パウエルFRBの議会証言の二日目は特段ニュースにはならずでした。
ブラード総裁のタカ派発言、エヴァンスのハト派発言が対峙する内容でした。
米金利低下は金市場には上昇要因もクロス通貨の下落に伴うドル高は金市場にはネガティブ、米市場では相殺し小動きでした。
<貴金属>NY金市場8月限4.0ドル高の1829.0ドル、換算値は変わらずです。
昨日の大阪金時間外市場は一時6469円(+10円)まで上昇しましたが、6435円(-24円)まで下落し、6455円(-4円)引けました。
上記でも触れましたが、パウエルFRB議長の議会証言二日目は材料にならず、タカ派、ハト派総裁のそれぞれの発言も反応は限定的でした。
金利低下もクロス通貨の下落に伴うドル高のほうがやや圧迫要因になるのではとは見ています。
タカ派を超えて超タカ派、ワシ派であった先月のFOMC、その次週ではややスピード調整的な発言をしたパウエルFRB議長ですが、基本的なスタンスに変更はありませんでした。
ドル建て金市場はFOMCの下落後の横移動から先週再び下に放れた動きから半分は戻すも、目先は6000円近辺までの下落があるとみています。
2013年当時下げ始めていた金市場はバーナンキ発言で3か月で600ドルの下げでした。
今回も同様かそれ以上の下げはあるとみています。
方針は継続とします。
戻りがあれば売り一貫で。
買い越しは間違っても厳禁です!!
売り方針継続方針です。
金市場の高値に慣れすぎで、少しでも戻すと金市場が再度上がると思う人が多すぎです。
いったん天井打ち市場で多少の戻りで騒ぐべきではない。
NY白金10月は9.6ドル高の1137.7ドル。 換算値は10円高です。
昨日の国内白金市場は一時3980円(-26円)まで下落しましたが、4027円(+21円)まで上昇し、4015円(+9円)で引けました。
下値の買い(過去分の文章見てください2800円時のです)がある方は引き続き保有。
金市場の下落に下げる予想も金市場の売りを保有しておれば白金市場の買いポジションは継続でいいでしょう。
白金の買いだけであれば金市場でヘッジで売っておくべくのも一考でしょう。
<ハンターポイント>
米消費者物価指数は3か月連続の上振れ。
パウエルの議会証言はハト派的な感じも、FRBの早期の緩和縮小に金市場は再下落の動きとなるでしょう。
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