全般に小幅なリスクオンの動き | 場勘ハンターおたまるのブログ【商品先物版】

全般に小幅なリスクオンの動き

おはようございます。

東京金市場など国内商品市場は一昨日は円安から上昇で円安一服で上げ幅縮小、昨日は円高進行で下落後円安方向に戻し下げ幅縮小の動きでした。

ドル円を中心とした為替の動きに支配される動きが数日続きましたが、ここ半日はドル円の動きは落ち着き、ドルに対してユーロや資源国通貨が上昇するリスクオンの動きになっています。

本日のECBの3年もの資金供給オペへの期待、バーナンキFRB議長の議会証言も控え金融緩和期待での市場全般の上昇ですが、特にECBの資金供給オペは前回同様に50兆円程度の規模が期待されており、実際の数字がそれを上回るか否かで市場への影響は大きいでしょう。

昨日の米国の株式市場ではナスダックの上昇はアップルの上昇の貢献度が大きいので度外視も、NYダウで2008年5月以来の1万3000ドルに乗せました。

昨日の米国の経済指標では1月の耐久財受注が予想を下回るも景況感指数が予想を上回りました。

耐久財受注の悪化は今後の製造業の失速の可能性があり、原油価格上昇によるガソリン価格の上昇は米国の個人消費の足かせになりえますが、現状は景気回復期待から楽観論が支配なのでしょう。

ガソリン高が続けばどこかで歪が来るでしょうから、2~3ヶ月先の経済指標は悪化しているかもしれませんね・・・

現在は米国の景気回復期待があるとは言え、それだけでは株式市場は高すぎますので、金融緩和による過剰流動性、つまり金余りが全てともいえます。

その上で、上記にも書きましたが、ECBの資金供給オペは実質欧州版QEですので、金融緩和が続くか限界か今回の、ECBの資金供給オペの規模には注目です。

個別商品市場においては下記で。
為替市場は以下の通りです
ドル円は80円40銭台、
ユーロ円は108円30銭台
豪ドル円は86円60銭台です。


<貴金属>NY金2月限13.5ドル高の1788.4ドル、換算値は20円高です。

昨日の東京金時間外市場一時は4601円(-7円)まで下落しましたが、4644円(+32円)まで上昇し、4622円(+14)で引けました。

ここ数日間は円が安いか高いかで、ドルと他の外貨のドルストレートはあまり動きていませんでしたが、本日はドル安が進行しドル建ての貴金属市場は堅調です。

特に銀市場など大きく上昇しており、ファンド筋を中心とした投機的な資金の貴金属市場への流入が続いていることが窺えます。

金市場の上昇により、インドなど輸入量が減少、買い手はファンドの一手買いの様相。

ファンドは順張りですので価格の上昇場面では買い進みますが、一旦下げに転じれば一気に手仕舞い売りに動きます。
ストップロス的な売りが来れば下げが始まるでしょうが、ドル建て金市場が下げない限りはファンドは居座るでしょう。

新規で売り参戦は下げ始めてから再度考えます。

買いは高値から200~300円の調整は待ちたい。


NY白金4月限9.2ドル高の1723.5ドル。換算値は20円高です。
昨日の東京白金市場は上昇して始まり、一時4497円(+52円)まで上昇し、4454円(+9円)で引けました。

金市場同様にドル安、市場全般のリスク選好の動きに上昇しましたが、値幅は少ないです。

新甫の4535円を超えない限りは目先の天井の可能性はありますが、それは金市場よりも上値が重い可能性が高く、金市場のほうが高値を出す余地があるのは事実でしょう。

金市場が崩れれば下げの参戦も可でしょう。

新規の買いは200~300円の調整後に検討の方針は継続です。


<石油製品>NY原油③106ドル半ばの水準です。

イラン情勢で上昇しすぎましたので反動での下げ。

100ドルを超える現状の原油水準は景気活動にはマイナスです。


<ハンターポイント>

止まっている為替ですが、80円割れは円高進行のサインでそこから1円程度円高には注意が必要でしょう。

本日のECBの資金供給オペの規模が小さい場面にも金融緩和後退で金市場にはマイナス。


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