実体経済の悪さの中で、マーケットの動きは?
おはようございます。
昨日の米国株式市場は小幅に上昇。
商品市場も全般に堅調でした。
イタリアのモンティ首相が欧州連合(EU)非公式首脳会議に参加した指導者の過半数がユーロ共同債への支持を示唆したと述べたことが好感されて上昇したとのコメントが主のようですね。
ただ、昨日に実際に発表された経済指標に目を向けると、ドイツのPMI製造業指数は事前予想の47.0に対して実際には更に悪い45.0、ユーロ圏製造業PMIも45.0で事前予想の46.0よりも悪化しています。
更にドイツの経済指標に目を向けますと、GDP確報値は事前予想を通りも、IFO景気動向指数が106.9と事前予想の109.4を下回りました。
これまでユーロ安の恩恵で輸出業などが好調であったドイツですが、欧州高債務国のリセッションの影響を受け始めたと思われ、更に中国などの新興国の景気鈍化の影響もあると見ていいのでしょう。
事実、昨日発表のHSBCの製造業PMIは48.7で先月の49.3から悪化しており、中国の実体経済の減速を示すものと見ていいでしょう。
一昨日の米国市場の後半から戻し、昨日も経済指標の悪い内容にも関わらず市場は下げませんでしたが、ギリシャの問題で過度に先行して大きく下げていたことが買戻しや反動高要因になったと考えていいでしょう。
ただ、あくまでも下げていたことでの反動ですので、昨日のように更に実体経済の悪化を示す経済指標が出たことで、マーケット全体が大きく反発して上昇する可能性は低いでしょう。
リーマンショック後と異なり、米国の経済が欧州や新興国よりは状態は悪くないので、米国の金融緩和の可能性も現状では低くドル高の要因で、金市場を中心に商品市場は上げにくい環境といえるのではないでしょうか。
個別商品市場においては下記で
為替市場は以下の通りです
ドル円は79円50銭台、
ユーロ円は99円70銭台
豪ドル円は77円60銭台です。
<貴金属>NY金6月は9.1ドル高の1557.5ドル、換算値は5円高です。
昨日の東京金時間外市場は一時3968円(-19円)まで下落しましたが、4038円(+51円)まで上昇、その後再び軟化し3984円(-3円)で引けました。
もう少し上の値段で売れましたね・・・・
すみませんでした。
市場全般の反発で市場参加者のリスク許容度が増したこと、IMF(国際通貨基金)の発表で中央銀行の保有金の増加が示されたことが好感されました。
確かに、中銀の金保有高は常に増加傾向ですが、欧州問題でのユーロの下落もあって外貨準備のドルやユーロ偏重を見直す動きが主でしょう。
それよりも現物買いがインドや中国で価格下落にも関わらず、ルピー安や新興国の景気鈍化で強まらないことのほうが現物市場ではテイクされるでしょう。
一昨日の米国時間終盤から市場全般の戻り下げ渋りもあって、一旦下落も戻しましたが、昨日の夜間市場で戻り一杯でしょう。
現状は売り方針で。
3920円の安値近辺から、割れての突っ込み場面では分散して買い戻す方針です。
NY白金7月限は8.3ドル高の1422.4ドル。換算値は変らずです。
昨日の東京白金市場は一時は3623円(-24円)まで下落しましたが、3682円(+35円)まで上昇し、その後は再び軟化し3645円(-2円)で引けました。
金市場同様に市場全般の戻りや下げ渋りに夜間市場では反発場面もありましたが、ダレて引けました。
金市場の戻り売りの流れで下げるでしょうが、ここから大きく下げる場面は買ってみたい。
3500円台に入る動きがあれば金市場に比べて下げにくいでしょう。
仮に金市場がここから200円程度下げて3800円を割れても、白金市場は100~150円程度の下げで一杯でしょう。
突っ込み場面での買いは検討、現状は金市場の戻り売りに呼応した動きと見ます。
<石油製品>NY原油⑥は90ドル後半の水準です。
ギリシャ問題も下げは限定的でした。
<ハンターポイント>
東京市場は相変わらず小動きの動きになりそうですが、金市場は目先の戻りを出したでしょう。
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