ECBは政策金利据え置きも欧州は金融緩和へ向かう。
おはようございます。
昨日の注目はECBの政策金利の発表でした。
20時45分の政策金利は1.5%で据え置きとなり、一部利下げの期待もあったことから上昇していた欧州株式市場は上げ幅を一時大きく縮小しました。
その後の21時30分のトリシェECB総裁の会見では以下のことを発表した。
・400億ユーロ相当のカバード債の購入を11月から開始
・2回の流動性オペによって期間12カ月と13カ月の資金を無制限に供給する
・リファイナンスオペでの無制限供給を少なくとも2012年7月まで継続する
専門用語が多くて難しいかも知れませんが、カバード債は資産裏づけのある社債です。
資金供給を潤沢に行い、金融機関の資金不足や市場への安心感を与えることが狙いでしょう。
政策金利は据え置きでしたが、金融緩和策が発表されたこと、利下げも検討されていたことなどで、今回のECBの政策が見直され再び市場はリスク選好の動きとなり、株式市場は大幅に上昇しました。
また、予想外にイングランド銀行(英中銀)資産買い入れプログラムを750億ポンド拡大し2750億ポンドにしたことも市場では好感された模様です。
一時はインフレ懸念から金融引締めに動いた欧州ですが、欧州の債務危機での先行き不透明感、け一気後退懸念払拭のために再び金融緩和へ舵取り。
米国のQE3の可能性も今後は残されており、新興国も金融引締めからやや緩和的な方向に変わりつつイアリ、世界的に金融緩和の流れとなりそうです。
商品市場でも緩和策を好感しての貴金属市場、原油市場は上昇。
市場全般のリスク選好の動きに全面的に堅調な動きとなりそうですが、今晩の米雇用統計や3連休を控えることで上昇後は小動きかもしれません。
個別商品市場においては下記で。
為替市場は下記の通りです
ドル円は76円60銭台、
ユーロ円は102円90銭台
豪ドル円は74円60銭台です。
<貴金属>NY金12月限は11.6ドル高の1653.2ドル、換算値は変わらずです。
昨日の東京金時間外市場は上昇して始まるも下落し、一時4030円(-37円)まで下落しましたが、4084円(+17円)まで上昇し、4079円(+12円)で引けました。
欧州の金融緩和、世界的に金融緩和の流れが出始めたことは金市場には上昇要因でしょう。
東京金市場は4000~4100円を中心とした動きが継続、時折水準を下げる場面もありますが、下値も限定的です。
中国市場の休場でアジア勢の現物買いが減少しているなか、水準を維持しており、来週に向けてもう一段の戻りはあるでしょう。
再び4100円台を回復し、4200~4300円台の戻りを想定しての買い越し維持でいいでしょう。
高値の買い玉が多く残存しており、戻りの後の押し目で本格的な買いを考えたいのですが。
NY白金1月限は14.3ドル高の1482.9ドル。換算値は50円高です。
昨日の東京白金時間外市場は上昇してはじまるも下落し、一時3684円(-22円)まで押しましたが、その後は再び上昇、一時3769円(+63円)まで上昇し、3754円(+48円)で引けました。
これまでの大幅な下落もあり昨日は大幅反発。
昨日は上下動はありましたが、地合いは堅調でもう一段の戻りは見込めそうです。
一昨日で底入れの可能性は高いでしょう。
この戻りの後一度押すでしょうが、一昨日の安値は割らず、ボトム形成となると見ています。
<穀物> シカゴコーン12月限は変わらずの605.50セント。換算値も変わらずです
シカゴ大豆11月限は変わらずの1163.75セント。換算値変わらずです。
無風の穀物市場。
外部環境は改善でやや堅調か。
<石油製品>NY原油⑨は82ドル前半の水準です。
80~90ドルのレンジに再び復帰。
レンジダウンは免れた?
<ハンターポイント>
貴金属市場の戻り想定継続。
世界的な金融緩和の流れを尊重したい。
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