イタリア危機!?ユーロ大幅安で市場は?
おはようございます。
先週末の米雇用統計の予想を下回る内容からリスクテイクの動きは手控えられていましたが、本日は欧州債務危機懸念の高まりでユーロが大幅安し、リスク回避の動きが強まりました。
PIIGSはポルトガル、イタリア、アイルランド、ギリシャ、スペインの債務危機懸念がある国の呼称ですが、ギリシャ債務危機懸念を手始めに、ポルトガル、アイルランド、ポルトガルに債務危機が波及するのではというレベルで、スペインまで広がれば大変だ、イタリアに波及したら大事だけどイタリアは大丈夫だろう・・・・と思われていた!?
昨日、イタリアの10年債利回りが5%を超えてたことで、『イタリアの10年国債利回りは破滅の縁からあと2ポイント弱の水準にあると』、エボリューション・セキュリティーズの債券責任者、ゲーリー・ジェンキンスが指摘したことが報じられています。
国債利回りが7%を超えれば支援が必要になるとのことですが、とうとう現実味が帯びてきたということでしょう。
ドイツ、フランスに次ぐEUでの第三位のGDPのイタリアで人口も6,000万人近くの大国、1,000万程度のギリシャとは規模も全く違い、危機が本格化すればユーロ崩壊の危機も否めません。
すぐにどうこうということは無いでしょうが、今後も欧州の債務危機は付いて回るでしょう。
米国株式市場は欧州の債務危機懸念もあり大幅続落。
NYダウは151.44安の12505.76ドル
商品市場は金市場のみ大幅続伸。
逃避資金による安全資産買い、質への逃避がみられました。
原油などリスク商品は株式市場安やドル高、リスク回避の動きに続落です。
個別商品市場はは下記で。
為替市場は下記の通りです
ドル円は80円30銭台、
ユーロ円は112円90銭台
豪ドル円は85円60銭台です。
<貴金属>NY金8月限は7.6ドル高の1549.2ドル、換算値は5円安です。
昨日の東京金時間外市場は一時4030円(+8円)まで上昇しましたが、3991円(-31円)まで下落し、結局4007円(-15円)で引けました。
上記でも書きましたが、欧州の債務危機懸念で逃避資金による安全資産買いが入り続伸しました。
欧州の債務危機で欧州周縁国の国債利回りが上昇、米国も債務の上限問題があり、結果安全資産として金市場に資金が集中しています。
ドル高にも関わらず上昇しているのは安全資産買いの典型ですので、資金流出時の急落には注意が必要でしょう。
イタリアの問題まで出てきたことでユーロのもう一段の下落の可能性は否定できません。
逃避資金により買われた場合、4000円半ばでは更に買い越し幅を縮小してもいいでしょう。
大きく続伸した場合はリスクをとらず、利食いをしポジションを無くすことも一考。
再び押し目があれば買います。
NY白金10月限は5.1ドル安の1728.3ドル。換算値は45円安です。
昨日の東京白金時間外市場は下落して始まり、4488円(-61円)まで下落し、4493円(-56円)で引けました。
安全資産として買われる金市場とは異なり、リスク商品の面を持ち合わしている白金市場は下落となっています。
ただ、ドル建ての金市場が上昇している分、下げ幅は抑えられていると見ていいでしょう。
昨日のここでの記事で4500円で再び買いを立てるとしましたが、ユーロの状況を見ながら少数枚数ずつがいいでしょう。
ここからのユーロの下落で金市場が上昇し、白金市場にも下げの反応をしなくなってくる場面が出てくるでしょうから、そこが狙い目。
4300円台までは行かないと見ますが、警戒は必要です。
<穀物> シカゴコーン12月限は4.25セント安の632.75セント。換算値は150円安です。
シカゴ大豆11月限は0.50セント高の1347.00セント。換算値は400円安です。
市場全般の下落を勘案すれば、コーンはしっかりでしょう。
再び値を戻すと見ています。
<石油製品>NY原油⑧は95ドル前半の水準です。
再び下落も下値は90ドル近辺でしょう。
<ハンターポイント>
明日ぐらいまでは調整安の想定の見方は継続です。
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