伊ベルルスコーニ首相辞任へ、市場は!?
おはようございます。
先週はギリシャの国民投票騒動でギリシャに市場の注目が集中しましたが、今週はイタリアのようです。
伊ベルルスコーニ首相が辞任の意向を表明しました。
報道では、伊下院は8日、同政権の事実上の信任投票と位置付けられていた2010年度会計報告を可決するも、造反する与党議員が出たことなどから賛成票は下院定数の過半数に届かなかったとのことです。
ただ、ベルルスコーニ辞任では株式市場は好感されての上昇。
日本の歴代首相も辞任時に株価は下落せず、上昇するマーケットにも人気の無い人たちが多かったですが、ベルルスコーニ首相もそのようです。
一見すれば、イタリアの政局の混迷は市場には悪材料に見えますし、イタリアも連立政権で今後の先行き不透明感は増しそうですが・・・・
事実、昨日もイタリア債の利回りはユーロ導入後の過去最高を更新しており、市場は不安を抱えながらも、株式市場は上昇する構図が継続しました。
商品市場も全般に上昇ですが、伊首相辞任の報が出てからは時間外市場では軟化しています。
原油市場は続伸で堅調地合い継続です。
個別商品市場においては下記で。
為替市場では不自然に78円で固定されていたドル円がやや円高に動きました。
政府、日銀の攻防介入が継続されているとの憶測は強く、可能性は高いと見ていますが、10兆円を超えて介入
し続けるも、予算が無限にあるわけではなく、逆に円高がないと見て売買に動く投資家の買いにより、ここの水準を破られたときの反動の円高が怖いです。。
いずれにしても、介入自体が人為的で、投機的な動きそのもので、そのことでマーケットの転換にはならないとは通説ですが、今回はどうでしょうか。
76円台はあっても、75円台は警戒されるとの見方が無難でしょう。
為替市場は下記の通りです
ドル円は77円70銭台、
ユーロ円は107円40銭台
豪ドル円は80円60銭台です。
<貴金属>NY金12月限は8.1ドル高の1799.2ドル、換算値は35円安です。
昨日の東京金時間外市場は、一時4510円(+14円)まで上昇しましたが、その後は4475円(-21円)まで下落し、結局上下動を2度繰り返し、4488円(-8円)で引けました。
米国立会時間中は上昇も、伊首相の辞任の報後に、リスク選好の動きになったこと、イタリアの債務危機懸念に対して入っていた安全資産買いは解消され、時間外市場では軟化しています。
最近の金市場はリスク選好時のドル安時に上昇する一方、イタリアの債務危機懸念に安全資産買いが入るなど、相反する買い材料が共存して上昇するケースがあります。
現状は安全資産買いの解消が勝った要ですが、株式市場は上昇でドル安が進行していることは上昇要因でしょう。
夏場の金市場が大きく上昇したのは安全資産買いでしたので、ここからの水準の上昇は安全資産買いが言いのかも知れませんが、リスク回避の動きが強まりすぎて、換金売りで大暴落したのも事実。
そこの部分の塩梅は難しいですが、将来的な金融緩和を背景に、緩やかに上昇するケースでは水準を上げていくのでしょう。
市場は東京市場での4500円、NY金市場での1800ドル達成でやや達成感もあり、調整の可能性もあるのは事実でしょう。
引き続き、理想、希望は4200円台、4300円台の押し目ですが、4400円近辺でも一部は買いを入れる方針で。
NY白金1月限は15.1ドル高の1673.1ドル。換算値は15円高です。
昨日の東京白金時間外市場は一時4135円(-18円)まで下落しましたが、4196円(+43円)まで上昇し、4179円(+26円)引けました。
市場全般の上昇もあり堅調ですが、4200円では溜まっています。
金市場が調整すれば、白金市場も下げるでしょう。
理想は4000円割れの買いですが、4100円を割れれば、押し目買いは一考。
<穀物> シカゴコーン12月限7.25セント高の660.20セント。換算値は100円高です
シカゴ大豆11月限は3.25セント高の1205.00セント。換算値は100円安です。
コーンは堅調地合い継続でしょう
<石油製品>NY原油⑫は956ル後半の水準です。
80~90ドルのレンジの上限を超えが続いていますが、100ドル超えは???
90ドル台でのレンジに移行か。
<ハンターポイント>
引き続き、欧州債務危機はイタリアへの不安が増大も市場は下げず。
どっかでまとめた下げのリスクがありそうですが、全面大幅安が来たら、貴金属市場は買うべしでしょう。
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