予想を下回る米小売と物価指標を受けて
だんだん相場が複雑かつ、難解になっています。
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おはようございます。
昨日の欧州時間では資源国通貨安の流れにアジア時間では上昇していた金市場も一時は下落の動きでした。
ただ、米国時間入り後、米経済指標が予想を下回るとドル安、米長期金利低下の動きでNY金市場は再び上昇に転じました。
その米経済指標ですが、米小売が0.2%上昇予想が0.1%増、自動車を除くコアも事前予想を下回り、前月分も下方修正されたことで数字以上に印象は悪いかも知れません。
更に、同時刻に発表された生産者物価指数も事前予想を下回りましたので、市場では更に利上げ先送り期待が強まったと言えるでしょう。
先々週末の米雇用統計後の上昇は過剰な反応と言いましたが、本日のドル安や米金利低下の動きは米経済指標を受けて普通の動きと見ています。
欧州時間の金市場の動きを見る限り、米小売などが事前予想通りであれば、このようなドル安や金利の低下は無く、金市場は下げたでしょう。
正直、昨日の米小売が予想を下回ったことは、売り方針の小生ととしては痛かったですし、予想を外して申し訳なく思っております、すみません。
市場は、年内の利上げに関して無いとの見方が多くなっているでしょう。
もちろん、年内の利上げがあった場合は、市場の利上げ想定がなされていない分、ドル高や金利の上昇の動き、金市場には下げの要因になるでしょう。
もう一度、米雇用情勢に関して考えますと、NY連銀ダドリー総裁は12~15万人の雇用者の増加で十分との発言があり、昨日はフィラデルフィア連銀・ラッカー総裁が10万人増でも十分との発言がありました。
両者の発言は事実で、20万人の雇用者の増加が必要としている報道や市場が間違っています。
小生もこれまでの記事にも書かせていただきましたが、雇用者の増加はこれまでの累積があります。
現状では15万人の雇用者の増加で十分でしょうし、失業率が5%を割れば10万の雇用者の増加でも増えてさえいれば十分でしょう。
まず、市場で雇用統計の見方が改められ、更に、昨日は悪かった小売など米実体経済に伴う指標がある程度の数字であれば利上げは可能でしょう。
まとめますと、昨日の米経済指標のでの動きは正当性はあるも、先々週末の米雇用統計以降に金市場は大きく上昇しましたので、その分は割高でしょう。
1180ドル台まで上昇した金市場ではアジア市場での現物需要は減退するでしょう。
買い手は、米国市場での株安の安全資産買いと米利上げ先送り期待での買いですが、米国の利上げがいずれ行われることを勘案すれば長期保有の買いではなく、現状の金価格の水準は継続はしないと見ています。
続きは下記の各銘柄のコーナーで。
経済指標はこちら
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為替市場下記の通りです
ドル円は118円70銭台、
ユーロ円は136円30銭台
豪ドル円は86円70銭台です。
昨日の東京金時間外市場は一時4455円(-41円)まで下落しましたが、4525円(+29円)まで上昇し、4517円(+21円)で引けました。
上記でも触れましたが、米国の小売など経済指標が事前予想を下回り、市場では更に利上げ先送り期待が強まったことが上昇要因です。
米長期金利が2%を割れ込み、市場では米金融当局者がなんと言おうと年内の利上げは無いとの見方が強まったのかも知れません。
ただし、利上げは先送り観測での上昇ですので、実際に利上げ先送りでの上昇余地は少なく、逆に利上げが行われた場合は米金利の上昇など、金市場には下げ易い環境になります。
現状は売り越し方針継続。
ただし、再び4200円台では利食いとします。
NY白金1月限は3.3ドル安の992.6ドル。換算値は15円安です
昨日の東京白金時間外市場は一時3839円(+7円)まで上昇しましたが、3791円(-41円)まで下落し、3816円(-16円)で引けました。
フォルクスワーゲンの不正で下げの後の反発も一服の動き。
金市場の上昇でも直近の高値3852円は更新しておらず、戻りも目先は一杯でしょう。
将来上昇するにしても調整安はあるでしょう。
次の下落では3400円台は無いかも知れませんが、3500円に近づく場面では買うべきとの方針は継続です。
ただし、資金配分のルール(出っ張りポジションは全体の25~30%まで)は守ってください。
<石油製品>NY原油⑩は46ドル台です。
やはり、50ドルでは重かったようですね。
小生は原油はやりません。
<ハンターポイント>
昨日の米経済指標は素直に悪い。
ただ、既に利上げ先送り期待の動きはありましたので、これ以上の金市場の上げ余地は少ないでしょう。
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