リスク回避の動きに株安、円高、商品市場全面安
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おはようございます。
市場全体にリスク回避の動きで全面安でした。
予想を外しています。
すみません。
昨日の米国市場は
NYダウで137.51ドル安の25162.41ドル
ナスダックは96.78ポイント下落の7774.12
米長期金利は0.04ポイント低下の2.85%
アジア時間終盤、欧州時間前に一旦は上昇したトルコリラでしたが、トルコの裁判所が米国人牧師の開放を認めなかったことや、トルコが米国製品に輸入関税をかけたことなどで再びトルコリラが下落、為替市場はクロス通貨全体に円高が進行しました。
米市場でも株安、円高の流れは変わらず、米債市場だけが買われ金利は低下の動きとなりました。
米中の貿易戦争が解決してない中、新たにトルコリラの急落というリスク回避の要因が出てきたことはリスク商品には下落要因でしょう。
株安で商品市場では原油などが下落するのは当然でしょう。
問題は金市場。
確かに円高で且つ、クロス通貨安は一番下げやすい組み合わせです。
ただ、ギリシャショックの時もユーロが下落する中、金市場は行き過ぎたリスク回避の動きには上昇しました。
米国が利上げサイクルに入り、FRB保有資産を縮小している中では、緩和時代とは違う動きがあるのは仕方がないのでしょうが、現状は1200ドルを大きく割れてきたNY金市場、白金にいたっては800ドルを大きく割れている状況。
CFTCの建ち玉明細から、すでにNY金市場では投機筋は売り越しになっているでしょうし、白金市場ではすでに売り越しです。
いったん上昇に転じれば大きく反発するのでしょうが、問題はタイミングとその価格が現状で届いたかどうかです。
各銘柄については下記で。
経済指標予定はこちらクリックで開きます)で確認してください。
為替市場は下記の通りです。
ドル円110円70銭台
ユーロ円125円60銭台
豪ドル円80円10銭台
<貴金属>NY金市場12月限は15.6ドル安の1180.5ドル、換算値は65~70円安です。
昨日の東京金時間外市場は一時4,244円(+7円)まで上昇しましたが、4163円(-74円)まで下落し、4169円(-69円)で引けました。
上記でも触れましたが、市場全体にリスク回避の動きも安全資産買いが入らず、為替市場でのクロス通貨の下落が円高且つドル高の動きとなっており、東京金市場にはネガティブ要因となっています。
ここまでの下げ材料は先月は人民元安、今月の初めは円高、ここにきてトルコリラの下落に伴う新興国通貨やクロス通貨の下落に伴う円高且つドル高の動きが要因でした。
CFTCの建ち玉明細ではNY金の投機筋の買い越しは先週の火曜日時点で12,688枚まで大幅に縮小しており、現状は更なる価格の下落に売り越しでしょう。
いったん上昇に転じれば、国内外市場とも買戻しに大幅な反発が期待できます。
現状は買い方針継続とします。
NY白金市場10月限は29.8ドル安の771.9ドル。換算値は80円安です。
昨日の東京白金時間外市場は一時2,827円(+14円)まで上昇しましたが、2682円(-131円)まで下落し、2730円(-83円)で引けました。
現状では800ドルを大きく割れています。
南アランドや、ロシア・ルーブルの下落など生産国通貨の下落で白金市場にはネガティブですが、さすがに下落しすぎでしょう。
先日、南ア鉱山会社のインパラ・プラチナムが生産コスト割れが続く中、鉱区売却を検討との報や今後2年間で1.3万人の人員削減も発表したことは白金市場には将来的には上昇要因となるでしょう。
買い方針継続、買い玉維持で。
<原油>NY原油9月限は2.03ドル安の65.01ドルです。
トルコリラ下げ一服でリスク選好的な動きもドル高が圧迫要因。
<ハンターポイント>
市場での行き過ぎは常にあること。
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