米雇用統計の勝手な予想と人民元建てから金価格の水準を・・・・ | 場勘ハンターおたまるのブログ【商品先物版】

米雇用統計の勝手な予想と人民元建てから金価格の水準を・・・・

昨日のプレミアムが2.15ドル、人民元建てが366.2元、プレミアム固定で計算すれば、推測ドル建てドル建て金価格は1730ドルです。

 

NY金の引け値が1729ドル台ですのでほぼ適正水準です。

 

国内金価格は少し割安でしたので、10時以降は少し修正された動きです。

 

 

米国の失業保険受給期間は週ごとに異なりますが、多くの州で26週間です。

 

現在では失業保険の特例加算措置などもありますが、13週間のパンデミック支援プログラムは昨年7月で失効後、21年3月14日までの最長11週間、バイデン政権下でさらに特例措置は9月末まで延長されていますので、失業保険の受給者の減少は雇用者数の増加とみなしてよいと考えます。

 

先週12日、雇用統計集計日同日の失業保険の継続受給者数は387万人で前月からの441.9万人からは54.9万人の減少です。

 

つまり、最低限54.9万人雇用者は確実に増えているとみていいでしょう。

 

更に、米国では仕事探しをしていない人は失業者とはみなしませんので、職探しを始めた人の増加で労働参加率の増加、実際に就職した人の数も勘案すれば事前予想の64.7万人を十分に超える可能性は高いとは見ています。