ギリシャ再選挙、緊縮財政派過半数超え。
おはようございます。
日本国内ではどこかのアイドルグループの総選挙よりも報道が少なかったギリシャの再選挙ですが、マーケットでは大大大イベントでした。
結果は公開開票速報のものでありますが、旧与党、緊縮財政派の新民主主義党(ND)が30%の票を獲得し第一党に全ギリシャ社会主義運動(PASOK)と合わせて過半数を超えることが確実視されています。
急進左派連合が勝利し、緊縮財政の破棄、ギリシャの早期のユーロ離脱の可能性が高まることでの市場に大混乱が起こると言うことは回避された・・・・
ただ、緊縮財政派が勝ったことでギリシャの混乱がなくなったわけではなく、今後も厳しい緊縮財政を続けなくてはならず、ユーロ離脱の可能性は付きまとうでしょう。
更に、ユーロ全体ではスペインの銀行への信用も揺らいでおり、今回の選挙結果はとりあえず目先の危機は回避は出来ても、先々は問題は山積みであることは否めないでしょう。
そもそも、先週の後半は、ギリシャ選挙の有事には中央銀行が協調して資金供給等を行なう金融緩和期待、FOMCでのQE3期待もあって米国市場は木曜日、金曜日の二日間でNYダウが155.53ドル高、115.26ドル高と270ドルの上昇になっていました。
ギリシャの再選挙での緊縮財政派の勝利はマーケットにはプラス要因も、金融緩和後退分が相殺されれば、選挙結果の恩恵でのリスク選好の動きがそれほど強くならないケースもあります。
少なくと目先はユーロは上昇するでしょうが、先行して上げた株式市場は伸び悩み?でドル建ての金市場は金融緩和後退、安全資産買いの手仕舞いでドル安のリスク選好の動きにも軟調な動きの可能性は高いでしょう。
個別商品市場においては下記で。
為替市場は下記の通りです
ドル円は79円10銭台、
ユーロ円は100円80銭台
豪ドル円は80円00銭台です。
<貴金属>NY金8月は8.5ドル高の1628.1ドル、換算値は変らずです。
先週末の東京金時間外市場一時4143円(+16円)まで上昇しましたが、4102(-25円)ま下落し、4122円(-5円)で引けました。
上記でも書きましたが、ギリシャの再選挙での緊縮財政派の勝利は市場全般にはリスク選好の動きでユーロ高ドル安も、金融緩和の後退と安全資産買いが手仕舞いされるドル建ての金市場にはマイナスでしょう。
為替が全般に円安に動く分は東京金市場にはプラス要因。
7時現在は換算値上は変らずですが、急進左派が勝利してユーロが暴落し、株が下げた場合、安全資産買いと金融緩和期待が上昇したのでそちらのほうが金市場には上昇のシナリオの可能性が高かったかも知れません。
金市場には選挙結果がどちらがプラス要素であったか難しいのですが、先週後半に金融緩和期待が強まっていたことを勘案すれば、現状の緊縮財政派勝利はやや金市場にはマイナス要素の可能性は高かったでしょう。
目先は安全資産買い、金融緩和期待後退分の下げを想定でいいでしょう。
4000~4050円ぐらいまでの調整か。
NY白金7月限は0.4ドル安の1487.2ドル。換算値は10円安です。
先週末の東京白金時間外市場は一時3822円(+8円)まで上昇しましたが、3775円(-39円)まで下落し、3780(-34円)で引けました。
欧州の不安要素が一つ後退で、白金市場にとっては金市場よりはポジティブ要因かもしれません。
ただ、今後も欧州の不安は残るでしょうから、できれば下げる場面で買い拾いたい。
再び3500円近辺があれば理想。
<石油製品>NY原油⑥は85ドル前半の水準です。
ギリシャ選挙の結果は好感も、世界的な需要減で上値も重いか。
<ハンターポイント>
ギリシャの選挙結果を受けて世界的にリスク選好も、先週に金融緩和期待で上げている市場は過信禁物で。
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